スペイン語翻訳者になろう vol.357
おはようございます。ピーチです。
まずは皆さまにお詫びです。
わたしたち、先週の水曜日、メルマガを配信することをすっかり
失念しておりました!
それもこれも、シルバーウィークとやらのせいです!
5連休の2日目くらいまでは、
「メルマガ忘れないように出さなくては」
と確かに思っていたはずが、いつのまにやら銀箔週間に心と脳を
乗っ取られ、気がついたら、木曜日になっていました。。
まあ、木曜に出してもよかったのですけれど、シルバーウィーク
明けに勉強する気になられる方も少ないだろうと勝手に想像し、
一週飛ばさせていただきました。
次のシルバーウィークがくるのは2026年らしいので、あと10年は
こういうミスはないものと思われます(ほんとかいな?)。
それにしてもシルバーウィークって言葉、いつの間にかどっしり
定着してしまった感がありますが、いつから言われているんでしょ?
・・と思って調べてみたら、2009年からみたいです。
遡れば、1950年代にゴールデンウィークとともに提唱されたそう
ですが、そのときはGWのほうだけ生き残って、SWは定着しなかった
とか。
シルバーウィークは新参者ではなく、敗者復活組だったのですね。
さて、今回は2026年まで消えずに sobrevivir できるのでしょうか。
それでは、先週送るはずだった本文に入ってまいりましょう。
※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)
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【チリ国営銅公社の業績(3)】
◇本日の課題
De acuerdo a sus estimaciones, Codelco tendri'a utilidades en el 2017
por sobre los 1.700 millones de dolares, lejos de los 2.142 millones
que se proyectan para este an~o y de los 2.490 millones que se estima
obtendra' en el 2019.
Para enfrentar este dificil panorama la apuesta de la empresa es
llevar adelante un drastico plan de reduccion de costos y un plan de
inversiones por 25.000 millones de dolares hacia fines de la decada.
【語注】
estimacion:評価、予測
utilidad :利益
se proyectan<proyectarse:見積もる、予想する
se estima<estimarse :見積もられる
obtendra'<obteber :得る、獲得する
apuesta :賭け
【直訳】
その予測によると、コデルコは2017年に、今年のために予想されている21億
4,200万ドルと、2019年に獲得するであろうと見積もられている24億9,000万ド
ルから遠い、約17億ドルの利益を得るだろう。
この難しい展望に立ち向かうため、その企業の賭けは、コストの削減の徹底的
な計画と、10年間の終わりまでに250億ドルの投資計画を推進することであ
る。
◇本日の課題(再掲)
De acuerdo a sus estimaciones, Codelco tendri'a utilidades en el 2017
por sobre los 1.700 millones de dolares, lejos de los 2.142 millones
que se proyectan para este an~o y de los 2.490 millones que se estima
obtendra' en el 2019.
Para enfrentar este dificil panorama la apuesta de la empresa es
llevar adelante un drastico plan de reduccion de costos y un plan de
inversiones por 25.000 millones de dolares hacia fines de la decada.
【練り訳例1】
コデルコの2017年収益見通しは約17億ドルで、2015年予想の21億4,200万ドル
と2019年の24億9,000万ドルのいずれにも及ばない。
この困難な状況を打破するため、同社は徹底的なコスト削減計画に加え、
2019年までに250億ドルの投資計画を推進する方策を打ち出した。
【練り訳例2】
コデルコ社の試算によると、同社の2017年度の収益は約17億ドルとなる見込み
で、この額は今年度予想の21億4,200万ドル、および2019年度予想の24億9,000
万ドルのいずれと比べても低い。
この厳しい収益状況を切り抜けるため、同社は、抜本的なコスト削減策の推
進、および2019年までの累計250億ドルに上る投資計画の実行という思い切っ
た対策をとることを発表した。
◆編集後記◆
アースです。
日曜日は中秋の名月、その翌日はスーパームーンが話題になって
いましたね。秋の乾燥した空気の中で、お月さまは、それはそれは
ペカペカと美しく輝いておりました。(天体にまで敬称をつける
日本語の不思議・・)
「中秋の名月」とは旧暦の8月15日の月を指すわけですが、
我が家の天文担当によると、ニンベンのある「仲秋」は、その日を
挟んだ1ヵ月間を言うそうです!!!
しらんかった〜。
ついでに言うと、中秋の名月を日本で愛でるようになったのは、
1000年以上前だそうです。
これはなんとなく納得。
ところで、「スーパームーン」。
「いつもより大きい月」なんて乱暴な説明も耳にしますが、
べつに大きさが突然変わるわけではなくて(あたりまえだ!!)、
地球に特に近い位置にある時の満月、というだけのこと。
つまり何十億年も前から何度も繰り返されていることなのに、
何で突然話題にし出すの?と、天文関係者は一様にクビを
かしげているそうです。
でもまあ、何がきっかけにしろ、しばし浮世の憂さを忘れ、時間を
忘れて、美しいお月さまを眺めようではありませんか。
ねえ。
※ウィキによると、スーパームーンは天文学でなく、占星術に
由来する言葉だそうです。なるほど。
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