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 スペイン語翻訳者になろう vol.482


おはようございます。ピーチです。
「ド近眼なのに裸眼で生活している」ことは、以前この欄でも
書いたように思います。
「何度目かのお肌の曲がり角」を気にしている友人たちからは
「Pちゃん、これからも私と会うときはメガネかけないでね!」
と、「Pの裸眼習慣」は概ね好評です(しかし、たま〜に
コンタクトレンズを入れている日があることを、彼女たちは知らない。
・・・Pってば、性悪?)。
それはそうと、最近定期的に拙宅に人がやってくる状況が生まれた為、
外部者来襲の直前に慌てて「片付け」をします。散らばったものを
隣室に投げ込んだり、床の目立ちそうな部分だけをざっと掃いたり
(掃除機がないので・・)という、よくあるやっつけ仕事です。
それでなんとか体裁は取り繕えた・・と思っていました・・今日までは。
そう、今日「片付け」の後、何の気なしにメガネをかけてみたんです。
そしたら、目に映る光景が「メガネなしの世界」とは全く違うことに
愕然としました。
中でも驚倒したのは、一通り掃いたはずの床の上にまだまだ沢山の埃や
髪の毛がおちていたこと!
その時点で、外部者来襲予定時刻まで残り5分!
あれほど脇目も振らず必死の形相で掃除をした5分間は、ものぐさな
自分史上初めてだったのではないかと思います。
「メガネをかけても直視に耐える住環境」は、その気になればたった
5分でも作れるのだとしみじみ感じ入った今宵のひと時でした(余計な
ものが全て放り込まれた「開かずの隣室」のことはこの際忘れることに
します)。
さて、今週の本題では、練り訳をさらに進化させた【練り訳補足強化例】
なるものを作ってみました。事実関係を踏まえた上で補足を加え、
かなり大胆に練り練りしています。正攻法ではないですが、「場合に
よってはこんな訳し方もOKなのよん」ということの参考になれば
幸甚です。
それでは本題に入って参りましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)


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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【宿泊業技能検定試験(1)】

◇本日の課題
Doscientos ochenta extranjeros que quieren trabajar en el sector de
alojamiento de Japon han aprobado un examen para conseguir visados
bajo un nuevo sistema para mejorar la escasez de mano de obra del
pais.


【語注】
alojamiento :宿泊
visado :ビザ、査証
escasez :不足、欠乏
mano de obra:労働力、人手


【直訳例】
日本の宿泊部門で働きたがっている280人の外国人が、その国の労働力の不足
を改善するための新しいシステムのもとで、ビザを獲得するための試験に合格
した。


◇本日の課題(再掲)
Doscientos ochenta extranjeros que quieren trabajar en el sector de
alojamiento de Japon han aprobado un examen para conseguir visados
bajo un nuevo sistema para mejorar la escasez de mano de obra del
pais.


【練り訳例】
日本国内の労働力不足を解消すべく導入された新制度の下、日本の宿泊業への
就業を希望する外国人向けの試験が実施され、280人が合格した。

【練り訳補足強化例】
我が国が直面しているホテルや旅館等の人手不足を解消するため、新たに取り
入れられた資格が、外国人を対象とした「特定技能1号」である。この制度に
基づいて就労ビザの被交付者を選定するための試験がこのほど実施され、280
名が合格した。


◆編集後記◆
 人類は数百年ぶりに水星地表に降り立った。太陽に最も近い惑星で
ある水星は、昼側で摂氏400度に達するような過酷な環境の星である。
空気はなく、したがって文字通り凶器となり得る太陽光を遮ってくれ
る雲もない。
 探査車で調査任務に出ていた隊員が不慮の事故に見舞われた。車に
残るエネルギーはあとわずか。基地までたどり着くどころか、まもな
く車内を冷やすこともできなくなる。救援隊が来るのは早くて数時間
後。身を隠せる陰を探すしかないが、探査車は優美な流線型が仇とな
り、一片の陰すら作ってくれていない。周囲を見渡す限り、ほんの少
しの隆起もない。
 ただひとつ、希望があった。数百年前、人類が水星に送り込んだと
される宇宙船。この近くで着陸を試み、失敗した記録が残っている。
機体はそのまま放置されているだろうか。されているとしても、傾き
によっては陰がないかもしれない。一か八か、行ってみるしかない。
隊員は宇宙服に身を包み、意を決して、足を踏み出した...。

炎天下の街を歩きながら、電信柱が作るわずかな陰を探し、少しでも
太陽光を避けんとする時、こんなストーリーを思い描いてしまう
わたくしアースは、はい、立派なSFバカです。
それにしても。
昨日あたりからマシなものの。
なんすかこの暑さ。

 

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