スペイン語翻訳者になろう vol.287
おはようございます。ピーチです。
諸事情により、本日はとっとと本題に入ることにいたしましょう。
(史上最短の前書き?)
※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【危機管理(3)】
◇本日の課題
En la medida que se actu'e de manera inmediata y profesional se
optimizara'n las recuperaciones.
【語注】
en la medida que :〜するにつれて、応じて
de manera+形容詞:〜の方式で、〜の方法で
optimizar :最善のものにする、最も効果的にする
【直訳例】
迅速に、プロフェッショナルに行動するにつれて、回復は最善のものとなるだ
ろう。
◇本日の課題(再掲)
En la medida que se actu'e de manera inmediata y profesional se
optimizara'n las recuperaciones.
【練り訳例1】
迅速かつ専門的な取り組みがなされることで、復興の進行も最速化するだろ
う。
【練り訳例2】
迅速で専門的な対応が行われるなかで、復旧計画の効果が最大限発揮されるこ
とになるでしょう。
※先週の課題ではrecuperaciones=「被害金額の回収」の意味で使われていま
したが、今回の課題では、ハリケーンの被害からの「復興、復旧」というこ
とと思われます。ただ「復興が最善のものとなる」では文意が通りにくいの
で、訳出に当たっては上記練り訳例1と2でしているように何らかの形で補
足したほうが良いでしょう。
◆編集後記◆
アースです。
世間では、暑さ対策で作る「グリーンカーテン」といえば、だいたい
ゴーヤと相場が決まっているようですが、ひねくれ者のわが家のこと、
今年は「大ひょうたん」を植えることにしました。
せめて水筒として使えるような大きさまで育てることが目標です。
ひょうたんはプラスチックとは違いますから、表面からほんの少しずつ
水が染み出します。そのときに気化熱を奪うので、残った水が冷やされる
のだそうです。
クールビズのマストアイテムとして、ひょうたん水筒を腰に下げるって、
ちょっとかっこよく・・ないか。
それはともかく。
5月はどうにも寒くて、あまりツルの伸びもよくありませんでしたが、
ここに来てぐい〜んぐい〜んと伸びています。夕方、ツルの先を支えの
棒に触れさせておくと、朝にはくるくるくるん!と巻き付いていて、
感動。
「動物は動く」「植物は動かない」というイメージですけど、実際に
育ててみると、どうしてどうして、植物も活発に活動しているのが
よくわかります。単に動物とは異なる時間軸で生きている、ということ
なのでしょうね。
うーむ、メタセコイア(樹齢数千年)になって、今後数千年の地球の
様子を観察してみたい・・・
| 固定リンク