« 2010年10月13日 | トップページ | 2010年10月27日 »

2010年10月20日

 スペイン語翻訳者になろう vol.179

 おはようございます。アースです。
 よ〜〜〜〜〜うやくという感じで秋めいてきましたね。
 先日、庭に下りて気がついたこと。
 カマキリの卵が産み付けてある場所が異常に高い!!
 「カマキリが卵を産み付ける場所が高いほど雪が多い→つまり冬が厳しい」
 という観天望気(か言い伝えか?)があります。
 正直、気象庁の予報より信頼が置けるような〜。でもそうすると
 今年の冬はとっても寒くて雪が多いということ。そんなのやだ。
 尋常でない今夏の暑さで、カマキリさんの頭もボケ気味なのだと
 思うことにしましょう。(わたしの頭もそうか?)

 パリスちゃんのちょくねりも先週で終了し、今週からは、夏前の
  「そろそろ翻訳者になりませんか?」
 そして9月前半にお届けした
  「トライアルを受けよう」
 に続く
  「そろそろ翻訳者になりませんか? 〜翻訳者疑似体験編」
 が始まります。アースとピーチの真の姿がついに明かされる!?
 かもしれない本シリーズ、どうぞお楽しみに。
 では始めましょう。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃  そろそろ翻訳者になりませんか? 〜翻訳者疑似体験編 その1
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「そろそろ翻訳者になりませんか?」シリーズ、再開です。

このシリーズでは、翻訳者を馬に例えて、「足が速いだけのサラブレッド」
ではなく、「足がそこそこ速いうえに、デコボコ道が歩けて重い荷物を引く
力をもつ木曽馬」じゃないとプロとしてはやってけないよん。という
お話をしています。

そのなかで、

 ・翻訳力(調査力等も含めて良質の訳文を作る力)
 ・持久力(一定量を一定期間で処理する力)
 ・悪文対応力

が必要だよ、という指摘をしました。最後の悪文対応力は、翻訳力や
持久力と並べるほどの重要性はないのですが、とくに学習段階にある
人には想像しにくい部分だと思い、あえて1回分を割いて説明しました
(日ごろの憂さ晴らしの部分がなきにしもあらず・・)。

ところで、「翻訳者にはこんな力が必要だ」とはっきり明示できるのは、
じつはこれくらい。あとはなんと言いましょうか、とりたてて強調する
ようなものではないけれど、翻訳のプロとしての力を最大限発揮する
ための「付随能力」とでもいうべきものがどっさりあります。

それらは「これこれこういう力です」と説明するのは非常に難しい
のですが、そのうちたったひとつが欠けてもプロの翻訳者としては
困ったことになる、とても大切な能力です。なかには、能力という
よりは「心構え」とでもいうべきものもあります。

いまも言いましたように、ひとつひとつの力や心構えについて説明する
ことは難しいので、これまでのわたしたちの経験、そして実際の仕事の
プロセスを追うことで多少なりとも明らかにしてみようと思います。

これまでもわたしたち2人の狭い経験の範囲内でお話をしていると強調
してきましたが、ここからはなお視野が狭くなります。世の中には
わたしたちとまったく異なる優雅な(?)ワークライフを送っている
翻訳者さんや、全然違う仕事の仕方をしている翻訳会社さんもあるかも
しれませんので、あくまでも「一例」ということでお受け取りくださいね。

また、ここでは「フリーランス翻訳者(個人事業主)」主体で
話を進めますので、ご了承下さい。それでは始めましょう。

    ★          ★          ★

仕事はまず「翻訳依頼」から始まります。

依頼は常に唐突・・というわけではありません。「来週のいついつに
これくらいの分量のものがあるので、予定しておいてください」と
言われることもあります。

そうした依頼を受けたら、当然ですが、必ずその期間は空けておく
ようにします。他から依頼が来ても断ります。ときには、タッチの差で
「A社じゃなくてB社の依頼のほうを受けたかったのに!!」という
こともあります。くすん。

ともあれ、来週のいついつなんて言われることはあまりなく、だいたいは
唐突に仕事が始まります。まずは依頼の電話がかかってきて、

 「○ワードを○日までにお願いします。いまから送りますので」

つきあいが長くなると、まず原稿をメールで送ってきてから

 「いまからお電話します」

とか、依頼はメールのみということもあります。メールをこまめに
チェックしていないと、仕事を逃しかねません。

どのパターンにせよ、

 「ええ・・御社のあれがまだ進行中で・・納期はまだ先ですが・・
  でも明日の朝からなんとかかかれるかも・・」

などとモゴモゴ言っていると、

 「あっ、明日の朝からで十分です!それではお願い致します!」

などと明るく押し切られます。悩むこと自体がすでに「半分やる気」という
わけです。(「朝からで十分」って、その判断はいったいどこから・・?)

したがって、本当の本当に無理なのであれば、あまり悩むそぶりを
見せず、すぱっと断ることが肝要です。そうしないと、まさに自分で
自分の首をしめることにもなりかねませんし、軽く受けていい加減な
仕上がりになっては翻訳会社にも迷惑。

このように、仕事を受けるか受けないか、この一点だけでもすでに
自己管理能力が問われるわけですね。その部分について、来週はもう少し
詳しくお話したいと思います。お楽しみに!

◆編集後記◆
ピーチです。
職業柄、言葉に敏感に反応してしまうことの多い自分であります(自らの
ハチャメチャな 言葉遣いは潔く高い棚の上へ・・)ので、この欄でも
ときおり、巷で耳目にしたみょ〜な表現を槍玉にあげて参りました。
「どうぞ後置法(例:よろしくどうぞ、お大事にどうぞ)」もその一つ
でしたが、最近「よろしくどうぞ」の丁寧表現(?)のような
「よろしくどうぞ御願い致します」
を耳にする機会が増えた気がします。
え?それって、「どうぞ宜しく御願い致します」が正しいのでは?
それとも「よろしくどうぞ御願い致します」でもおかしくはないのか
(耳になじまず奇異に感じるだけか)?
日本語文法に(も)疎いわたしは頭を抱えております。
どなたかお分かりになる方がいらしたら、是非御教示下さい。

|
|

« 2010年10月13日 | トップページ | 2010年10月27日 »