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2016年6月8日

 スペイン語翻訳者になろう vol.388

  おはようございます。ピーチです。
  日曜日にペルー大統領選の決選投票が行われましたね。
  開票率91%の段階では、ペドロ・クチンスキ氏の得票率が
  50.32%と、ケイコ・フジモリ氏の49.68%をわずかに
  リードしている模様です。
  スペイン語記事では
  Los dos candidatos de la segunda vuelta de las elecciones
  peruanas continuan igualados en el recuento.
  とありました。
  最終的な結果が出ていれば今号でこのテーマを取り上げたかった
  のですが、残念ながら間に合いませんでしたので、今週は予定通り
  パナマ文書の続きをお送りします。
  それでは本題に入ってまいりましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【パナマ文書(6)】

◇本日の課題
"No sabemos si esta fuente obtuvo acceso legal o ilegalmente,
simplemente no sabemos", sostuvo Krach, pero afirmo' que el origen
de la informacion es menos importante que la credibilidad de los
documentos y el interes publico.
"La pregunta decisiva primero que todo: ?es creible la informacion
que nos llego' desde la fuente? Ese es el punto mas importante.
Y el segundo punto: ?es tan relevante para que lo publiquemos'",
explico'.

【語注】
afirmo'<afirmar:断言する、言明する
credibilidad    :信頼性、信憑性
interes publico :公共の利益
primero que todo:何よりも
decisivo        :決定的な、断固とした
relevante       :傑出した、重要な、意義のある
publiquemos<publicar:公表する、発表する

※ Krach は、前回までに出てきた「南ドイツ新聞のウォルフガング・クラッ
   ハ共同編集主任」のことです。

【直訳】
「この情報源が合法的にまたは非合法的にアクセスを得たのかどうか私達は知
りません。単に知りません」とクラッハは主張した。しかし、情報源は文書の
信憑性および公共の利益よりも重要ではないと断言した。
「何よりもまず決定的な疑問は、情報源から私達のところに到達した情報が信
用できるか?それが最も重要な点です。そして2番目の点は、私達がそれを公
表するために、そんなに意義があるか?」と説明した。

◇本日の課題(再掲)
"No sabemos si esta fuente obtuvo acceso legal o ilegalmente,
simplemente no sabemos", sostuvo Krach, pero afirmo' que el origen
de la informacion es menos importante que la credibilidad de los
documentos y el interes publico.
"La pregunta decisiva primero que todo: ?es creible la informacion
que nos llego' desde la fuente? Ese es el punto mas importante.
Y el segundo punto: ?es tan relevante para que lo publiquemos'",
explico'.

【練り訳例】
南ドイツ新聞のクラッハ共同編集主任は、「この人物が合法的に情報を入手し
たのか、あるいは非合法の手段を利用したのかは知らない。とにかく分からな
い。情報の出所よりも、文書の信憑性や公共の利益の方が重要だ。何よりも肝
心な疑問は、その情報源から入手した情報は信頼できるものなのか、という点
だ。これが最も重要で、次に大事なのは公表するだけの意味があるのかという
点だ」と語った。


◆編集後記◆
アースです。
仕事中、周り(家の中でも外でも)がざわざわしているときは、BGMが
欠かせません。これまで、手持ちの音楽はもちろん、インターネット
ラジオで、ありとあらゆる音楽を試しました。
しかし、好きな音楽は無視できなくてダメ、嫌いな音楽は当然ダメ、言語の
仕事をするのに、言葉が聞こえてくる(歌詞がある)ものは日英西を筆頭に、
ほぼダメ。
要するに集中できない自分が悪いのですが、ついには、非常に微妙な
日本語のさじ加減を考えている時、難しい原文の内容や論理展開を捉えよう
としている時などは、曲自体のニュアンスの変化(起承転結とでもいい
ましょうか)までもが邪魔になってきました。
そういうわけで、最近では、音量はそこそこあるが、高低や強弱のない
音源を利用するようになりました。
荒波が海岸に打ち寄せる音。ざざ〜〜〜〜〜ん。
これはむしろ、寝入る時にいい感じです。
水琴窟の音。ぽたっ。ぽたっ。
ZZZZZZ....
飛行機が上空を飛んでいるときの機内の音。ゴーーーー。
これは案外、集中できることがわかりました。
ラジオのホワイトノイズ。ザーーーー。
これはどうも、映画「ポルターガイスト」を思い出してしまって
ダメでした。
で、最近のお気に入りは、「国鉄」時代の在来線の走行音です。
例のカタンカタン、カタンカタン、という音がリズミカルに延々と
続きますので、たいへん調子がよろしい。
80年代の音源らしく、いまの電車よりも重々しい音がいい感じです。
電車の中って、本を読んだりするのに案外集中できますから、
それと同じ効果なのかもしれません。
そういうわけで、日によっては、ほとんど夜行列車と同じくらいの
時間、走行音を流していることがあります。
部屋から一歩も出ずに、心は爽快トワイライト・エクスプレス!
といけばいいのですが、実際には訳語が思い浮かばず、遅々として
進まない鈍行苦行列車なのでした。

※どの音源も、youtube に多数あります。「作業用」「不眠」「集中」
などのキーワードでたくさん引っかかりますので、興味のある方は
どうぞ。最長10時間くらいのものもあります。

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