« 2016年7月27日 | トップページ | 2016年10月5日 »

2016年9月28日

 スペイン語翻訳者になろう vol.396

  お久しぶりです。ピーチです。
  街を歩けば 「いったいどーしちゃったの?」と思うくらい anello の
  リュックを背負った人ばかりが目につく今日この頃ですが、皆さま、
  お元気でお過ごしでしたか?
  夏休み宣言をしてからはや約2カ月、公約通り「長月」に戻ってまいり
  ました〜!(威張るな!あと3日ずれていたら公約違反になるところ
  でした・・危ない危ない)
  さて、長いお休み明け第一号のテーマとして、スペイン語を始めたころの
  初心に帰ってみようということで(?)、「闘牛」を扱います(今週と
  来週の2回です)。
  あのころはスペイン語の教材には必ずと言っていいほど corrida de toros
  と flamenco が出てきていたような気がします。
  今流にいえば「鉄板ネタ」だったのですかね(意味がちょっと違う?)。
  今日日の入門者用教材には一体どんな題材が多く用いられているの
  でしょうか?
  次に書店に行ったらチェックしてみようと思います。
  それではさっそく本題に入ってまいりましょう(この言葉も
  懐かしい・・)。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【闘牛を禁止に!(1)】

◇本日の課題
El sabado, miles de personas recorrieron las calles de Madrid, la
capital de Espana, para exigir que se prohiban las corridas de toros.
Los manifestantes, entre los que habia activistas por la defensa de
los derechos de los animales, llevaban carteles con mensajes como
"la tauromaquia no es cultura, es crueldad".
Hay personas que apoyan esta tradicion que atrae a numerosos
turistas. Sin embargo, esta' aumentando el numero de los que abogan
por su prohibicion aduciendo que clavar una lanza a un toro en
publico es maltrato animal.

【語注】
recorrieron<recorrer:(くまなく)歩き回る
corrida de toros     :闘牛
festejo      :祭り、催し物
taurinos     :闘牛の
manifestante :デモ参加者
tauromaquia  :闘牛(術)
crueldad     :残虐行為、残酷さ
abogan<abogar       :(+por 〜のために)弁護する、代弁する
aduciendo<aducir    :(理由、証拠を)提示する、申し立てる
clavar una lanza     :槍を打ち込む、槍を刺す
maltrato animal      :動物虐待

【直訳例】
土曜日、何千人もの人々が、闘牛が禁止されることを要求するために、スペイ
ンの首都マドリードの道を歩きまわった。
デモ参加者たちは、彼らの中には動物の権利の保護を求める活動家たちがいた
のだが、「闘牛は文化ではなく、残虐行為だ」のようなメッセージつきのプラ
カードを持っていた。
多くの観光客を引き寄せるこの伝統を支持する人々はいる。しかしながら、公
に雄牛に槍を打ち込むのは動物虐待であると申し立ててその禁止のために弁護
する人たちの数が増えている。

◇本日の課題(再掲)
El sabado, miles de personas recorrieron las calles de Madrid, la
capital de Espana, para exigir que se prohiban las corridas de toros.
Los manifestantes, entre los que habia activistas por la defensa de
los derechos de los animales, llevaban carteles con mensajes como
"la tauromaquia no es cultura, es crueldad".
Hay personas que apoyan esta tradicion que atrae a numerosos
turistas. Sin embargo, esta' aumentando el numero de los que abogan
por su prohibicion aduciendo que clavar una lanza a un toro en
publico es maltrato animal.

【練り訳例】
先週土曜日、スペインの首都マドリードで、闘牛の禁止を求めて数千人がデモ
行進を行なった。
動物愛護団体の活動家などのデモ参加者たちは「闘牛は文化ではない。残虐行
為だ」などと書かれたプラカードを掲げて行進した。
観光客を惹き付けるこの伝統文化を擁護する者もいるが、他方では、「公衆の
面前で雄牛に槍を突き刺す行為は動物虐待にあたる」として禁止を求める人々
の数が増加してきている。

◆編集後記◆
アースです。
おひさしぶりでっす。
闘牛からの連想で、学生時代にスペインを旅行したときのことを思い
出しました。
そのときはまったく目的のない旅で、ホームステイするでもなく語学学校に
行くでもなく、スペイン中をふらふらふらふら。
ふと思いついて、ガリシア地方を回っていたときのことです。ラ・コルーニャ
だったか、ビゴだったか忘れましたが、駅で Garcia Lorca の代表作 Bodas de
Sangre の劇をやるというポスターを見つけました。
わたしは大学時代にスペイン語劇で Bodas de Sangre の某役を演じたこと
がありましたので、これはぜひにも見なければ!と当日をわくわくして
待ちました。
町のとても小さな劇場で、開演は11時。当日、あまりに早くつき過ぎた
せいか、劇場前には誰もいません。
窓口は空いていたので、すぐにチケットを買って場内へ。
しかし入った途端、掃除のおばさんが両手を振り上げて、gallego で
○×#$%!!!!とまくしたてます。
『え、なに、まだ早いの?』と、わたしもたどたどしい castellano で
応じながら、追い立てられるように外に出ました。
「gallego、わっかんねーな〜。でも
“チケットをちゃんと見なさいよ最近のわかいもんはまったくぶつぶつ”
と言っていたような」
と思い、チケットをよおく見たところ、NOITE とあります。
???・・・・・ま、まさか、NOCHE?
ぐわわ〜〜〜〜ん。よ、よるの11じ???
午前11時に始まる演劇なんて、変わってるなとちらっと思ったものの、
Bodas de Sangre を見られる喜びで、きちんとポスターを見なかった
のでした。
で、この話のオチは、劇の素晴らしさでもなく、おばさんの怖さでもなく、
23時開演も十分変じゃね?という驚きでもなく、わたしも昔は「さいきんの
若いもん」だったんだなぁ〜という感想でした。
ちゃんちゃん。

|
|

« 2016年7月27日 | トップページ | 2016年10月5日 »