« 2010年8月25日 | トップページ | 2010年9月8日 »

2010年9月1日

 スペイン語翻訳者になろう vol.172

 おはようございます。ピーチです。
 なんと、きょうから9月なんですね(はやい・・)
 本メルマガも長い夏休みを終えて久々の通常プログラムです。
 今回のものは難しい内容ではありませんので、しばらくスペイン語に
 触れていなかった方も気楽なお気持ちでお読みくださいね。

 ==<もくじ>===========================
   1) きょうのキーワード 【desairado】
   2) 実例を見てみよう
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ きょうのキーワード 【desairado】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は desairado を取り上げます。元の動詞は desairar(軽んじる、
軽視する、無視する、冷たくあしらう)ですから、それを単純に形容詞形
/過去分詞にすると、軽んじられた、軽視された、無視された・・等に
なるかなと大体の予想を立てつつ辞書を引きますと、形容詞としては

 ・みっともない
 ・(状況などが)具合の悪い
 ・侮辱された、疎んじられた
 ・屈辱的な、不面目な
 ・無作法な、粗野な

等が載っています。根底に流れる意味合いに共通したものは感じられる
ものの、表現のしかたは色々ですね。

このようなときは、辞書の語義にとらわれず、文脈をよく汲み取って訳す
ことが必要です。例えば situacion desairada といっても、「厄介な状況」
も「屈辱的な状況」も「軽視された状況」もありうるわけです。バシッと
はまる表現を見つける工程も翻訳の楽しみの一つだと思います(もちろん、
見つからないこともあるのですが・・)。

では、次のコーナーで実際の使用例を見ていきましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 実例を見てみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Como el indio se nego' a continuar alimentado al invasor, los
conquistadores, desairados, masacraron a mucho de ellos.
インディオが侵略者への食料供給の継続を拒否したため、屈辱を受けた征服者
たちは多くのインディオを虐殺した。

◇Le preocupaba profundamente la situacion de la sociedad mundial,
arrastrada en la marea tecnologica, en tanto que las culturas
locales, las relaciones personales, el humanismo y el ecologismo
fuesen desairados.
彼は、テクノロジーの波に翻弄され、地域文化や人間関係、ヒューマニズムや
エコロジズムが軽視される国際社会の現状を深く憂いていた。

◇Diego no les permitio' casi hablar, interrumpiendolos
constantemente de forma desairada y a veces brutal.
ディエゴは無神経に何度も彼らの話をさえぎり、ときには荒々しく口を出し
て、彼らにまともに話をさせなかった。

ディエゴがときに情け容赦がないほどの高飛車な態度で彼らの話をさえぎり続
けたので、彼らはまともに話をさせてもらえなかった。

◆編集後記◆
アースです。みなさまお久しぶりです!
暑いのが嫌いではないアース&ピーチもさすがにうんざりの今年の夏。
アースの暮らすこのド田舎も、昼間は尋常でない気温が続いています。
こんな夏が続くようなら、クーラーの導入を検討せざるを得なくなりそう。
みなさまもどうぞご自愛くださいね。
さて、長い夏休みをいただきました本メルマガですが、年末まで(たぶん)
お休みせずにぶっとばしますので、またよろしくおつきあいくださいね。

|
|

« 2010年8月25日 | トップページ | 2010年9月8日 »