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2012年2月1日

 スペイン語翻訳者になろう vol.233

 おはようございます。ピーチです。
 週末、スーパーへ自転車で向かう折、吹き荒ぶ寒風に背中を丸めるよう
 にして何かを食べながら歩く人に5人もすれ違いました。
 1人はおむすび、1人はこっぺパン(にジャムみたいなのがはさまった
 の)、1人は特大メロンパン、1人は肉まん、一人はヤマザキのランチ
 パック。
 道を歩きながらものを食す人ってなぜあんなに美味しそうに見えるの
 でしょう。
 それにしても、自転車で一瞬ですれ違っただけで、ひとびとが食べて
 いるものをばっちり見分けてしまうわたしの動体視力ってもしかして
 イチロー選手並み?
 いやしかし、この能力は食べ物に対してしか発揮されないようで、
 普段は近くで知り合いが手を振っていても気づかないくらいの鳥目ぶり
 です。
 なぜ食べ物だけがくっきりと見えるのかなあ。
 「ひとは自分が見たいと思うものしか見ない」
 とのシーザーの言葉がありますが、わたしの見たいものって食べ物だけ?
 うーーん、否定し切れないところが哀しいです。

 それでは、ピーチとは逆で何でも見えていそうな桐野さんの記事に
 入っていきましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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【桐野夏生の文学世界(4)】※全8回です。

◇本日の課題
La carrera de Natsuo Kirino como escritora empezo' despues de cumplir
los treinta an~os. “Cuando tenia veinte anos no era particularmente
buena en nada -confiesa la autora-, era simplemente una mujer joven
con un trabajo mediocre. No tenia idea de quien queria ser ni que
queria hacer. Fue un momento muy duro para mi”

【語注】
carrera :職業、経歴
mediocre:凡庸な、中程度の、並の

【直訳】
桐野夏生の作家としての経歴は30歳になった後に始まった。「20歳だったこ
ろ、何においてもとくに良くなかったーその女性作家は告白するー、単に並の
仕事を持つ若い女性だった。誰になりたいとか何をしたいとかいう考えを持っ
ていなかった。私にとって大変厳しい時だった」。

◇本日の課題(再掲)
La carrera de Natsuo Kirino como escritora empezo' despues de cumplir
los treinta an~os. “Cuando tenia veinte anos no era particularmente
buena en nada -confiesa la autora-, era simplemente una mujer joven
con un trabajo mediocre. No tenia idea de quien queria ser ni que
queria hacer. Fue un momento muy duro para mi”

【練り訳例1】
桐野夏生の作家としてのキャリアは30歳を過ぎてから始まった。「二十歳の頃
は特に秀でたところもありませんでした」と桐野は打ち明ける。「普通に仕事
をしている若い女性というだけで、どうなりたいとか何がしたいとかいう考え
もなく、自分にとっては厳しい時期でしたね」。

【練り訳例2】
桐野夏生が作家になったのは30歳を過ぎてからであった。「20歳の頃は取り柄
と呼べるものは取り立ててありませんでした」と桐野は語る。「退屈な仕事を
するただの若い女だったんです。どういう人間になりたいのか、何をしたいの
か、といったビジョンも持っていませんでした。私にとってはきつい時期でし
たね」。

【練り訳例3】
桐野夏生は30歳を過ぎてから作家としてデビューした。桐野はこう語る。「20
代の頃は見るべきものが何もない人間でした。ただの若い女性としてつまらな
い仕事に甘んじていたんです。なりたいものもしたいことも分かっていません
でした。あの時期は辛かったですね」。

◆編集後記◆
アースです。
2週間ほど前にいつもの薬がなくなり、早く病院に行かなきゃなぁ〜
と思いながら、行けない日々が続いていました。仕事が詰まっていた
ということもあるのですが、それより問題は雪。雪。雪。
我が家からいつものお医者さん(一応総合病院)までは、距離にして
20キロほど。我が家は中山間地にあるので、いったん小高い山を越えて、
あとは海に向かってぐんぐん下っていかねばなりません。といっても
車で20分くらいで行けるので、自分で運転できる限り、普段はほとんど
問題ありません。
しかしながら、この雪!
もちろん除雪はしてあるものの、道の左右の(除雪された)雪はどんどん
盛り上がり、道はどんどん狭くなり、普段は60〜70キロでぶっとばす
片側一車線の道路も、すれ違うのに苦労するほどです。乗用車同士なら
幅は十分なのですが、当然ながらカーブが多く、滑らないようにせねばと
焦るほどに難しくなります。
というわけで、昨日、おそるおそる運転して病院に行ってきました。
はらはらと雪が舞っていたかとおもうと、いきなり雲が切れて日が
ぱーっと射したり(あわててUVサングラス。「雪焼け」から目を
守らねばなりません)、いきなり地吹雪=ホワイトアウト状態に
なったり。
ホワイトアウトになると、自分が進んでいるのか止まっているのかさえ
区別がつかないんです。ほんと。
てなわけで、八甲田山かここは!!と叫びながら、ほうほうの体で病院に
たどり着き、ようやくヤクを手に入れることができたのでした。
つかれた・・・

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