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 スペイン語翻訳者になろう vol.437

  こんにちは。ピーチです。
  今日は配信が遅いなぁと思われた方、すみません。すべてわたしの
  怠惰ゆえで、1ミリもアースのせいではありません。
  そのアースと、実はいま一緒にいます。
  国内某所のパーラーで、ショートカットのアラレちゃんみたいな
  アースは、チョコレートパフェを前にニンマリしています。
  このあとアースから鬼の猛特訓を受けることになっているピーチは、
  恐ろしくてパフェも喉を通りません(メンティーラ)。
  さて、今回の記事ですが、この方のような、ずば抜けた技術や発想力、
  創造力を持つ職人さん、本当に憧れます。ボタン一つまともに
  つけられない、手先の不器用さここに極まれる自分には、想像も
  つかない世界です。映画は(日本では)今月末公開だそうで、辻さん
  の手で別人に変身したオールドマン氏を観に行ってみようかと思って
  います。皆様もいかがですか?
  それでは本題に入って参りましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃  最新のテーマを急いで読もう!
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◇El maquillador artistico japones Kazuhiro Tsuji ha sido
  galardonado con el premio Oscar al mejor maquillaje y peinado.
  Esta era su tercera nominacion en la categoria.
  日本人メイクアーティストの辻一弘氏が、米アカデミー賞のメーキャップ&
  ヘアスタイリング賞を受賞した。辻氏が同賞にノミネートされるのは今回が
  3度目である。

◇Tsuji colaboro' como maquillador artistico de efectos especiales
  para el largometraje "La hora mas oscura", en el que Gary Oldman
  interpreta al exprimer ministro britanico Winston Churchill,
  haciendo frente a los nazis.
  辻氏は「ダーケスト・アワー(邦題「ウィンストン・チャーチル ヒトラー
  から世界を救った男」)」という長編映画で、ゲイリー・オールドマンの特
  殊メイクを担当した。この作品の中でオールドマンは、ナチスに対抗したイ
  ギリス首相ウィンストン・チャーチルを演じている。

◇Tsuji ha estado desarrollando su carrera en Estados Unidos desde
  que comenzo' a estudiar tecnicas de maquillaje en su adolescencia
  y tras su participacion en una pelicula del aclamado director Akira
  Kurosawa.
  辻氏は10代の頃から特殊メイクを学び始め、名匠・黒澤明監督作品への参加
  を経て、米国に渡り、キャリアを積み重ねてきた。

◇Es el primer japones en ganar el premio en esta categoria.
  この賞を日本人が受賞するのは辻氏が初めてである。

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┃ アースの皆既日食旅行記(14)
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皆既日食の場合、欠け始めから欠け終わりまで、だいたい2時間半
かかる。皆既が終わった後、最後まで見ることはあまりないものの、
欠け始めから皆既まででも1時間ちょっとはある。

よって、第一接触(欠け始め)後、太陽と月が重なっていく様を
ずっと見ているわけにはいかない。前回も説明したが、専用グラスを
用いても、連続して観察することはNGだからだ。

立派な望遠鏡を設置して、カメラを何台もとりつけ、ひたすら
撮影を続ける人。いままでに見た(見られなかった)日食について
すべて解説してくれちゃう人。まったく関係のない、隣人の迷惑
行為について文句を言い続ける人(日食初心者か、日食に慣れ
過ぎた猛者か)。だがみんな、思い出したようにグラスを取り出し、
天を仰ぐ。

過去の日食旅行についての話の中で、ジョンとサラが1991年の
メキシコの皆既日食で太平洋岸の港町マサトラン(Mazatlan)に
いたことが発覚。その時、実はわたしもマサトランの町にいた。
我々が知り合うのはその後1994年のチリ日食の時だが、3年も
前の同じ日、同じ時、同じ町にいたとは。知り合うべくして
知り合った、ということか。

1998年、カリブ海のオランダ領アルバ島での皆既日食の時には、
もともと狭い島に世界中から大量のバカどもが集まったうえに、
そのほとんどが皆既時間の長い南部を目指したため、島の南半分が
沈むのではないかと危ぶまれたほどだった。

だが今回は、さすが広大な北米大陸だけあって、いままでで一番、
人口密度が低いようだ。

少し離れたところでは、キャンピングカーの上に椅子を置いて
観察する人や、学生の集団が見えるが、我々のすぐ側にいたのは、
アメリカ人の老夫婦が一組だけ。

男性は小さな望遠鏡を設置し、何かしきりにメモをとりながら
観察を続けている。こういうところに現れるアメリカ人男性は、
一般的な(というかステレオタイプの)イメージと異なり、非常に
落ち着いた物腰で、理論的・理知的、感情に流されない寡黙な人が
多い。したがって話しかけると、とつとつと、しかし丁寧に受け
答えしてくれる。(ジョンは「寡黙な」の部分が当てはまらない
例外的存在だが、そのほかは同じである)

そばの車の中では、助手席に女性が座って、何やらやっている。
近づいて見ると、なんと SUDOKU(数独)である。わたしも数独は
大好きだが・・いま?ここで?数独?と聞くと、「皆既までの
時間ツブシよ!」との答え。ま、わからないでもないが。
(ちなみに、このとき女性がやっていた数独のレベルは
DEVIL(超難問)で、皆既前には解き終わったらしい)

わたしの場合、皆既までの時間は、こうして近くにいる人の様子を
観察したり、お話したりするのがいつものパターンだ。そして忘れて
はならないのが、周囲の「空気感」の観察、というより「体感」
である。

しかし今回は・・・ああーーーーーーーっ!!!!!!

わ、わすれた・・・こんどこそと思って持ってきたのに、ホテルに
忘れた・・・。温度・湿度計。しかも最高・最低温度も測れるやつ。
皆既中は気温が明らかに下がるので、今度こそ数値を残そうとして
いたのに・・・ううう。

ということも含めて、日食が進むに連れて変化する「空気感」に
ついては、次回お話しようと思う。

◆編集後記◆
(日食旅行記連載中につきお休みとさせていただき。アース)


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