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 スペイン語翻訳者になろう vol.511


ピーチです。
先日百貨店に参りましたら、「森閑」としか形容しようがないほどの
静けさ、人の少なさに慄きました。
いや、人はいるのです。いるのですが、問題はそれが店員さんたちだけ
だということ。
2階以上のフロアでは「客は誰一人存在しない」という光景がしばしば。
おかげで、自分が通るたび、各売り場の店員さんから、腰を90度折り
曲げる丁寧さ極まれるお辞儀とともに「いらっしゃいませ」と厳かな声で
挨拶され(店舗の開店直後にのみ繰り広げられる、あの儀式です)、
そのたびに、
「あ、はい、どうも〜」
「や、こんにちは〜」
などと口の中でモゴモゴあやふやな返答を繰り返していましたが、
最後の方では、
「お疲れ様ですー。」
という言葉が口から飛び出しておりました。
全ての売り場で何か買ってあげるのは無理ですが、
「少しでもお金を落とすことが、ウイルス騒動により弱体化している
日本経済を回すのだ!」
という突発的使命感により、点々と買い物をしました(焼石に水なのは
わかっていますが)。
ちなみに、その日回った3つの百貨店、いずれも「森閑度」は
同レベルでした。
ただでさえ経営難と言われて久しい百貨店業界、今回の騒ぎによる
打撃は、計り知れないほど由々しきものでありましょう。それは勿論、
個人商店などでも同じかと思います。
わたしたちにできることの1つは、一部商品の買い占めではなく、
積極的な消費行動を取る(少なくとも、手控えない)ことなので
ありましょう。
そう言えば、ある百貨店の上のほうの階で、一部人だかりができている
売り場がありました。
「一体何事か?」と近づいてみますと、そこは催事場で、地方物産展を
やっていたのです。
大勢の人が列をなして食べ物を買い、イートインスペースでは
ご当地料理を思い思いにがっついていました(物産展は常に無敵艦隊!)。
どんな世になろうと、「最後に残るは、食欲」なんでしょうかね。
(食べ物で思い出しましたが、街中に「休餃中」という立て看板を
出している店屋がありまして、よく見ると、それは餃子専門店でした・・。
今度、「休餃」していないときに入ってみようと思います)
前置きが長くなりましたが、そろそろ翻訳のお勉強を始めましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【隕石(2)】

◇本日の課題
Segun el Departamento de sismologia y vulcanismo del Instituto de
Investigaciones Geologicas y Atmosfericas, el bolido entro' a la
atmosfera a las 20:18 horas del centro de Mexico.
De acuerdo con esa institucion, la explosion que captaron las camaras
fue producto de la friccion con la atmosfera terrestre que provoca
en muchas ocasiones la desintegracion del objeto celeste.


【語注】
El Departamento de Sismologia y Vulcanismo del Instituto de
Investigaciones Geologicas y Atmosfericas:
地質大気調査研究所の地震火山局
bolido :火球、隕石
institucion:機関
explosion :爆発
producto :結果、産物
friccion :摩擦
desintegracion:分裂、崩壊
objeto celeste:天体


【直訳例】
地質大気調査研究所の地震火山局によると、火球はメキシコの中央の20時18分
に大気に入った。
その機関によると、カメラがキャッチした爆発は、多くのケースで天体の崩壊
を引き起こす地球の大気との摩擦の産物であった。


◇本日の課題(再掲)
Segun el Departamento de sismologia y vulcanismo del Instituto de
Investigaciones Geologicas y Atmosfericas, el bolido entro' a la
atmosfera a las 20:18 horas del centro de Mexico.
De acuerdo con esa institucion, la explosion que captaron las camaras
fue producto de la friccion con la atmosfera terrestre que provoca
en muchas ocasiones la desintegracion del objeto celeste.


【練り訳例】
地質大気調査研究所の地震火山局によると、その火球はメキシコ中部時間20時
18分に大気に突入したとのことだ。
またカメラが捉えた爆発は大気との摩擦によるもので、多くの場合、隕石はそ
の摩擦によって分裂するという。

※ objeto celesteは「天体」ですが、この言葉は星や彗星等、非常に大きな物
体というイメージがあるので、ここは「隕石」としました。


◆編集後記◆
アースです。
プロ野球のオープン戦が無観客試合で行われていますが、入場料や
球場などでのグッズ販売はもちろん、球場までの通り道にある店なんかも
商売あがったりなんだろうなぁ、とお気の毒に思います。しかし数日前、
衛星放送でやっていた無観客試合の中継を観て、いままでとは違う感動を
覚えました。
それは「音」。
さすがにバットを振る音までは聞こえないものの、ピッチャーの投げた球が
キャッチャーミットに収まる音、会心のヒットを打ったときの打音、ボテボテ
ゴロのときの情けない音、審判の鋭い声などなど、特にやかましい日本の
プロ野球の試合では絶対に聞こえないような様々な音が実に新鮮に響いて、
どのチームの対戦か、得点はどうかなどそっちのけで、しばらくぼーっと
見入ってしまいました。
解説もやかましいことが多いので、副音声の「会場の音」にしました。
よって、聞こえてくるのは本当に球場の音のみ(もちろん選手や監督の
声は聞こえます)。
この日曜から始まった大相撲の無観客試合も、素晴らしい。
立ち会いの音。張り手の音。ばちん!て。痛そう。
それと行司さんの声。普段でも、観客が静まる立ち合い前の
「手をついて」や、取り組み中の「残った」はよく聞こえますが、
最後になんとかかんとか言ってるんですよねえ。よくわかんない
ですけど。
でもま、やはり観客がいてこそのプロスポーツですから、また正面升席に
陣取る林家ペー&パー子師匠のお姿を拝見したいものです。(そこ?)

 

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