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2011年9月7日

 スペイン語翻訳者になろう vol.215

 おはようございます。アースです。
 3カ月くらい前からずっと、仕事部屋を模様替えしようと
 考えているのですが、暑かったり、ある期間だけ急に売れっ子翻訳者に
 なったり、単に気が乗らなかったりして、結局9月になったいまも
 手付かずのまま。
 PC内の整理整頓や模様替え(?)は、翻訳の生産性にも直結しますので
 頻繁にやっているのですが、実際に本や棚を動かすとなるとそりゃもう
 おっくうで・・・
 PC内と違ってほこりは立つし、重いし・・はあ。
 Macintosh にはデスクトップ上のアイコンをきれいに並べ直す「整頓」
 というコマンドがあるのですが、現実世界でもそれがあったらなぁ〜と
 強く希望する今日この頃です。(ついでに「掃除」「料理」「洗濯」も
 あったらどんなにいいか・・)

 さて、それではきょうの話題に入っていきましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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◇本日の課題
Las autoridades de Fukushima, Japon, aprobaron hoy
la comercializacion de una partida de arroz cultivado en esta
provincia por primera vez desde el accidente en la planta nuclear de
Fukushima Daiichi, despues de que los analisis revelaran que no
contiene material radiactivo.

【語注】
autoridades   :当局
comercializacion:販売、流通
partida     :一定量
cultivado<cultivar:栽培する
revelaran<revelar :明らかにする
material radiactivo:放射性物質

【直訳】
日本の福島の当局は今日、放射性物質を含んでいないことを分析が明らかにし
た後で、福島第一原子力発電所での事故以降で初めてこの県で栽培された一定
量の米の流通を承認した。

※原文をそのまま直訳しているので no contiene material radiactivo の主
 語に相当する日本語が入っていませんが、実際には una partida de arroz
 cultivado en esta provincia が主部です。練り訳に当たっては、文章の趣
 旨が分かりやすくなるように訳語の語順を調整してみてください。

◇本日の課題(再掲)
Las autoridades de Fukushima, Japon, aprobaron hoy
la comercializacion de una partida de arroz cultivado en esta
provincia por primera vez desde el accidente en la planta nuclear de
Fukushima Daiichi, despues de que los analisis revelaran que no
contiene material radiactivo.

【練り訳例1】
日本の福島県当局は今日、同県で栽培されたコメが放射性物質を含んでいない
との分析結果が出たことから、福島第一原子力発電所の事故後初めて、一定量
のコメの流通を認可した。

※ una partida de arroz cultivado:日本ではコメの生産量が管理されてい
 ますから、partida はおそらくそのあたりを言わんとしているものと思いま
 す。特に訳出しなくても、それほど問題はなさそうです。また「栽培」とい
 う訳語も要検討です。訳例2ではそのあたりを考慮して、もう少し日本の事
 情に則した訳にしてみました。

※生産物としての「米」は、「コメ」と表記されることが多いようです。

【練り訳例2】
福島県は今日、県内で生産されたコメに放射性物質が検出されなかったことを
受け、福島第一原発の事故後初めて出荷を承認した。

◆編集後記◆
ピーチです。
今回は、このメルマガにこれまで何度も御登場いただいている友人の
特許翻訳者、水野麻子さんからの情報をお伝えします。

「トライアルを受けたいのに、未経験のため書類選考で弾かれる」
「仕事の受注量に波があるのが、いまひとつ不安」
「特許翻訳をやってみたいが、難しいと言われるし一歩を踏み出せない……」

等の悩みをもつ翻訳者(志望者)の方はいらっしゃいませんか?
そんな方々に、業界大手の翻訳会社サン・フレアから朗報です。

同社では、特許出願書類に添付される「要約書」を英訳する、大規模
プロジェクトを11月からスタートさせます。

1件あたりの分量は、日本語400字前後。

これを長期にわたって毎週3000件前後のペースで処理することに
なるため、現在「翻訳者・校閲者(チェッカー)」を大募集中!との
ことです。
こちら→ http://www.sunflare.com/resource/work_ip_project.html

この仕事には沢山のメリットがありますが、水野さんのブログでそのあたりを
詳らかに説明してくれているので、ご関心の向きはぜひご覧ください。
こちら→ http://ameblo.jp/saglasie/entry-11005719295.html

なお、この件は上述の通り、英語のお仕事ですが、このメルマガの
読者諸氏の中には英語の使い手さんも少なからずいらっしゃるよう
なのでお知らせさせていただきました。

日英特許翻訳に意欲をお持ちの皆さん、この大きなチャンスにぜひ
挑戦してみてはいかがでしょうか?

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