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 スペイン語翻訳者になろう vol.436

  おはようございます。ピーチです。
  平昌オリンピックの陰に隠れて報道はかなり控えめでしたが、
  去る日曜日には陸上界で16年ぶりとなる偉業が達成されました。
  この選手と双子の兄・啓太選手の箱根駅伝での活躍はまだ記憶に新しい
  ですが、箱根駅伝のスター選手は社会人になるとあまりいい記録を
  残せない・・というジンクス(じみたもの)を払拭するような、陸上
  ファンにとってはとても明るいニュースでした(それにしても、報償金
  1億円はすごいですね!)
  ということで今回は、短い記事ですがこのテーマを扱います。
  ファンが多い「アースの皆既日食旅行記」も佳境ですので、そちらも
  お楽しみに。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 最新のテーマを急いで読もう!
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◇本日の課題
En la maraton de Tokio, el japones Yuta Shitara ha batido un record
nacional. El corredor, de 26 an~os, termino' segundo en la carrera
del domingo con un tiempo de dos horas, seis minutos y 11 segundos.
Con esta clasificacion, se ha asegurado un puesto en la eliminatoria
para los Juegos Olimpicos de 2020 en Tokio.

【普通の練り訳】
東京マラソンで、日本の設楽悠太選手が日本新記録を打ち立てた。26歳の設楽
選手は、日曜に行われた「東京マラソン2018」で、2時間6分11秒の記録で第2
位に入った。今回のレースで設楽選手は、2020年東京オリンピック代表選考会
への出場を確実にした。

◇本日の課題(再掲)
En la maraton de Tokio, el japones Yuta Shitara ha batido un record
nacional. El corredor, de 26 an~os, termino' segundo en la carrera
del domingo con un tiempo de dos horas, seis minutos y 11 segundos.
Con esta clasificacion, se ha asegurado un puesto en la eliminatoria
para los Juegos Olimpicos de 2020 en Tokio.

【商品化を意識した練り訳】
25日日曜日に行われた「東京マラソン2018」で、26歳の設楽悠太選手が、2時
間6分11秒の日本新記録をマークし、全体の第2位に入った。このレースの結
果、設楽選手は2020年の東京五輪のマラソン代表選考会(グランドチャンピオ
ンシップ)への出場権を獲得した。

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┃ アースの皆既日食旅行記(13)
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2017年8月21日午前9時過ぎ。太陽高度約30度。

待ちに待った第一接触の時間である。天気はほぼ快晴。山火事の煙が
やや気になるが、影響するほどではなさそうだ。

第一接触とは、皆既・部分日食で、太陽の縁と月の縁が最初に触れる
瞬間のことをいう。これ以降、太陽と月の重なっている部分がどんどん
大きくなって行く。

月が太陽に触れるといっても、当然ながら「そう見える」だけである。
実際には地球から38万km離れている月が、1億5000万km離れている太陽と
ぴったり重なって見えるわけだが、これは奇跡的な位置関係だと言われて
いる。

例えば、太陽が今よりほんの少しでも地球に近かったり、あるいは
月が遠かったりすれば、見かけ上、太陽が月からはみ出してしまう。
逆に太陽が遠いか、月が近ければ、太陽が完全に隠れてしまって、
コロナやプロミネンスなどが見えなくなる可能性がある。

しかし現実には、何年かに一回、地球から見て、月と太陽が見かけ上
まったく同じ大きさで重なる瞬間があるのだ。これが奇跡でなくて
なんだろう。

実は、月は年間3〜4センチずつ地球から遠ざかっていることが
分かっている。つまり5億年前の月は、今より2万kmも地球に近く、
今よりずっと大きく見えたはずである。これでは、今のような完璧な
日食は起こらない。これから5億年後も無理だろう。

地球誕生後46億年というこの絶妙のタイミングで、人類が皆既日食を
楽しめるまでに進化したことは、二重の奇跡と言えるかもしれない。

太陽系規模にまで大風呂敷を広げてしまった。地球上の一点にむらがる
バカどもに視点を戻そう。

しっかりした観測機材を持ち、データを重要視する人々(例えば日本人の
集団や、大学の観測チーム、専門家が監修・同行している日食ツアーなど)
と一緒に観察すると、必ず「第一接触まであと10秒。太陽の右下から欠け
始めます」などと誰かがコールしてくれるが、テキトーな人々だけの
集まりでは、だいたい

「そろそろ時間だよ」
「あ。右下がちょっと欠けてない?」
「ええ〜。むしろ左下のほうだと思うけど」
「いや上だろ」

と、かなりテキトーである。人間の観察眼などいい加減なものだ。月が
どちらから太陽に重なっていくかは、ちょっと考えれば分かるはず
なのだが。だがそのうち、

「ほらほら、もうはっきり分かるよ!」
「あほんとだ。右下だった。えへへへ」

てな感じになる。

この時間のわくわく感は、ほんとうに説明し難い。初めての人はもちろん、
わたしのように6回目のベテランでも、10回以上などという猛者でも、
いや回数を重ねていればいるほど、「あの」瞬間が近づいているのだと
考えるだけで、身体が震える。

さあ、これから約2時間。何年ものあいだ待ち焦がれた時間の始まりだ。

※今後、皆既でなくとも日食を観察される方は多いと思われるので、
  ここで天文普及委員会から注意事項をお伝えする。

1)日食グラスは、手製のものではなく、専用に販売されているものを
使いましょう。当然ながら、どれだけ濃くてもサングラスなどは絶対にNG。
1秒でもダメです。専用グラスは、「太陽以外のものはまったく何も見え
ない」くらいの濃さになっています。

2)専用グラスでも、皆既(太陽が完全に隠れている)時間以外、長時間の
使用はやめましょう。

3)グラスで目を覆ってから、太陽の方を向きましょう。

以上のことを怠ると、失明したり網膜に障害が残るなど、取り返しの
つかないことになります。よって厳重注意です。

◆編集後記◆
(日食旅行記連載中につきお休みとさせていただき。アース)

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