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2013年6月12日

 スペイン語翻訳者になろう vol.286

  おはようございます。ピーチです。
  絵本界の巨匠「かこさとし」先生の名著「からすのパン屋さん」を
  繰り返し読む日々です。
  カラスのパン屋さんの家の子どもたちの名前が秀逸ですよね(ちょこ
  ちゃん、おもちちゃん、れもんちゃん、りんごちゃん)。カラスとはいえ、
  黒ではなく、それぞれが名前通りの色である所も魅力です。
  こういう発想力ってどうやって育まれるのか、しかしかこせんせいの
  場合、そう思わされる作品が多すぎて、単に「天才」という言葉でくくる
  しかないと思えてしまいます。
  うわさによれば、「カラスのパン屋さん」の続編が今年4冊も発表された
  そうで、もう90歳近いのにいまだ新しいものを生み出そうとする意欲、
  活力、知力、体力に心底尊敬してしまいます。
  続編の4冊を読むのが今から楽しみです(0909!)

  さて、先週の「危機管理」の1回目はいかがでしたか?
  2回目も一筋縄ではいきませんが、じっくり取り組んでみてください。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃  「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【危機管理(2)】

◇本日の課題
Las administraciones ahora enfrentan la problematica para el manejo
de esta situacion de crisis y la recuperacion de los montos de dan~os
por la mayor cantidad y con la mayor oportunidad posible.

【語注】
administraciones:経営、管理、行政(機関)、官公庁
problematica    :(集合的に)問題
recuperacion    :回収、回復
montos de dan~os:被害総額、損害総額

※manejo:辞書には「取り扱い、操作」と載っていますが、英語の
  management すなわち「マネジメント」「管理」「経営」などの意味で使わ
  れることもあります。

【直訳例】
現在、行政機関は、この危機の状況の管理と、できるだけ大量かつできるだけ
多くの機会での被害総額の回収のため、問題に立ち向かっている。

◇本日の課題(再掲)
Las administraciones ahora enfrentan la problematica para el manejo
de esta situacion de crisis y la recuperacion de los montos de dan~os
por la mayor cantidad y con la mayor oportunidad posible.

【練り訳例1】
現在行政機関はこの危機的状況を制御し、可能な限りの被害金額を、機会を最
大限活用する形で回収するため、問題に取り組んでいます。

※練り訳例1は、原文通りの順序で訳しているため、後半部分がややもたつい
  た感じになっていますね。日本語では「機会を活用して、多くの額を回収」
  という「機会」の部分を「額」より先にもってくる語順のほうが自然です。
  これらを加味して、練り訳例2と3のようにする手もあります。

【練り訳例2】
現在、行政は問題への対応を行っている。目的はこうした危機的状況に対処
し、機会を最大限活用して可能な限り被害金額を回収することだ。

【練り訳例3】
目下行政機関は、危機的状況を解決し、使える限りの機会を利用して可能な限
り多額の被害総額を回収しようと、この問題に取り組んでいる。

◆編集後記◆
アースです。
先週、またもや上京してきました。
いつもの通り、おつき合いのある翻訳会社をいくつか訪問して、
「やあやあ、もっと仕事をまわしてくだされ」
とお願いし(某翻訳会社様では、爆笑トークにかまけて、この
肝心なお願いをするのを忘れました。どうぞよろしくお願い
致します〜)、他にもいろんな友人・知人と会って、いろんなお話を
して、頭を活性化=バージョンアップ。
それと、国立科学博物館の特別展「グレートジャーニー 人類の旅」
が9日までということだったので、見てきました。思っていたのとは
ちょっと切り口が違って、個人的にはう〜ん、という感じでしたが、
個々の展示内容はそれなりにおもしろかったです。
それよりも、企画展の
「江戸人展」と「日本はこうして日本住血吸虫症を克服したーー
ミヤイリガイの発見から100年」
の2つが、思いのほか、興味深い内容でした。
「住血吸虫」は、狭い展示スペース内の奥でビデオが流れており、
立ったままで視聴。
「人類の旅」と「江戸人展」を見た後だったので、足が棒のように
なっていましたが、結局、最後まで見てしまいました。
ビデオの長さはなんと、45分。しかもかなり狭苦しいところで、
イスのひとつもなし。
最初から最後まで見る人なんぞいない、という前提で流していた
のかもしれませんが、国立科学博物館の方にお願いしたい。
あのときはたぶん、わたしを含めて4人くらい、立ったままで
ほぼ全編を見たと思います。それくらい興味深いビデオなんだから、
ゴザの一枚(?)くらい、用意しといてくれ!!!

※「江戸人展」と「住血吸虫」はどちらも16日までだそうです。
科学博物館の展示ですので、「江戸〜」は江戸時代の人の
「骸骨」の展示が主です。念のため。

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