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2015年7月

 スペイン語翻訳者になろう vol.354

  おはようございます。アースです。
  金沢に引っ越してから3ヶ月が経ちました。
  金沢というとけっこう都会、というイメージを持つ人がいるようですが、
  いや、確かに都会の部分もありますけれども、大都市圏を持たない
  県の県庁所在地がだいたいそうであるように、少し中心から外れれば、
  案外のんびりした風景が広がっています。
  我が家の周りも、トンビはピーヒョロ鳴くわ、カエルはゲッコゲッコ
  鳴くわ、カルガモはいるわ、ムカデさんは歩くわ、いままでと大して
  変わらない部分も。
  ただ、10年以上営業してきた「スズメ三流食堂」をついに閉鎖して
  きてしまったので、それだけはさみしいです。
  春になると必ず先遣隊(?)がやってきたバードテーブルも、お客様に
  期待を持たせてはいけない、と、引っ越し当日に引っこ抜いて
  きました。しくしく(製造費200円だけど・・)。
  いまごろ、スズメはスズメらしく、野原の雑穀類をつついて、
  元気に過ごしていてくれればいいのですが。

  さて、わたしの引っ越しにからんで、4月にながいお休みをいただいた
  本メルマガですが、こんどは夏休み!をきっちりいただくことに
  いたしました。
  仕事はじぇんじぇん休みがないんだから、許されて〜
  ということで、次にお会いするのは、9月の予定です。
  いつもはアンコール放送をお届けしていますが、もし適切な材料が
  なければ、1ヵ月ちょい、無言。になるやもしれません。うはは。
  それまで忘れないでくださいね〜

  では終業式ということで、カエルさんの最終回、参りましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【奇形のカエル(6)】

◇本日の課題
Toledo encontro', por ejemplo, que los sapos ciegos tenian un peso
menor que los sapos normales y producian menos huevos.
A pesar de sus deformidades los cururu continuan proliferando en la
isla. Una razon es que se trata de una especie introducida y no tiene
depredadores naturales o competidores locales.

【語注】
sapo      :ヒキガエル
ciego     :盲目の
deformidad:奇形
proliferando<proliferar:繁殖する
introducida<introducir :挿入する、招き入れる
depredador:捕食者
competidor:競争相手

【直訳】
トレドは例えば、盲目のヒキガエルは通常のヒキガエルよりも少ない体重を持
ち、少ない卵を産むことを発見した。
その奇形にも関わらず、クルルは島で繁殖し続けている、一つの理由は、挿入
された種ということであり、捕食者も地元の競争相手もいないことである。

◇本日の課題(再掲)
Toledo encontro', por ejemplo, que los sapos ciegos tenian un peso
menor que los sapos normales y producian menos huevos.
A pesar de sus deformidades los cururu continuan proliferando en la
isla. Una razon es que se trata de una especie introducida y no tiene
depredadores naturales o competidores locales.

【練り訳例1】
例えばトレド氏は、目の見えないヒキガエルの場合、体重が通常のカエルより
少なかったり、生む卵の数も少ないことを発見した。
ヒキガエルのクルルは、奇形を持っているにもかかわらず、この島で繁殖を続
けている。その理由は、一つには移入した種であるため、島内に捕食者もいな
ければ、競合相手もいないことにある。

【練り訳例2】
トレド博士は、盲目のヒキガエルが普通のカエルに比べ、軽量で、産卵数が少
ないということも発見しました。
フェルナンド・デ・ノローニャ島のサポ・クルルの個体数は、奇形であるにも
かかわらず増加し続けています。その理由としては、このカエルが移入種であ
り、現地に捕食者や食物を取り合う相手がいないことなどが挙げられます。

◆編集後記◆
ピーチです。
突然ですが、皆様は郵便法に詳しいですか?
多分「そんなん、詳しいわけないわ!」と即答されることと思いますが、
最近わたくし、郵便法の一規定にちょっと驚かされることがありました。
長年会っていない人(メアドも知らない人)に連絡したいことがあり、
今も住んでいるのか怪しい昔教わった住所に出したのですが、
その際、何を思ったのか、自分の住所を封筒に書かずに、中に
入れる手紙の末尾にしたためたのです。
冷静に考えれば、いまも「イキ」かどうかわからない住所へ出す手紙
なのですから、送達先不明の場合に備えて、封筒に住所を書くべき
ところでしたのに、なぜそのときそんな行動に出たのか自分でもよく
分かりません。
数日後、その手紙がやはり「送達先不明」で戻ってきました。
え?封筒に住所を書かなかったのに戻ってきた?なぜ!?
封筒にぺたっと貼られた小さな紙片にはこうありました。
「この郵便物は、送達先不明のため郵便法の規定により
開封しましたところ、あなた様の差出のものと判明しましたので
送達します」
え〜〜〜!?封筒に住所がない場合、その封書は開けられちゃうんだ。
まあ、それは仕方ないのかもしれませんが、疑問(愚問?)が
2つ残りました。
ひとつは、自分以外にも封筒でなく手紙の中に住所を書く人が結構な数
いるのであろうか(だからこんな規定があるのだろうか)ということ
(尤も、わたしも手紙の中に住所を書くなんてこと、ほとんどしたこと
ないのですが)。
もう一つは、もしも手紙の中に差出人の住所が書かれておらず、代わりに
関係ない第三者の住所がかかれてあったら(たとえば、差出人Aさんが
受取人Bさんに、共通の友人Cさんの現住所を知らせるため
記載していたら)、Bさんの住所が不明だった場合、その手紙はCさんの
もとに送達されてしまうのだろうか?ということ。
事務的な手紙ならまだいいですけれど、情緒的な内容をはらんだもの
(コイバナやら悩み相談やら誰かさんの悪口やら)だったら、Aさんに
とっては相当いやですよね。強制的に受取人にされてしまうCさんも
困ってしまうでしょうし。

それはそうと、今回わたしの元へ戻ってきたこの手紙、かなり久々の相手への
書簡だったので、隔たってきた時間と距離を自分なりに埋めようとしたのか、
手持ちの面白ネタのなかから選りすぐりの3つ(!?)をぶち込んでみた
のですが、久々の相手に対してそんな莫迦げたことをしてしまったことを、
投函直後から悔いておりました。だから戻ってきてくれたこと自体は
歓迎すべきことでした。
その郵便法規定とやらがなかったら、あの手紙は闇へと消えてしまい、
相手からの音沙汰がない状態に、わたしは、
「あの手紙のあまりの馬鹿馬鹿しさにドン引きして、連絡を絶って
しまわれたに違いない」
とグチグチ悩んでいた・・かもしれません(そんな繊細な人間ではないだろ、
と言われてしまうでしょうけど)。
ビバ!郵便法! ビバ!ぜんぜん知らなかった規定!
(しかし、あの手紙、どこかの郵便局員さんにしっかり読まれてしまった
んですよね、きっと。自称「選りすぐり」のネタたちが、彼(彼女)にウケた
のか否か、気になるような、ならないような・・・)

それにしてもスペイン語メルマガで、スペイン語と1ミリもかすらない、
詰まらない話を延々と書く発行人・・・。「メルマガ法」があったら、
たちまち強制終刊の憂き目に遭うことでしょう。
今回は夏休みに入る前の断末魔の叫び・・のようなものとして、
ご寛恕頂ければ幸いです。
推敲していないことがバレバレな超長文を最後まで読んでくださった
奇特な皆様、どうもありがとうございました。
まだまだ猛暑が続きそうですが、ご無理なさることなく、どうかお健やかに
お過ごしください。
9月にまたお会いしましょう〜☆

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 スペイン語翻訳者になろう vol.353

  おはようございます。ピーチです。
  「あ」で始まり「い」でおわる三文字の言葉を言ったら1回につき10円ね!
  などというゲームをしたら、瞬く間に500円くらい掻っ攫われそうな
  きょうこのごろ、皆様いかがお過ごしですか?
  これほど暑いと(あ、言っちゃった!)、「ぐでたま」になりそうです・・
  というより、なりたいです。
  あんなふうにぐで〜〜っと日がな過ごせたら、ああ〜想像しただけで
  ま〜んで気持ち良さそうやわいね。
  ぐでたまはサンリオキャラクター大賞の4位になったそうで!
  22万票超も獲得したそうで!
  ほんの一握りの人のみぞ知るキャラに違いないと甘く見ていたら、
  じつは人気者だったんですね!軽〜く裏切られた気分です。。。
  さて今号も、ぐでたまの代わりに白身の上でぐでーっとしていてもおかしく
  なさそうなサポ・クルルさんたちのお話の続きです。
  早速(・・でもないですが。またしても)入っていきましょう。

  (今回はいつもにまして楽しい後記が待っていますので、お楽しみに〜。
  あ、本文を読んでから、後記に行ってくださいね〜。
  皆さんの行動を見張ってますよ!フフ・・)

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【奇形のカエル(5)】

◇本日の課題
"A diferencia de los sapos normales, los que son ciegos literalmente
esperan que los insectos caminen sobre ellos antes de comerselos",
dice Luis Felipe Toledo, un biologo especializado en anfibios de la
Universidad Estatal de Campinas en Sao Paulo.
"Debido a que los sapos ciegos simplemente comen lo que les pasa al
lado, ya no estan seleccionando sus presas", agrega.

【語注】
sapo        :ヒキガエル
ciego       :盲目の
literalmente:文字どおりに
insecto     :昆虫
biologo     :生物学者
anfibio     :両生類
presa       :獲物

【直訳】
「通常のカエルと違って、文字通り盲目のそれらは、昆虫たちを食べてしまう
前に昆虫たちが彼らの上を歩くのを待つ」と、サンパウロ州立カンピーナス大
学で両生類を専門とする生物学者ルイス・フェリペ・トレドは言う。
盲目のカエルは単に彼らのそばを通るものを食べるだけなので、もはや獲物を
選択していない、と付け加える。

◇本日の課題(再掲)
"A diferencia de los sapos normales, los que son ciegos literalmente
esperan que los insectos caminen sobre ellos antes de comerselos",
dice Luis Felipe Toledo, un biologo especializado en anfibios de la
Universidad Estatal de Campinas en Sao Paulo.
"Debido a que los sapos ciegos simplemente comen lo que les pasa al
lado, ya no estan seleccionando sus presas", agrega.

【練り訳例1】
「通常のカエルと異なり、文字通り盲目のカエルは、昆虫が自分の体に乗るの
を待って捕食します」と、サンパウロ州立カンピーナス大学で両生類を研究す
る生物学者ルイス・フェリペ・トレド氏は説明する。
同氏によれば「盲目のカエルは自身のそばに寄ってくる昆虫だけを食べてお
り、獲物の取捨選択は行っていません」とのことだ。

【練り訳例2】
「普通のヒキガエルと違って、目の見えないこれらのカエルは、昆虫が自分の
体の上にやってくるのを文字通り待って、食べるのです。ただ身体の近くを通
る虫を食べるだけで、獲物を選ぶことはしていません」と語るのは、サンパウ
ロ州立カンピーナス大学の両生類専門の生物学者ルイス・フェリペ・トレド氏
だ。


◆編集後記◆
アースです。
気象衛星ひまわりに次いで、今度はニューホライズンです!!
英語の教科書のタイトルじゃありません!!
(違う教科書を使っていた方はわかんないですね。失礼)
2006年に打ち上げられた無人の冥王星探査機のことです。
探査機が打ち上げられた当時、冥王星は「惑星」の仲間だったのに、
いまは「準惑星」に格下げされちゃって、探査機くんも「おいおい・・」
てなもんかもしれませんが、そうした人間の都合とはまったく関係なく、
冥王星は、はるか昔、45億年も前から存在していたんですねえ。
ところで。
冥王星が準惑星にされちゃった理由のひとつが大きさにあるのでして、
な、なーんと、実は地球の周りを回っているお月さまより小さいんです。
当然、重力も月より弱いわけで、体重が200kgある人でも、地上を
ひらひら飛び回ることができます。休暇を過ごすには良い場所かも。
しかーし。
太陽からの距離が、5,913,520,000kmもあるんです。
え、ようわからん?
太陽から地球までの距離が149,600,000kmって言えば分かりやすい?
ありゃ、ぜんぜん分かりやすくないですか。
要するに、太陽から地球までの距離より約50倍も遠いので、
それはそれは寒い。たぶん。
だいたいマイナス200度以下とされてるみたいです。
というわけで、リゾート地としてはちょっと難があるかも。
ともかく、どんなところなのか、すごく気になるので、
鮮明な画像をじゃんじゃか送ってきてほしいなあ、と思います。
さて、この探査機くんが使命を終えたあとはどうなるか。
さすがに回収はされませんで、太陽系を出た後は、宇宙の深遠に
向かってひたすら飛び続ける予定です。
どこかの誰かにいつか拾われてね。くすん。

※今回の最接近は、冥王星の上空約1万2000kmから撮影するそうですので、
気象衛星ひまわりの高度(約3万6000km)よりずっと低いのです!!
激しく楽しみです。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.352

  おはようございます。ピーチです。
  家事をやっていると、しばしば
  「ネ〜バ〜エンディンスト〜リ〜〜♪」
  と、あの名曲を歌い出しそうになるのはわたしだけではないはず!
  家事ってほんっと際限なく出てきますよね・・。
  近所に5人兄弟のいる家庭があるのですが、そこのお母さんの家事量って
  いったい「どんだけ〜」なんでしょう?
  食事の支度も大変そうですが、洗濯の量も半端ないことでしょうね。
  しかしそのお母さん、道で見かけると、いつも末っ子くんの
  手を引いてゆ〜〜ったり歩いておられるのです(速足や小走りを
  ついぞ見たことがない)。
  あのゆったり加減は、小マツコと呼んでしまいそうな小山のようなご体格
  (失礼!かなり失礼!)ゆえに動作がスローモーに見える・・という域を
  超えて、「殿堂級筋金入りゆったりびと」であるとお見受けします。
  お母さんの影響か、お子さんたちも穏やかでの〜んびり。
  前号で書いた「ゆっくり生きる」人が、こんなに近くにもいました。
  どうしたらそんな風になれるのかと、一度ご本人を直撃してみたい
  ものですが、muy timida なわたしにはまずムリなので、リクガメの
  ように歩くお姿(失礼!またまた失礼!)を電柱の陰から憧れ目線で
  そっと見つめる・・・にとどめることとします。
  (しかしじつは「一歩家に入ったら一変、10倍速で動き出す」なんつー方
  だったらびっくりですが!)

  またまた雑談が長くなりました・・・
  カメさんでなくカエルさんの話に入って参りましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【奇形のカエル(4)】

◇本日の課題(前半)
Y esas malformaciones han cambiado profundamente el modo en que se
comportan. En condiciones normales, la mayoria de los sapos usan
pistas visuales para encontrar, cazar o atrapar su presa.

【語注】
cazador     :狩人、捕食動物
pasivo      :消極的な、受け身の
malformacion:奇形
se comportan<comportarse:振る舞う、行動する
sapo        :ヒキガエル
pista       :手掛かり、痕跡
atrapar     :捕らえる
presa       :獲物

◇本日の課題(後半)
Sin embargo, los sapos ciegos en la isla de Fernando de Noronha han
adoptado una estrategia distinta y relajada para alimentarse, segun
senala un estudio publicado en la revista Journal of Zoology.

【語注】
cazar      :狩る、捕獲する
atrapar    :捕まえる
adoptado<adoptar:採用する、取り入れる
estrategia :戦略、作戦、駆け引き
relajado   :緩んだ、リラックスした
alimentarse:食べる、栄養をとる

【直訳】
またそれらの奇形は、行動する仕方を大いに変えた。通常の状況では、ヒキガ
エルの大部分は、その獲物を発見し、狩り、または捕まえるために視覚的な手
掛かりを使う。
しかし、雑誌「動物学ジャーナル」で公表された研究が示すのによれば、フェ
ルナンド・デ・ノローニャ島の盲目のカエルは栄養を取るために異なるリラッ
クスした戦略を採用した。

◇本日の課題(再掲)
Y esas malformaciones han cambiado profundamente el modo en que se
comportan. En condiciones normales, la mayoria de los sapos usan
pistas visuales para encontrar, cazar o atrapar su presa.

Sin embargo, los sapos ciegos en la isla de Fernando de Noronha han
adoptado una estrategia distinta y relajada para alimentarse, segun
senala un estudio publicado en la revista Journal of Zoology.

【練り訳例1】
またそれらの奇形によって、サポクルルの行動様式は大幅に変化した。通常で
あれば、ほとんどのヒキガエルは、目に見える痕跡を手掛かりに獲物を見つけ
たり、追い回したり、つかまえたりする。

しかし雑誌「動物学ジャーナル」掲載のある研究によると、フェルナンド・デ
・ノローニャ島に棲む盲目のヒキガエルは、他のカエルとは異なり、のんびり
時間をかけて捕食する戦略をとっている。

【練り訳例2】
そして、そのような奇形を具有することで、サポクルルの捕食行動は一変し
ました。奇形でないカエルの大半は、普通、獲物を見つけたり捕獲したりす
るのに、視覚による手掛かりを利用します。

他方、フェルナンド・デ・ノローニャ島に生息する盲目のヒキガエルは、他
のカエルには見られない自堕落な方法で食料を見つけているとの研究結果
を、「動物学ジャーナル」誌は紹介しました。

◆編集後記◆
アースです。
気象衛星ひまわり8号の運用が開始されましたね。
昔、新聞記事の気象欄は天気図だけで、そのうち降水確率が載るようになり、
その次にひまわり撮影の雲の写真が載るようになりました。
いまでこそ当たり前ですけれど、何万kmも上空からの写真なんて普通では
考えられない時代でしたから、子どものわたしも、新聞で初めて上空からの
雲の写真を見たときは、たいへんコーフンしました。
ひまわりの運用開始に合わせ、新聞に掲載される日本付近の雲の画像を切り
抜いて貼るためのスクラップブックが発売されました。企画はどこかの
新聞社か、あるいは気象庁だったかもしれません。
1日1ページで、ひまわりの画像を貼る欄と、その日の天気と気温を書く
欄もあったように記憶しています。
つまるところ、画像をうれしそうに貼るためだけのスクラップブックで、
いまから考えると、意味がありそうななさそうな、よく分からん企画ですが、
すでにひとかどの(?)変わり者であったわたしは、すぐに飛びつき
ました。
スクラップブックの申し込みと代金支払いは、確か封書+切手同封だった
んじゃないかと思います。
考えてみれば、ひまわりの画像が新聞社に届くまでそこそこの時間が
かかり、しかもそれが掲載された新聞が家に届くまでまたまた時間が
かかるわけですから、1日以上も前の画像。それを見て感動していた
のですから、なんとも牧歌的な時代でした。
ひまわり8号は7日11時の運用開始と聞いていたので、その直後に
画像を検索したところが、見つけられず、「ないやんけ!!!」と
毒づくわたし。
どっちの時代がいいのでしょうなあ・・・。
といい人ぶって言ってはみたけれど、やっぱりわたしはいまの方が
いいです。ハイ。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.351

  おはようございます。アースです。
  田舎でたまにやっていたウォーキング、引っ越し後も続けています。
  もともと早起きのわたしですが、さらに早起きになりまして、早ければ
  5時くらいから歩き始めます。
  すれ違う歩き人たち(+いぬ)が互いに挨拶をするのは、田舎でも
  都会でも同じです。
  挨拶は、
  「おはようございます」だけで済ませるのが普通だと思うのですが、
  先日、かなりの高齢ながらしゃきっとした歩き方をされるある男性に、
  「きょうも良い一日を」
  と爽やかに言われ、とっさに返す言葉につまってしまいました。
  こういうとき、Tu tambien に当たる良い言葉が日本語にはない
  ですよねえ。
  結局「ありがとうございます」と返してしまいましたが、それも
  おかしいような。
  次にまた言われるまでに、グウの音もでないようなすばらしー返答を
  考えておかねば!!!

  と、久しぶりに普通の人っぽくまとめたところで、デフォルメ
  カエルさんの話題に入ってまいりましょう〜。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【奇形のカエル(3)】

◇本日の課題
Cerca del 20% de los sapos deformes tambien esta'n parcialmente o
completamente ciegos. Algunos carecen de uno o ambos ojos, mientras
que otros no poseen iris o los tienen decolorados.

【語注】
sapo           :ヒキガエル
deforme        :奇形の、変形の
parcialmente   :部分的に
completamente  :完全に
ciego          :盲目の
carecen de<carecer de...:欠けている
mientras que...:〜する一方で
iris           :(眼球の)虹彩
decolorado     :退色した、脱色した(動詞decolorarの過去分詞形)

【直訳】
奇形のヒキガエルの約20%は、部分的にまたは完全に盲目でもある。別のもの
は虹彩がないか、それらが退色している一方で、あるものは一方の目あるいは
両方の目が欠けている。

◇本日の課題(再掲)
Cerca del 20% de los sapos deformes tambien esta'n parcialmente o
completamente ciegos. Algunos carecen de uno o ambos ojos, mientras
que otros no poseen iris o los tienen decolorados.

【練り訳例1】
また奇形を持つヒキガエルの約2割は、部分的にまたは完全に目が見えない。
片目あるいは両目が欠けているものや、虹彩がないか、色が薄くなっているカ
エルもいる。

【練り訳例2】
奇形のヒキガエルの2割近くは、完全または部分的に失明しています。片目だ
けないものや両目ともにないもの、虹彩がないものや褪色しているものなど、
さまざまです。


◆編集後記◆
ピーチです。
先日某番組で、久々にOrquesta de la Luz のNora さんの声を聞きました。
ひとつずつ丁寧に言葉を選ぶように、ゆっくりくっきり発話する彼女の
スペイン語は、歌のときと同様、とても聞き取り易く、かつ好感のもてる
ものでした。
わたしはスペイン語をしゃべる時、下手を隠そうと焦るせいか、かなりの
早口になりがちです。
しかし、Nora さんのように少しもあわてることなく、一語一語を大切に
しながら、相手と話すのが楽しくてたまらなさそうな「えごえ(笑声)」で
送りだされる言葉に接すると、聞く側はとても心地よい安心感を与えられる
ものなのだなぁ、と改めて気付かされました。
今度スペイン語を話すときには、Nora さんに倣って、悠々とした耳に
優しいスペイン語・・を目指してみようかと思っています(目指すだけなら
自由(^ー^)。
ちょっと話がずれますが、「ゆっくりと話す」というのは、「ゆっくりと
生きる」に繋がる気がします。
「ゆっくり生きる」というと、少し前に流行った「スローライフ」を思い
出される方が多いかもしれませんが、わたしは「イマココを生きる」こと
でもあるのではないかな、と考えます。
あわただしい現代人は、どうしてもあたふたと先のことを案じたり、
かと思うと過去を悔んだりして、「イマココ」をおろそかにしがちですが、
「ゆっくり生き」ている人は身も心も「イマココ」に置き、一つ一つの
瞬間を精一杯味わっている(楽しいことも辛いことも・・)ように
思うのです。
「まいにち、修造!」にも書いてあります。
「後ろを見るな!前も見るな!今を見ろ!」と。
そして、「生活のすべてが祈りである」といったのは佐藤初女さん
だったでしょうか。
生きている瞬間瞬間が祈りであるならば、すべての一瞬に様々な思いが
込められ、毎分毎秒がかけがえのないものとなりますね。
ついせかせかと話し、あわあわと生きてしまっておりますが、言葉を
大切に選びながらゆっくりと話し、今この瞬間を味わうようにゆっくりと
生きたいものだと、Noraさんのスペイン語を聞きながら思ったのでした。

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