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 スペイン語翻訳者になろう vol.454

  おはようございます。西の読者の皆様のご無事をひたすら
  祈っているピーチです。
  今日から新しいテーマに入ります。
  「働く」といえば、先日、ロシアで働く友人(双子ちゃんの madre)から、
  同国の子育て事情を聞き、驚きました。
  ロシアの幼稚園では、朝8時から夜8時まで、「三食おやつ付き」で
  子どもを預かってくれるのだそうです。
  友人は広いロシアを股にかけて活躍中のバリキャリなので、幼稚園の
  存在がとても有り難いと語っていました(そりゃそうでしょ〜)
  12時間保育に三食おやつ付き・・・嗚呼、夢のようですね。
  しかしいったい一ヶ月の月謝はどれくらいかかるのか、どんな食事が
  出るのか、日曜や祝日も必要なら預かってくれるのか、など
  究明したい点も満載です。日本の保育園や幼稚園、学童等も
  最近はかなりいろいろな面で融通が利くようになったとも伺いますが、
  子育て中の親がもっと安心して子どもを預けられ、その人なりの最良の
  働き方ができる改革が進むといいと思います(先ずは保育園に入るための
  熾烈な競争をなんとかしないと、ですね)。
  それでは本題に入ってまいりましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【働かせ方改革(1)】

◇本日の課題
La Dieta de Japon ha aprobado un polemico proyecto de ley destinado
a reformar la manera de trabajar de los empleados de empresa. El
anteproyecto se habia discutido el viernes en una sesion plenaria de
la Camara Alta y previamente habia sido aprobado en el Congreso de
los Diputados, que tiene mas influencia.

【語注】
Dieta   :議会
polemico:論争を引き起こす
proyecto de ley:法案
empleado:従業員、社員
anteproyecto:草案
sesion plenaria:本会議
Camara Alta :上院、参議院
previamente :事前に
Congreso de los Diputados:下院、衆議院

【直訳例】
日本の議会が、企業の従業員の働き方を改革することを目的とする、論争を引
き起こす法案を承認した。
その草案は、金曜日、参議院の本会議で議論され、事前に、より影響力を持つ
衆議院で承認されていた。

◇本日の課題(再掲)
La Dieta de Japon ha aprobado un polemico proyecto de ley destinado
a reformar la manera de trabajar de los empleados de empresa. El
anteproyecto se habia discutido el viernes en una sesion plenaria de
la Camara Alta y previamente habia sido aprobado en el Congreso de
los Diputados, que tiene mas influencia.

【練り訳例1】
日本の国会が、論争の的となっている「働き方改革関連法案」を可決した。
金曜日、参議院本会議で同法案を巡る議論が行われたが、それに先立ち、参議
院より優位性がある衆議院ですでに可決されていた。

【練り訳例2】
日本の国会は、賛否両論あるなかで「働き方改革関連法案」を可決した。
衆議院ですでに可決されていた同法案は、参議院に送られ、同院本会議で与野
党の討論が行われていた。日本の衆議院は、参議院よりも強い権限を持ち、影
響力が大きい(「衆議院の優越」)。

◆編集後記◆
アースです。
先日、バスの中で信じられない光景を目にしました。金沢市内を
走っている民間運営のバス路線です。
その日は大雨で、運転手さんの左側、料金箱のすぐ横にある席に
座ったわたしは、最高速度でわっしゃわっしゃ動くワイパーに
合わせて首を振らないよう注意しながら、「よく降るのう」と
ひとりぶつくさ。
なお、金沢市内を走るこのバスは、後ろ乗り前降りで、降りる時に
運転手の横の料金箱にお金を入れてから降りる仕組みです。
それと、これ自体驚いたのですが、料金箱の横に
「次回乗車時にお返しください」
という表示と共に、傘がおいてあります。実際に借りている人を
見たことはありませんが、傘の本数はいつも違うので、本当に困って
いる人は借りて行くこともあるのだろう、と思います。
そのまま持って行ってしまう不届き者もいるでしょうが、基本的に
返す人が多いからこそ、このシステムが通るのでしょう。
それはそれで素晴らしい。このまま変わらないでね。と思うわけです。
さて。
わたしの乗ったバスが、あるバス停に止まった時のことです。後ろ乗り
前降りですから、前のドアから人が入ってくることはないはずですが、
バス停前の店の軒下で雨宿りしていたと見えるおじさんが、
たたたと前部ドアに向かって走ってきます。
道でも聞きたいのかな?と思って見ていると・・
おじさん「あの。傘かしてくれませんか?」
わたし  (・・・。ぷぷぷ。そりゃないじゃろ)
運転手  「え? いや。これ、通りすがりの人に貸す傘じゃないんで・・」
わたし  (当然の言い分だ)
おじさん「前のバスにもそう言われたんやけど」
わたし  (そりゃそうだ。っていうか、2度目のトライ!?)
運転手  「う〜ん」
おじさん「たのみますよ」
わたし  (えっ。運転手さん、悩んどる!!)
運転手  「うーん。今度乗るとき、絶対返してくださいよ」
わたし  (ま、まじーー?)
おじさん「もちろんもちろん! ありがと〜」
という次第で、おじさん、まんまと(?)傘を借りて行ってしまいました。
なんつーずうずうしい人だ、と怒るべきか、通りすがりの人に傘を
貸してあげた運転手さんの優しさと、傘が戻ってくることを信じる、
さらに言えば傘を貸してくれると信じる気持ちに喝采を送るべきか、
このエピソードから一週間以上経ってもまだ悩んでいるわたしです。

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