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 スペイン語翻訳者になろう vol.504


おはようございます。ピーチです。
今週はE、Pともにハードスケジュールにより、メルマガ原稿の作成が
押せ押せになりました。後記でアースが語っている通り、今回の訳文は
改善できる点が多々あるはずです。
16歳のグレタさんの信念の強さや、行動力、発信力に、Pおばさんはもう
ひたすら頭が下がりっぱなしです。
しかし頭を下げたまま現実が見えなくなってはいけない、環境問題は
いまを、そして未来を生きるわたしたち全ての生き物にとって死活問題
ですから。
現在わたしは、「世界からコーヒーがなくなる前に」というフィンランド
人が綿密な取材の下に書いたノンフィクションを読んでいます。
コーヒーの「2050年問題」が懸念されている中、それを「30年後に起こる
危機」ではなく、「いまこの瞬間の問題」として認識し、今日からとるべき
行動を賢く選択していくことの必要性を痛感しているところです。
誰もが「グレタさん」にはなれなくても、グレタさんと同じ危機感を持って
暮らしていくことはできるはずです。その危機感の軸さえブレなければ、
日常の中に無数にある選択肢から1つなりを選び取ることは、それほど
難しくないのかもしれません。

それでは本題に入って参りましょう。


  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 話題のテーマを急いで読もう!
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【グレタ・トゥンベリ(1)】

La travesia de la activista Greta Thunberg en barco llego' a su fin,
tras 20 dias de viaje por el Atlantico. La sueca defensora del
medioambiente desembarco' este martes en Lisboa, su primera parada
en tierra de camino a Madrid, donde participara' de la COP 25.
スウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥンベリさん。20日間かけて大西洋
をヨットで横断する彼女の旅は終わりを迎え、この火曜日にポルトガルのリス
ボンに上陸した。彼女はこの後、マドリードで開催される第25回気候変動枠組
み条約締約国会議(COP25)に参加する予定だが、リスボンはマドリードまで
の陸路の出発地となる。

Segun uno de sus voceros, la adolescente no decidio' cuando dejara'
Portugal para ir a Espana. Una posibilidad seria utilizar el tren
nocturno que conecta las dos capitales. "No dejen de luchar por su
futuro", animo' a sus seguidores en un breve mensaje pronunciado a
su llegada a Lisboa, donde insistio' en que es necesario un trabajo
global para frenar la crisis climatica.
彼女のスポークスパーソンの一人によると、スペインに向けてポルトガルを出
立する日取りはまだ決めていないとのことだが、その方法としては、両都市を
結ぶ夜行列車が考えられる。リスボン到着時にトゥンベリさんは、「自分たち
の未来のために闘うことをやめないで」と支持者たちを鼓舞する短いメッセー
ジを発した。また気候変動を食い止めるため、世界的な取り組みが必要である
と繰り返し訴えた。

※ voceros が具体的に誰を指しているのか全く不明ですので、ここでは便宜
上、辞書にある語義の「スポークスマン」をあてました。


◆編集後記◆
アースです。
vocero は西和辞典では「代弁者、スポークスマン」ですが、トゥンベリ
さんは公的な資格で動いている人ではないですし、後援会?が存在する
という噂も聞きませんので(今やあるのかもしれませんが)、どのような
訳語をつけるべきか悩みました。結局、「情報筋」みたいなものかとか、
筆者がほとんど何も考えず、ただ「周りの人」程度の意識で使っている
可能性もあるのでは、とか、いろいろ意見は出ましたが、決めきれず、
上記のような形となりました。実際の仕事であれば、もう少し断定できる
まで調査・検討したうえで納品する必要があるかもしれません。また
特に第1段落はもっともっと練ることが可能。時間と気力のある方は、
ぜひ挑戦してみてください。

あああっ。なんてまともな前記。そしてまともな後記。
「翻訳メルマガ」らしく書くのって疲れる。疲れます。
あたま使うし。ってことで、ここらでさいなら。

 

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