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2011年7月6日

 スペイン語翻訳者になろう vol.211

 おはようございます。ピーチです。
 先日JRの改札付近にぼーっと突っ立っていたら、恵比須顔のお爺さんから
 「すみませんが、ここは国鉄の改札ですかな?」
 と尋ねられました。国鉄・・・・その言葉を耳にしたのはいったい
 何年ぶりでしょうか。
 その「国鉄」とは違って、最近毎日のように耳にするのが「暑い」という
 言葉(あたしゃもう聞き飽きましたんで、テレビで天気予報が流れそうに
 なるとチャンネルさっと切り替えます)。
 時節柄、さまざまな避暑グッズが売られているみたいですが、わたしが
 今年唯一買ったのが「竹シーツ」。
 綿シーツに比べて体感温度が3度低いそうです。確かになかなか
 気持ちいいですよ。
 3000円程度で毎夜この爽やかさを味わえるなら、安い買い物だと思います
 (ただ、綿シーツに比べると重たくてかさばりますがね。・・当然か)
 では竹シーツを思い浮かべて気分が涼んだところで、今週のお勉強を
 始めると致しましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【震災から3カ月(4)】

◇本日の課題
El cotidiano Yomiuri estimo' en un editorial que "la ayuda entregada
a las autoridades de las regiones devastadas no ha sido suficiente".
"La limpieza de los escombros esta muy atrasada y la construccion de
viviendas temporales para los evacuados no esta aun terminada".
※単純な構造なので構造図は省略します。

【語注】
estimo'<estimar  :評価する、判断する
editorial:社説
devastadas<devastar:荒廃させる、破壊する
escombros:残骸、がれき
evacuados:避難民

※ cotidiano Yomiuri:「読売新聞」。この場合の cotidiano は diario(日
 刊紙)と同義で使っているものと思われます。

【直訳】
読売新聞は社説の中で、「破壊された地域の当局に与えられた支援は十分では
ない」と評価した。「がれきの清掃は大変遅れており、避難民のための仮設住
宅の建設はまだ終わっていない」。

※ 構造上、2文に分かれてはいますが、2文目も El cotidiano Yomiuri
 estimo' en un editorial que...以下に続くことは明らかです。

◇本日の課題(再掲)
El cotidiano Yomiuri estimo' en un editorial que "la ayuda entregada
a las autoridades de las regiones devastadas no ha sido suficiente".
"La limpieza de los escombros esta muy atrasada y la construccion de
viviendas temporales para los evacuados no esta aun terminada".

【練り訳例1】
読売新聞の社説欄は、「被災地の当局に対する支援が不十分だ。がれきの除去
作業は大幅に遅れているし、避難民のための仮設住宅の建設もいまだ完了して
いない」と指摘している。

【練り訳例2】
読売新聞は社説欄で、「被災地域の行政に対する支援はいまだ十分とは言えな
い。がれきの撤去は遅れに遅れており、被災者のための仮設住宅の建設も終了
していない」という評価を示した。

【練り訳例3】
読売新聞の社説によると、被災地域の市町村への支援が不十分であることに加
えて、がれきの除去作業も大きく遅れており、被災者向け仮設住宅も未だに建
設完了していないとのことだ。



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◆編集後記◆
アースです。
我が家は日経新聞を取っているのですが、日々の翻訳業務で検索が
必要になることが多いため、紙と電子版の両方が閲覧できる契約に
しています。
でも、結局のところ、普通に記事を読む場合にも、わたしが使うのは
電子版の方。仕事の合間に読むことが多いからです。
舐めるように・・とはなかなかいかないものの、かなりの時間をかけて、
なるべく多くの記事に目を通すようにしています。
それで最近気がついたこと。
タイトル文字の大きさと文章量が一瞥できる紙版と違い、電子版の
記事は、タイトルの大きさに若干の違いはあっても、基本的に
「同列」な感じがします。
そのためか、最近は純粋にタイトルの内容だけで、読む記事を決める
ようになりました。
先日、電子版で読んだものを紙のほうで探して印をつけてみたら
あらびっくり。
こんなにたくさん読んでたのね!!
こんなすみっこの記事も読んでたのね!!
紙の新聞の場合、紙の辞書と同様に「斜め読みの効用」が非常に大きい
のですが、いまいち使いにくいとされる電子版にもこんな恩恵があった
とは。
単に「日本語を読む」ことを目指すのではなく、ある分野の
知識を集中的に取り込もうとする場合には、電子媒体が案外いい
のかもしれません。
いまは我が家も紙・電子版両方の契約にしていますが、将来的には
電子版だけで良くなるかも。
・・・いや、やっぱりダメか。
大根と白菜を包む紙がないと困る。

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