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2011年5月

 スペイン語翻訳者になろう vol.205

 おはようございます、アースです。
 これを書いているいま、なんと足温器をつけています。さむっ!
 先日は30度近い日もあったというのに、身体がおかしくなりそう。
 皆様も気温の乱高下にはどうぞお気をつけくださいね。

 おっと、きょうの主役たちが出番を待っています。わたしは
 早々に消えることにしましょう。

            ★        ★

アーチ :はい、みんな席について〜。きょうは、先週お知らせした教材をお
     見せしようと思います。

かんきち:あっ。この勉強会での僕たちの議論をベースに作ったという例の教
     材ですね!

ふつみ :わあ〜もうできたんですか!!

りろこ :もう予約開始してるんですよね。私も早く見たいです。

かんきち:予約はこちらからですよ〜
     →http://www.pie.vc/textbook/02.html

ふつみ :かんきち君、誰に向かってしゃべってるの?

かんきち:気にしない、気にしない。

            ☆        ☆

アーチ :実際にはPDFファイルでの販売ですので、きょうはそれを印刷し
     てきました。

(一同、表紙を覗き込む)

3人  :・・・・・。

かんきち:せんせい。

アーチ :な、なんでしょう。

かんきち:地味です。

アーチ :本屋さんの店頭に並ぶわけではないので・・それほど派手にしても
     無意味かと・・・

りろこ :そうよ。問題は外装より中身です!

ふつみ :あ、最初に私たちの自己紹介が載ってる。

りろこ :字が大きくて見やすいですね。中身は・・やはり「ちょくねりメ
     ソッド」を標榜しているだけあって、まず直訳、次に練り訳という
     構成ですか。

アーチ :そうです。

かんきち:ちょっとショックだなぁ〜僕の記念すべきデビュー教材がこれほど
     までに地味だとは・・・ぶつぶつ。

ふつみ :まだ言ってる。地味でもなんでもいいから、とにかく中身を一緒に
     見ましょうよ。

かんきち:しょうがないなあ。
     (パラパラ)
     あれっ。先生。「基礎編」の前半では、僕たちが登場してないです
     よ。

アーチ :あ、「直訳」部分ですね。そうなんです。基礎編では、前半部分で
     文法や単語単位の訳に関する説明を「直訳解説」として行っている
     わけですが、そういった部分は議論するまでもないことが多いです
     ので。

りろこ :そういえば、この勉強会でも文法や単語レベルの解説は、アーチ先
     生のお話だけで進む部分が多いですものね。

アーチ :もちろん、皆さんが感じた疑問や不安などは、解説にちゃんと反映
     したつもりです。

ふつみ :あ、見て、かんきち君。「経済」では最初から私たちの議論になっ
     てるわよ。

かんきち:僕だってそんなに出たがりってわけじゃないんだから、ふつみさ
     ん。

アーチ :ふふ。経済の場合は、文法が難しいからというよりも、内容とその
     訳し方が問題な場合が多いので、直訳の段階から皆さんの議論をそ
     のまま反映させることとしました。

りろこ :確かに、あの課題では文法上つまずくようなところはほとんどな
     かった気がします。

ふつみ :その代わりに、個々の単語レベルではかなり悩みましたよね。

かんきち:そうそう、なんとか訳語らしきものを当てはめることはできても、
     実は意味がまったくわかってない!というところが少なからずあり
     ました。

アーチ :はい、そのあたりもしっかり取り上げていますよ。

            ☆        ☆

ふつみ :練り訳解説のほうは、「基礎編」も「経済」も私たちの議論から構
     成されているんですね。

かんきち:あ、それに「基礎編」では僕たち3人の練り訳が全部「たたき台」
     として使われている〜。

アーチ :はい、つっこみどころが多くて、とても役に立ちました(笑)。学
     習者である皆さんの練り訳をベースにして行ったあの議論は、誰に
     とっても有用なのではないかと思います。

りろこ :それに私たち3人のスタイルはまさに三者三様だから、訳文もバラ
     エティに富んでましたものね。

アーチ :そうです。「講座」というと、どうしてもたった1つの「正解」に
     向かって突き進むという感じになってしまいますが、皆さんも十分
     おわかりのように、翻訳とは本来そんなものではありませんから。

かんきち:十人十色で当たり前、ということか。

アーチ :その通り!

りろこ :それで議論の最後にいくつも練り訳例を挙げているんですね。

かんきち:しかも!! すべての検討が終わった後に、さらにまた別の練り訳
     例が載ってますね! 至れり尽くせりだなあ。

アーチ :はい、サービス満点です! とはいえ、今回掲載した訳例のみが
     「正解」というわけではありませんよ。言うまでもないことです
     が。

            ☆        ☆

ふつみ :あ、でも経済のほうでは、「練り訳たたき台」は1つだけなんです
     ね。どうしてだろう?・・そうか、そういえばあのときは、3人で
     協力して1つの練り訳を作ったのでしたね。

りろこ :経済文ですと、各自が別々に訳しても、みんな似たような訳文に
     なってしまう可能性が高かったからでしょうか?

アーチ :いえ、経済文であっても、表現を様々に変えて工夫を凝らすことは
     十分可能ですよ。

     とはいえ、皆さんはその前の段階ーー内容をしっかり理解して、単
     語レベルで正しい訳語を当てはめる、それを日本語の経済文として
     おかしくない程度に仕上げるーーがまだ十分なレベルにないわけで
     すから、まずは3人で協力してもらったわけです。

かんきち:「3人寄れば文殊の知恵」で、結構まともな訳を作り上げたつもり
     が、あれよあれよという間に真っ赤にされたんだっけ。あまり理解
     しないままに訳したということが白日の下にさらされちゃって。

アーチ :はい。それもあって、正確な内容把握がカギを握る経済の課題にお
     いて議論の焦点がぼけることのないように、という意味も込めて、
     たたき台は1つとしました。

            ☆        ☆

アーチ :新教材はいかがですか? 皆さん。

かんきち:外見は地味ですけど、内容は素晴らしいですよ〜先生。特に僕たち
     が出演しているところなんか。

ふつみ :かんきち君てば。でも、さっきも言っていたけれど、私たち一人一
     人の疑問や悩みは、そのまま多くの学習者さんの疑問や悩みになっ
     ているのかもしれないですね。

かんきち:とすると、こんなに有用な教材はない!

アーチ :はい、読むだけでもそれなりに意味はあるでしょうけれど、自分で
     直訳と練り訳を作ってから解説を読んだり、議論を見たりすること
     で、さらに効果をあげられると思います。

かんきち:そこの君! 迷ってないで早速予約ページへれっつごー!
     →http://www.pie.vc/textbook/02.html

りろこ :いまはかんきち君はこんなふうですが(笑)、議論になると結構ま
     ともなことを言いますので、教材の中身に関しては心配なさらなく
     ても大丈夫で〜す。

ふつみ :り、りろこさんまで・・誰に向かってしゃべっているの? ねえ、
     教えてくれない・・ちょっと・・・ねえってば・・・・

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     ☆★スペイン語翻訳解説書 第2弾 2冊同時発売★☆

   「スペイン語実務翻訳講座(基礎編)
       〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

   「経済スペイン語翻訳講座
       〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

     ◎ 定価 各2,000円(税込)
     ◎ PDFファイルでのダウンロード販売
     ◎ A4サイズ
     ◎「基礎編」約100ページ/「経済」約60ページ
     ◎ 2011年6月1日販売開始

   ■予約特典■
   5月31日までに予約していただいた方に限り、定価2,000円(税込)
   のところ 1,500円 にてご提供致します。

   ご予約はこちらから
     →http://www.pie.vc/textbook/02.html

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◆編集後記◆
ピーチです。
スポーツ新聞の見出しは極端な例としても、標語やスローガン(両者は
同じこと?)に語呂合わせのような言葉遊びがされることって、
よくありますよね。
先日銀行で、「STOP振り込め詐欺」のキャンペーンポスターをぼんやり
眺めていたときにも、見つけてしまいました。
ブルドッグのような犬のイラストの下に「金融犯罪の番犬 BANK-KEN」と。
ものすごいシンプルだけれど、そのあまりの直球ストレートさに心を
打たれるものがありませんか?
ちなみにBANK-KEN君の顔からは
「吾輩の目の黒いうちは振り込め詐欺なぞさせんぞ!」
という気迫が感じられました。気になった方は是非お近くの銀行で
チェックしてみてください。
・・・って、わたし、何書いているんでしょ?
教材の話をするはずが、どうしても脳裏に怒れるBANK-KEN君の顔が
ちらついてしまい・・。
いかんいかん、教材の話だ。コホン。
「教材、いい出来ですよ〜 おススメです。」
(とってつけたようですが、ほんとです)

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 スペイン語翻訳者になろう 臨時号

 おはようございます。ピーチです。
 「あれ?きょうって水曜だっけ?」
 と思われた方、混乱させてすみません。土曜日です。
 「土曜にピーチ」ってなんとなく似合わないですね。
 妄想力たくましいわたしは、土に埋もれて腐ってゆく桃・・を
 想像してしまいました(きゃー)。
 でも本メルマガにはアースがいます!アースこそまさに「土」の
 象徴ではありませんか!

 ・・そんなこじつけはどうでもいいとして、なぜ定期配信日でない
 土曜日にわたしたちが皆様のPC(または携帯)にお邪魔しているのか、
 それは、3日前から予約開始した新教材のお知らせをするためです。

 すでにお読みくださった方には繰り返しになってしまい申し訳ない
 のですが、メルマガという媒体の性質上、うっかり見逃している方も
 少なからずいらっしゃるのではないかと思い、臨時号を出させて
 いただくことに致しました。

 詳しくは今週水曜日の記事↓
  http://tinyurl.com/3w2ocm7
 をご覧いただきたいのですが、以下に概要を掲示します。

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     ☆★スペイン語翻訳解説書 第2弾 2冊同時発売★☆

   「スペイン語実務翻訳講座(基礎編)
       〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

   「経済スペイン語翻訳講座
       〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

     ◎ 定価 各2,000円(税込)
     ◎ PDFファイルでのダウンロード販売
     ◎ A4サイズ
     ◎「基礎編」約100ページ/「経済」約60ページ
     ◎ 2011年6月1日販売開始

   ■予約特典■
   5月31日までに予約していただいた方に限り、定価2,000円(税込)
   のところ 1,500円 にてご提供致します。

   ご予約はこちらから
     →http://www.pie.vc/textbook/02.html

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 土です。あ、間違えた、アースです。

 18日の予約開始以降、ほとんどの読者の方が予約購入してくださったので、
 残るはそこのあなたただ一人ですよっ!
 ということはさすがにありませんが、当方の予想を上回る
 ペースでご予約いただいております。きょうは、

  「18日のメルマガはとっくにゴミ箱!!」(ひ、ひどいわ〜)

 という方のため、また

  「18日のメルマガは宣伝長すぎで読む気ナシ」

 という方もいらっしゃるかと思い、教材概要だけをあっさり
 お送りしました。

 上記ホームページでは各教材の説明を(まじめに)致しておりますので、
 ご興味がおありの方はぜひアクセスしてみてくださいね。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.204

 おはようございます、アース&ピーチです。

 本日より、先週号の最後にお知らせした新しい翻訳教材(2冊)の
 予約開始です!!!!

 きょうはその内容について詳しくお伝えしたいと思います。

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     ☆★スペイン語翻訳解説書 第2弾 2冊同時発売★☆

   「スペイン語実務翻訳講座(基礎編)
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

   「経済スペイン語翻訳講座
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

      ◎ 定価 各2,000円(税込)
      ◎ PDFファイルでのダウンロード販売
      ◎ A4サイズ
      ◎「基礎編」約100ページ/「経済」約60ページ
      ◎ 2011年6月1日販売開始

   ■予約特典■
   5月31日までに予約していただいた方に限り、定価2,000円(税込)
   のところ 1,500円 にてご提供致します。

   ご予約はこちらから
       →http://www.pie.vc/textbook/02.html

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・・と概要は上記の通りなのですが、たったこれだけの情報では、
いったいどんな教材なのか、まったくわかりませんよね。

そこで、わたしたちアースとピーチが詳細をお伝え・・・してもいい
のですが、せっかくならば先週号で登場した、新教材の登場人物4名から
楽しく紹介してもらおうと思いますので、またまた4人の勉強会の場を
直撃してみることとします。

健忘症気味のわたしたちと違って、皆さんはちゃんとこの4人のことを
覚えておいでと思いますが、念のため4人のプロフィールを再掲して
おきます。
(先週号を読み逃した!という方はこちらでどうぞ
                →http://tinyurl.com/4532kjh

アーチ :この道、十数年の実務翻訳者。翻訳勉強会の講師役を務める。

かんきち:生徒その1。「感情的」な性格で、翻訳にもついつい「感動」を
     求めるあまり、訳文が仰々しくなりがち。

ふつみ :生徒その2。「ごく普通」であることを最善と考える性格で、
     翻訳にもそれが反映されており、当たり障りのない訳文作りが
     ポリシーである。

りろこ :生徒その3。「理論的」、悪く言えば「理屈っぽい」性格。
     翻訳においても理論武装のための調査を怠らない。

さて、そろそろ勉強会の場に潜入!します。事前情報によれば、
きょうアーチ先生は「教材が出る」ということを生徒たちに初めて
話すようです。いったい、どんな展開になるのでしょうか?

           ☆           ☆

アーチ :(部屋に入ってきながら)ハイエンドな翻訳者を目指せと
     言われてもなぁ・・ぶつぶつ。

ふつみ :おはようございます。先生、朝から独り言ですか?

アーチ :へっ? ああ、おはようごさいます。いや、翻訳者って「これで極
     めた!」という到達点がないのだなと改めて痛感させられる出来事
     があったもので。

かんきち:そうなんですか。まだスタートラインに立ったばかりの僕たちには
     よくわからないけれど、翻訳者も大変なんですね。

アーチ :そうですね。でもやりがいのある仕事ですよ。

     さて、前置きはこれくらいにして・・実は、きょうは皆さんに大事
     なお知らせがあります。

かんきち:えっ。まさか僕たちのデキがあまりにひどいので、この勉強会は中
     止になるとかですか??

ふつみ :慌てないの。先生の話をちゃんと聞きましょうよ。

りろこ :それに先生のこのニコニコ顔を見れば、悪い話ではないとわかる
     じゃないの。

かんきち:そ、そうだね。先生、心の準備はできましたから、どうぞお願いし
     ます。

アーチ :はい、まず初めに告白しなければならないのですが、実はこの勉強
     会での皆さんの議論をときどき録音させてもらっていました。

3人    :えーーーーっ!!!!

アーチ :黙っていたのは申し訳なかったのですが、自然な議論を録音した
     かったので、事後承諾を求める形となりました。

りろこ :私たちの議論が何かの役に立つなら私としてはぜんぜん構いません
     けれど。

かんきち:が〜ん・・僕のしゃべり散らしたあんなことやこんなことが録音さ
     れていたなんて・・

ふつみ :私もとくに問題はないですが、でもいったいどうしてですか?

アーチ :はい、実はこのたび、皆さんの勉強会をもとに作成したスペイン語
     翻訳の教材を発売することになったんです。

3人    :えーーーーっ!!!!

ふつみ :つ、つまり、私たちの議論が教材の下地になるということですか?

アーチ :そうです。

りろこ :そうか、私たちのような翻訳初心者の疑問や陥りやすい間違いを取
     り込んだうえで、アーチ先生のようなプロの翻訳者の視点で解説を
     十分に行えば、結果として初心者にもわかりやすい翻訳教材ができ
     あがるというわけですね。

アーチ :さすがりろこさん。まさにその通りです。

     もうひとつ付け加えるとすれば、初心者だけでなく、上級者やプロ
     寸前のレベルの方でも十分使用に堪えるものになっていると思いま
     す。さきほども言いましたが、翻訳者というのは何年やっても「こ
     れで極めた」ということがありませんから。

かんきち:が〜ん・・僕のしゃべり散らしたあんなことやこんなことが活字
     に・・・。

りろこ :もう、かんきち君てば、いい加減立ち直りなさい。私たちの勉強会
     がたくさんの学習者の役に立つなら、こんないいことはないじゃな
     いの。

かんきち:そ、そうか・・世の中にたくさんいるであろう僕のような情緒的な
     訳文に傾きがちな学習者さんの役に立つのか。それってすごいこと
     かも。そうだ! ぜひ発売しましょう、先生!

ふつみ :だからもう発売は決まってるんだってば。で、先生、その教材の中
     身はどんなものなんでしょうか?

アーチ :これまで勉強会ではいろいろな課題を扱ってきましたが、その中か
     ら2つを厳選しました。よって教材も2冊です。

かんきち:えーー! いっぺんに2冊も!? で、2つの課題って、どれとどれ
     だろう? 気になるなあ。

りろこ :今までの勉強会で私がとくに「勉強になったなあ」と感じたのが地
     球温暖化の回と経済の回だったんですが、もしかしてその2回です
     か?

かんきち:経済って、先週の? 僕が言うのもなんだけど、あれはちょっと物
     足りないくらいだったじゃない。

りろこ :あれはたった一文だったもの。そうじゃなくて、前にもっと長い課
     題をやったでしょ。ほら、5段落あって、かんきち君がぶつくさ言
     いながら取り組んでいた・・

かんきち:ぶ、ぶつくさって・・・あ、思い出した!確かにあれはためになっ
     たなあ。

アーチ :はい、お2人さん、正解です。その2回分を教材に使いました。

ふつみ :ところで、勉強会をもとにしたもの、ということは、両方とも直訳
     と練り訳をフル活用した「ちょくねりメソッド」に基づくものとな
     るわけですね。で、タイトルはどうなるのですか?

アーチ :以下の通りです。

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   「スペイン語実務翻訳講座(基礎編)
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

   「経済スペイン語翻訳講座
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

    ご予約はこちらから
       →http://www.pie.vc/textbook/02.html

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かんきち:最初のが地球温暖化、二番目のが経済の原文を扱ったものというわ
     けですね。

     あれ?「スペイン語実務翻訳講座」って、3年前に出た教材とタイ
     トルが同じですね。あ、でも今回は(基礎編)という言葉がついて
     いるのか。

ふつみ :ということは、前回の教材よりも初心者向けとなっているってこと
     ですか?

アーチ :はい、そういうことになります。が、ここでちょっと詳しく解説し
     ておきましょう。

           ☆           ☆

アーチ :2008年に発売された第1弾の教材の特徴は、

      1)翻訳のグレーゾーンに焦点を当てた詳細な解説

      2)「プロの思考プロセス」を開示

      3)「ちょくねりメソッド」を活用

     の3つでした。それに対し、「基礎編」と銘打った今回の教材では
     この基本路線を踏襲する一方で、

      ◎課題文の分量を第1弾より少なく、難易度もやや低いもの
       とした

      ◎3人の学習者の訳例をたたき台とし、プロの翻訳者を交えた
       議論を通じて、直訳を自然な日本語に練り上げていく検討プロ
       セスをわかりやすく示した

     という新たな特徴を備えています。

りろこ :なるほど!その「3人の学習者」が私たちってわけですね。

かんきち:僕ら、たたき台にされちゃうんだ・・主にたたかれるのはやっぱり
     僕なのかな?

ふつみ :かんきち君、いい加減にあきらめなさい。で、もう一冊の「経済ス
     ペイン語翻訳講座」のほうはどうなんですか?

アーチ :特徴として挙げられる点は、「スペイン語実務翻訳講座(基礎
     編)」と共通していますが、「経済」という名が示すように、「経
     済スペイン語」文を読解・翻訳する力を養うことにフォーカスした
     内容となっています。

りろこ :あのときは苦しかった〜〜。でも明らかに経済スペイン語の世界に
     片手が届いた、という達成感を持てました。

アーチ :そうでしょう。皆さん、頑張りましたからね。

     今回の経済の教材で扱っている課題文は、専門的とはいえレベルと
     してはそれほど高くないですし、「これでもか!」というほど丁寧
     な解説を行っていますから、初めて経済の文章を読もうという人で
     も十分ついて来られると思います。

ふつみ :確かにあの時の解説は分かりやすかったです! 経済に対する抵抗
     感や苦手意識がわずかながら緩和されて、経済記事も面白いんだ
     な、と思ったのをよく覚えています。

りろこ :スペイン語翻訳の入門者や基礎力を万全にしたい人には「スペイン
     語実務翻訳講座(基礎編)」、経済スペイン語を少しでも読める・
     訳せるようになりたい人には「経済スペイン語翻訳講座」が最適っ
     てことでしょうか。

アーチ :そうですね。もちろん両方利用して、実務翻訳力を総合的に高める
     というのもおススメです。

かんきち:それにしても・・・僕らのあの訳が開陳されちゃうわけですか。
     ちょっと恥ずかしいなあ。

ふつみ :まだ言ってる。プロの翻訳者は人に自分の文章を見せるのが仕事な
     のよ。そんなことで怖気づいていてどうする!

りろこ :あ、いつもなら私かアーチ先生が言うセリフをふつみさんに言われ
     ちゃった(笑)。

ふつみ :アーチ先生やりろこさんと付き合っているうちに、感化されてき
     ちゃったのかも。

かんきち:こんな僕らの楽しくも厳しいやり取りが満載のこの教材、ぜひお手
     にとって、皆さんの翻訳力アップにお役立て下さい!

  ※上記に登場した4名はすべて架空の人物であり、実在の人物とは
   一切関係がありません。

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     ☆★スペイン語翻訳解説書 第2弾 2冊同時発売★☆

   「スペイン語実務翻訳講座(基礎編)
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

   「経済スペイン語翻訳講座
        〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう」

      ◎ 定価 各2,000円(税込)
      ◎ PDFファイルでのダウンロード販売
      ◎ A4サイズ
      ◎「基礎編」約100ページ/「経済」約60ページ
      ◎ 2011年6月1日販売開始

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   5月31日までに予約していただいた方に限り、定価2,000円(税込)
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◆編集後記◆
アースです。
この教材、作成が進むうちに上記4人の登場人物が勝手に動き出し、
収拾がつかなくなりかけたこともありましたが、なんとか時間内に
(予定紙幅内に?)講義を収めることができました。
アーチ先生のモデルが誰かはともかくとして、生徒3人は、ほとんどの
翻訳者が少しずつ持っている部分がそれぞれ増幅されたような存在では
ないかと思います。
理詰めで考えることがあるかと思えば、感覚だけで捉えてみたり、
はっと気がついて「バランスが大事!」と自分に言い聞かせてみたり。
したがって、どの学習者の皆さんにとっても身近な存在になるのではないかと
思います。
「解説だけがぎっしりの眠くなるテキスト」と異なり、楽しく読めて
しっかり学べる教材になっていますので、ぜひ購入をご検討くださいね!

ピーチです。
今号のメルマガは教材の話ばかりで、もうおなかいっぱい・・という方の
ためにデザートを・・(ほんとにデザートの話です)。
最近、「パンナコッタとローズシャンパンゼリー」なるものを頂く機会が
ありました。
これが実においしくて、あわあわほろほろとした透明の流動体を匙で
掬っている間、我を忘れました(醒めた態度の多いわたしにしては
珍しいことです)。
最近どこのレストランに行ってもデザートのレベルが高いなあと感じる
のですが、日本のパティシエの全体的な nivel が crecer している
のでしょうか。
それに引き換え、自分の語学力は・・・う〜〜ん、、、、、
言及は避けておきましょう(この2つを比べること自体が変?)。
今回の教材で勉強して出直してきます・・・・とはいえ、この2つの
教材、昨秋から延々と練り直し練り直しして作り上げてきたものなので、
著者としてはかなり食傷気味でして、新味がほしいところ。いっそ、
シャンパンテイストの教材でも作りますか(作り方大募集〜!)

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 スペイン語翻訳者になろう vol.203

 おはようございます、アース&ピーチです。
 ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
 アース&ピーチは、例によって「完全に休む」ということをせず、
 こそこそと仕事をしておりました。
 その仕事の内容については最後に明らかにするとして、
 きょうはまず、皆さんに本メルマガの新しい仲間4人を紹介したいと
 思います。
 というのは、この4人、「スペイン語翻訳勉強会」を定期開催している
 らしいのです。はてさて、どんな人たちなんでしょう?

アーチ :この道、十数年の実務翻訳者。翻訳勉強会の講師役を務める。

かんきち:生徒その1。「感情的」な性格で、翻訳にもついつい「感動」を
     求めるあまり、訳文が仰々しくなりがち。

ふつみ :生徒その2。「ごく普通」であることを最善と考える性格で、
     翻訳にもそれが反映されており、当たり障りのない訳文作りが
     ポリシーである。

りろこ :生徒その3。「理論的」、悪く言えば「理屈っぽい」性格。
     翻訳においても理論武装のための調査を怠らない。

う〜ん、ひとくせもふたくせもありそうでなさそうな(?)面々ですね。
でも悪いひとたちではないらしく、きょうは特別に勉強会の様子を
見学させてくれるそうです。太っ腹〜!

では、彼らの気が変わらないうちに早速覗いてみることと致しましょう。

           ☆           ☆

アーチ :はい、みんな席について〜。今日の課題はこれです。

  El Fondo Monetario Internacional y el Banco Mundial alertaron de
  sobrecalentamiento en economias emergentes y anticiparon la
  adopcion de politicas restrictivas de bancos centrales.

かんきち:うわー。こりゃどこからどう見ても経済だ。まいったなあ。

りろこ :かんきち君。たった1文なんですけど。

ふつみ :でもその気持ち、わかる。経済っていうだけで、なんとなく「苦
     手〜」と思い込んじゃうのよね。

アーチ :まあまあ。とにかく始めましょう。まずはざっと読んで、調査が必
     要なところはないか、確認してみてください。

りろこ :特にないのではないでしょうか。専門用語ということで言えば

     Fondo Monetario Internacional=「国際通貨基金」
     Banco Mundial=「世界銀行」

     ですよね。

ふつみ :もっとマイナーな機関なら調査が必要だけれど、これくらいなら私
     たちにもわかります。

アーチ :はい、結構です。ただし少しでも不安があったら、ちゃんと調べる
     ようにしてくださいね。

かんきち:あと、専門用語とは言えないかもしれないけれど、

     sobrecalentamiento
     economias emergentes
     politicas restrictivas

     この3つはどうですか? sobrecalentamiento は西和辞典にはない
     し。

りろこ :でも類推はできますよね。sobre+calentamiento でしょう?

かんきち:でもそれって、どういう意味? 「暑すぎること」?

ふつみ :かんきち君、字が違うんじゃ・・「熱すぎること」じゃないかし
     ら。といっても何のことかわかんないけれど。

アーチ :はい、きょうは時間がないので答えを言ってしまいますが、経済の
     文脈で sobrecalentamiento は「景気の過熱」の意味で使われてい
     ます。日本の80年代後半のバブルの頃を思い浮かべてもらえば、わ
     かりやすいと思います。

かんきち:いまとは真逆で、とんでもない値段でモノが飛ぶように売れてた時
     ですよね。確かに熱かったなあ。

ふつみ :そうそう! 私もあの頃は高い台に上がって扇子・・いえ、なんで
     もありません。

アーチ :・・その話はまたあとでゆっくり聞かせてください。さて、その他
     の2つも、何となく分かるのではありませんか?

りろこ :economias emergentes は「新興経済」でしょうか。ブラジル、イ
     ンド、中国といった国々のことですよね。となれば「新興国経済」
     や「新興諸国経済」などでもOKですか?

アーチ :そうですね、「新興経済」よりは「新興国経済」「新興市場経済」
     のほうがよく使われるかもしれません。

ふつみ :politicas restrictivas は直訳すると「制限する政策」だけ
     ど・・それってなんでしょう。

かんきち:原文を読むと、これは中央銀行の政策ですよね。例えば日本の中央
     銀行は日本銀行だから・・「なんたら引き締め策」とか「なんたら
     緩和策」とか言っている、あれのことでしょうか。僕って物知りだ
     なぁ・・。

りろこ :物知りさんは「なんたら」とか「あれ」とか言わないと思うけど。
     かんきち君、ひょっとして「金融引き締め策」と言いたいんじゃな
     い?

かんきち:それだ〜。さすがりろこさん。

りろこ :持ち上げても何も出ません!

アーチ :はい、よくできました。まさに politicas restrictivas は、過熱
     しすぎた景気を抑制するために行われる「金融引き締め策」のこと
     です。

     市中に出回るマネーの量を減らす政策で、日銀の場合ですと、政策
     金利である無担保コール翌日物金利の引き上げなどを通じて行われ
     ます。中国などでは預金準備率の引き上げも行われています。

3人  :・・・・。

アーチ :ま、まあ、きょうのところは「金融引き締め策」=「金利(利率)
     の引き上げ」くらいに捉えておけばいいでしょう。

りろこ :確かにバブル後半のころってとんでもない金利でしたよね。6%と
     か7%とか。

かんきち:あああ〜っ。あのころに100万円預けていれば!!

ふつみ :ほんとよね〜。ってそうじゃなくて、つまりはバブルを抑えるため
     に日本銀行が金利を引き上げたということなんですね。

アーチ :はい。だいたいそのような理解で結構です。

     さて原文に戻りまして、 politicas restrictivas の訳語としては
     単に「引き締め策」でも結構ですし、「金融引き締め策」としても
     OKです。

りろこ :あ。いまの3つの用語、どれも単数形で「スペイン語経済ビジネス
     用語辞典」に載ってますね。さすがだなあ。

           ☆           ☆

アーチ :さて、それでは直訳をしてみてください。かんきち君?

かんきち:そうですね、あんまり引っかかるところもなさそうだなあ。

  El Fondo Monetario Internacional y el Banco Mundial alertaron de
  sobrecalentamiento en economias emergentes y anticiparon la
  adopcion de politicas restrictivas de bancos centrales.
  国際通貨基金と世界銀行は、新興国経済における景気過熱について警告
  し、諸中央銀行の金融引き締め策の採用を予想した。

アーチ :はい、それで結構です。確かに、引っかかるところはないようです
     ね。さて次は練り訳ですが・・我こそはという人?

りろこ :はいっ。

  国際通貨基金と世界銀行は、新興国経済における景気過熱について警告
  し、中央銀行による金融引き締め策の採用を予想した。

アーチ :では、この練り訳について自由に意見を言ってみてください。

りろこ :自分でやっておいてなんですが・・「引き締め策の採用を予想し
     た」のところがちょっと引っかかります。

かんきち:そうだね。「採用を予想した」がいまいちかな? 例えば「中央銀
     行が金融引き締め策を採用するだろうと予想した」にしたらどうだ
     ろう。

ふつみ :それなら「中央銀行が金融引き締め策を採用すると予想した」でい
     いんじゃない? つまり、

  国際通貨基金と世界銀行は、新興国経済における景気過熱について警告
  し、中央銀行が金融引き締め策を採用すると予想した。

           ☆           ☆

  El Fondo Monetario Internacional y el Banco Mundial alertaron de
  sobrecalentamiento en economias emergentes y anticiparon la
  adopcion de politicas restrictivas de bancos centrales.

りろこ :もうひとつ気になるのが、「中央銀行が〜を採用する」の部分で
     す。まるで特定の国の中銀を指しているように読める気がして。

ふつみ :確かに、ここで言っている bancos centrales は、定冠詞はないけ
     れど複数形だし、流れから言って明らかに「新興国経済(新興諸
     国)のそれぞれの中銀」のことですよね。

アーチ :そうです。「新興国経済で景気過熱が警戒され、(それを受けて)
     新興国のそれぞれの中銀は金融引き締め策を採ると思われる」とい
     う感じで文章が続いていますので、そのあたりのつながりがもう少
     し出せるといいですね。

かんきち:複数だからって、直訳と同じように「諸中央銀行」とするのはいま
     ひとつだしなあ。「各国中央銀行」などとするのはどうかな? あ
     るいは economias emergentes を「新興諸国」に変えて、後ろで
     「同諸国の中央銀行は〜」と続けるとか。

  国際通貨基金と世界銀行は、新興諸国における景気過熱について警告し、
  同諸国の中央銀行が金融引き締め策を採用すると予想した。

アーチ :だいぶ良くなりましたね。もう一歩踏み込んで、前半を例えば「新
     興諸国において景気が過熱する恐れがあると警告し」などとするの
     はどうでしょうか。後半部分も少しいじって、

  国際通貨基金と世界銀行は、新興諸国において景気が過熱する恐れがある
  と警告し、同諸国の中央銀行が金融引き締め策を採用する可能性があると
  した。

かんきち:わあ、ずいぶん自然な感じになったなあ。でも「恐れ」なんて原文
     にはありませんけど・・。

ふつみ :といって原文通り「景気過熱について警告」というのもやや舌足ら
     ずではあるわよね。

アーチ :はい。この場合は「景気過熱が起こる可能性があると警告した」と
     いうことであり、しかも景気過熱は「悪い可能性」であるわけです
     から、それを「恐れ」と表現したとしても、原文から逸脱すること
     にはならないと思います。

りろこ :「景気が過熱する懸念があると警告し」などはどうですか?

アーチ :それもいいと思いますよ。他には・・・・

           ☆           ☆

再び登場のアース&ピーチです。

「生徒3人+講師1人」の勉強会、かなり白熱した展開でしたね。
ちょっと見学・・のつもりが、思わず引き込まれて長居してしまいました。
あの4人はまだ議論を続けているようですが、覗くほうも疲れてきたので、
きょうのところは、この辺で引き揚げると致しましょう。

さて、数号前から時折ほのめかしていた「本メルマガ200号記念の特別企画」
は、この4人の初登場・・・ではありません。実はこのたび、この4人が
大活躍する翻訳教材が発売されることとなりました!

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     ◎「基礎編」約100ページ/「経済」約60ページ      
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     ■予約特典■                      
     5月18〜31日の期間に予約していただいた方に限り、    
     定価2,000円(税込)のところ1,500円にて         
     ご提供致します。                    

次号(5月18日配信)ではこの新教材の概要や特色について、4人に

とくと語ってもらうことにします。また、この日が同時に【予約開始日】と
なります。どうぞお楽しみに!!

※本メルマガに登場した4名はすべて架空の人物であり、実在の人物とは
 一切関係がありません。

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