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2014年9月3日

スペイン語翻訳者になろう(アンコールシリーズ 第3回)

  8月20日号より、本メルマガのバックナンバーから厳選した記事を
  お届けします。既読の方も新たな気持ちで読んでくださいね。

                      アース&ピーチ

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃1│ 経済ワードをスペイン語で学ぼう【経済成長率】
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きょうは、先回の「GDP」に関する重要ワード「経済成長率」を
取り上げます。

まず、「成長」は crecimiento ですので、「経済成長率」を
スペイン語で正確に表現すると

 tasa de crecimiento economico

になります。ただし、実際には crecimiento(economico)だけで
「(経済)成長率」を表すことのほうが多いようです。以前の西和
辞典には語義として crecimiento=「成長率」を載せていないものも
あったようですが、最近はほとんど掲載されているようですね。

さて、では「経済成長率」とはそもそも何か?「経済」の「成長率」で
あることは明らかですが、具体的にはどういうことか。ここで先回の
ワード「GDP(PIB=Producto Interior Bruto)」が登場します。

GDPとは、

 国内の居住者(国籍を問わない)が1年間に生み出した付加価値の合計。
           (『スペイン語経済ビジネス用語辞典』より)

でしたね。

あるスペイン語のサイトでは、tasa de crecimiento economico を

 variable que aumenta o disminuye el producto interior bruto
 GDPの増加もしくは減少の変動(幅)

のように説明していました。わかりやすいように数字をごく小さく
単純にした例で考えてみます。たとえば

 2008年のA国のGDP総額 100万円
 2009年のA国のGDP総額 102万円

だった場合、2009年の経済成長率は「2%」になります。
もちろん、数字が減った場合は「-2%」などになります。

なお、ふつう「経済成長率(crecimiento economico)」と言った
場合は、「実質GDP成長率(crecimiento real del PIB)」のことを
指します。(「実質」「名目」についてはまた取り上げることもあろうか
と思います)

ちなみに日本の2009年1‐3月期のGDPは、昨年同期に比べて14.2%の
減少(14.2%のマイナス成長)だったそうです。前年同期には約115万円
ほどもあったものが、今期は100万円になってしまったということ。
こうしてみるとすごい減りようですね。う〜む。

さて、次のコーナーでは実際の使用例を2つ見てみましょう。

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┃2│ 実例を見てみよう
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◇En 2007 Coahuila fue el estado que registro' el mayor crecimiento
economico con un alza de 10.2%.
コアウイラは2007年に10.2%という最高の経済成長率を記録した州である。
2007年にコアウイラは10.2%という最大の経済成長率を記録した。

◇La prevision de crecimiento economico para 2009 se mantiene en un
8% negativo, mientras que en 2010 volvera' a cifras positivas del 2,8%.
2009年にマイナス成長に陥るという予想は据え置かれているが、2010年は
2.8%のプラス成長に回復しそうだ。

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