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2018年2月14日

 スペイン語翻訳者になろう vol.434

  おはようございます。ピーチです。
  2ヶ月弱ぶりの配信となりました。
  まさかこんなに時間が開くとは・・・・なんて言うのは半分嘘で、
  本心では「再開は、3月ごろかな」と思っていたことは口が裂けても
  言えません(指では書ける)。
  もうすっかり忘れ去られていたでしょうが、天皇退位の記事、
  今号で最終回です。
  またこちらは皆さんが多いに期待していたと思いますが、アースの
  「皆既日食旅行記」の続きもあります。
  最後まで楽しんで読んで頂ければ嬉しいです。
  それでは早速本題に入ってまいりましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【天皇退位(4)】

◇本日の課題
El primer ministro de Japon, Shinzo Abe, informo' que el Consejo de
la Casa Imperial ha designado el 30 de abril de 2019 como la fecha
para la abdicacion del emperador Akihito. El dia siguiente, 1 de
mayo, el principe heredero Naruhito lo sucedera'.

【語注】
Consejo de la Casa Imperial:皇室会議
designado<designar:指定する、決める
principe heredero  :皇太子
sucedera'<suceder :引き継ぐ

【直訳例】
日本の安倍晋三首相は、皇室会議が2019年4月30日を、明仁天皇の譲位のため
の日として決定した、と報告した。次の日、5月1日は、徳仁皇太子がそれを引
き継ぐであろう。

◇本日の課題(再掲)
El primer ministro de Japon, Shinzo Abe, informo' que el Consejo de
la Casa Imperial ha designado el 30 de abril de 2019 como la fecha
para la abdicacion del emperador Akihito. El dia siguiente, 1 de
mayo, el principe heredero Naruhito lo sucedera'.

【練り訳例1】
日本の安倍首相によると、皇室会議において2019年4月30日を明仁天皇の譲位
の日とすることが決まった。翌5月1日に徳仁皇太子が天皇の地位を引き継ぐこ
とになる。

【練り訳例2】
明仁天皇陛下の退位日を2019年4月30日、徳仁皇太子殿下の天皇即位日を翌5月
1日とすることが皇室会議の場で決定されたと、安倍首相は報告した。

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┃ アースの皆既日食旅行記(11)
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皆既日食を見るため、2017年8月中旬に渡米したわたしアースは、
ジョン&サラ夫妻と合流。

日食に向けてアメリカ国内を右往左往した数十万、数百万の人々にまじり、
我々も皆既帯南端にあるオレゴン州レドモンドのホテルに移動した。当日は
皆既帯中心線のマドラスに向けて、できるだけ北上することにしていた。

★ ★ ★

日食当日の朝。

アラームはいつもより早い6時半にしてあったが、5時半頃からホテルの
中がざわざわし始めた。

もともと安普請(普段は1部屋50ドルぽっきり)のホテルなので、音が
響くこと自体は不思議ではないものの、マナーのなっていない旅行客
2、3人がどたどた出て行ったどころではなく、まるで修学旅行生が
団体で出立するような騒ぎである。そのため我々のんびり3人組も、
さすがに起き出した。

窓の外を見ると、昨日の夕方はぎっしりだった駐車場がほとんど空っぽで、
家族連れが一組、大声で話しながら荷物をあたふたと積み込んでいるだけ
である。なんでもいいが、声がでかすぎるだろう。

ホテル前の幹線道路はと見ると、渋滞とまではいかないものの、田舎の
朝5時半としては考えられない交通量である。だが多少なりとも進めそう
なので、とりあえず北を目指すことにした。

我々の場合、準備は実に簡単で、持参するのは日食専用グラスと双眼鏡のみ。

カメラ、ビデオ、望遠鏡を駆使して撮影を行う人々は、大量の機材を持って
行き、設置し、テスト撮影し・・と、日食の日の朝は恐ろしく多忙である。
それだけにかなり早めに現地に到着するはずで、その点だけは若干不安で
あったが、場所とりのために早く出立するという発想のない我々は、恐らく
ホテル中で二番目に遅い出発となった。

そういえば、現代では絶対に外せないものを忘れていた。スマホと
タブレットである。今回の場合、位置情報の取得のためにGPSは必須
だし、渋滞や天気の情報を得るためにも欠かせない。観測地の緯度と経度が
変われば、日食の時間も大きく変わってくるので、特に個人で動く場合、
位置情報は重要である。ずっと太陽を見ていれば分かることではあるが、
いくら専用グラスを使用しても、長時間の観察は目によろしくない。

どうでもいい話だが、今回の旅の間、ジョンがスマホのナビに対して、
大声で "OK, Google" と話しかけるのを聞きながら、うへえ、日本人には
こっぱずかしくてとてもできねぇよ、と力いっぱい思ったことである。

さらにどうでもいい話だが、日本で発売されているグーグルの
AIスピーカーは、呼びかけワードが「ねえ、グーグル」になって
いるらしい。これを初めから大声で照れなく言える日本人はほとんど
いないだろう。アップルのAIに至っては、「ヘイ、Siri(シリ)」
である。普段、「へい」を「塀」や「兵」以外の意味で使っている
日本人がいるだろうか? いない。そもそも「しり」があり得ない。

日本人にとって使いやすい呼びかけワードは「ねえドラえもん」だ
という意見があるが、わたしは「ドラえもぉ〜ん」が一番良いと思う。

脱線した。

本日の主役、太陽はすでに空のかなり高い位置にある。もう一人の主役
である月は、太陽のすぐ近くにいるはずだが、当然ながら太陽光が邪魔で、
いまの状態で見ることは絶対にできない。

皆既帯の端に位置するレドモンドから、中心線のマドラスに向けて、
ひたすら北上する。車は多いものの一応は流れているので、マドラスまで
行けるかと一瞬期待したが、あと2、30kmというところで、突如渋滞が
始まった。

日食の開始まで、あと1時間半もない。ぼやぼやしている間に、
始まってしまう。

◆編集後記◆
アースです。あら、立春過ぎちゃった。
しかしここ北陸は、雪と氷に完全に覆われて、ほとんど災害レベル。
ようやく収まってきましたが、毎日数時間は雪かき、買い物に行くのも、
様々な理由から命の危険を感じるほどです。(そもそも買い物に行ける
ようになったのは、今週になってからですが)
そんな状態で、某企業の北陸支社の人が、東京本社から「例のあれ、
まだできてないんすかぁ〜」と冷たく言われたという悲しいエピソードを
聞きました。
ライフラインこそ生きていますが、今回のこれはもはや「災害」ですので、
北陸地方の業務が滞っても、しばらくは暖かい目で見てもらえればと
思います。
え、わたしの翻訳業務?
う〜ん、残念ながらフツーにできてしまうかも。
でも毎日数時間、雪かきしているのは本当なのでぇ〜
納期が1日くらい延びてくれるとうれしいのう。

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