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2010年7月7日

 スペイン語翻訳者になろう vol.170

 おはようございます。ひやむぎの季節に似つかわしいザル頭の
 ピーチです(メンもしばしば取り逃がします)。
 さて、七夕だけにおほしさまからのプレゼント・・というわけでは
 ありませぬが、本メルマガのバックナンバーをPDFファイル化した
 「無料レポート」を、ほぼ1年ぶりに大量更新致しました!!!
 ブログでバックナンバーを見るよりもずっと読みやすいと評判(をたてて
 いるのはEとP?)ですので、是非ご利用ください(今号の「編集後記」の
 すぐ上あたりでご案内しています)。
 それにしても「タダより高いものはない」世の中にあって、看板に
 偽りなしの太っ腹なレガロでありますなぁ★(執筆者たちのハラの
 あつみに比例しているとの噂も・・・)

 ==<もくじ>===========================
   1) そろそろ翻訳者になりませんか?  〜本筋の能力編
   2) 金沢でのセミナー開催に関するアンケート(再掲)
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┃1│ そろそろ翻訳者になりませんか?  〜本筋の能力編
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これまでの3回のお話をまとめますと、

1)プロの翻訳者について現実とややずれたイメージを持つがゆえに、学習者
  の多くはプロの世界に飛び込めないでいる

2)プロの翻訳者に対する学習者のイメージが「足の速いサラブレッド」であ
  るとすれば、現実の翻訳者は「そこそこの足の速さも含めて様々な能力を
  持つ木曽馬」だ。(=サラブレッドとしてどれほど秀でていようと、プロ
  になるのは難しい)

3)サラブレッドにはなく木曽馬にある能力のひとつが、「持久力」である

ということでした。この3)以外にも様々な「木曽馬的能力」がある
のですが、それは次回以降にするとして、今回は「サラブレッド的能力」
についてお話しておこうと思います。

賢明な読者諸氏はとうにご推察のことと思いますが、「サラブレッドの足の
速さ」で例えたかったのは「純粋な翻訳力」です。先回お話ししたような、
短い納期とか、大量の原文とか、そういった要素をすべて抜きにした、
本当の翻訳の力。

サラブレッドのように、翻訳の力ばかりむやみにあったとしても、その他
の力がなければ翻訳者としては使えません。さりとて翻訳の力が少々
欠けていてもいいのかというと、当然ながらそうはいきません。

翻訳者に必要な様々な能力については前回までもいろいろ話して
きましたし、今後もごちゃごちゃと述べるつもりではありますが、
なんといっても「本筋の翻訳の能力」、これが最も大事であることは
言うまでもありません。

翻訳者たるもの、この世界に一歩足を踏み入れた瞬間から、足を洗う
最後の瞬間まで、常に翻訳力を磨くべし!と言いたいと思います。
自戒も込めて。

学習時代は、その能力を純粋に磨くことのできる、非常に貴重な期間です。
実際に仕事を始めてしまうと、それこそ量の多さに圧倒され、迫り来る
納期に恐れおののき、原文の内容の難しさに気絶しそうになり、時間が
ないのにコンピュータは止まる、隣のおばさんはなかなか帰ってくれないし
子どもは泣くし・・と、純粋に訳文だけのことを考える時間は驚くほど
少ないというのが実情です。

いま学習段階にある人は、そのことを肝に銘じて、意義深い学習期間を
送っていただきたい。

ただ、ひとつだけ言っておきたいのは、「どれだけ力を磨こうと終わりは
ない」ということです。この世界、分け入るほどに広く深く、底なし沼の
様相を呈してきます。アース&ピーチでたまに勉強会をもよおしたりすると、
だいたい「最初は簡単そうに見えたのに、深いね、これ」「ほんとに」
という会話になります。何年経っても、です。

したがって、「能力は高い方がいいが、無駄に高い必要はない」という
のは、どれだけ高めても頭打ちにならないのでキリがない、という意味でも
あります。終わりがないのですから、「“ある程度”力をつけてからプロに
なろう」などと思っていると、冗談でなく一生プロにはなれません。
そこはすっぱり割り切りましょう。

 「割り切るったって、それこそある程度の指標がなきゃ、
  どのタイミングでプロの道に進めばいいのかわからん!!」

はい、ごもっとも。そのヒントは「トライアル」ですが、これについては
また機会を改めてお話しできればと思います。

(次回は「スペイン語であってスペイン語でない編」をお送りする
予定です。お楽しみに!)

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┃2│ 金沢でのセミナー開催に関するアンケート(再掲)
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アースです。

わたしたちアース&ピーチが最後にセミナーを開催してから、すでに1年が
経過してしまいました。2人ともにいろいろと事情がありまして、なかなか
開催にこぎ着けられないのですが、心のなかではいつも「なんとかやりたい」
と考えております。

ところで、これまでのわたしたちのセミナー開催地は、名古屋での一回を
除くとすべて東京。他の翻訳学校でも「太平洋側の大都市」での開催が
多いようです。

しかし田舎の翻訳者アースとしましては、どうしても、大都市圏の恵まれた
学習環境の恩恵にあずかれない方々のお力になりたい!

・・というわけでいささか唐突ではありますが、まずは日本海側の真ん中と
いうことで、金沢にて以下のようなセミナーの開催を考えております。

 開催時期:未定

 開催場所:石川県金沢市内(近県からの参加も可能とするため、金沢駅近く
      を予定)

 受講料 :10,000〜15,000円を予定(3〜4時間+α)

 内容  :初級者〜上級者までなるべく幅広く対応。翻訳の学習だけでな
      く、たとえば翻訳界の実情や翻訳者の生態(?)についてのお話な
      どもできればと考えています。

ただし一定数の参加が見込めなければ開催に踏み切ることは難しく、
まずはアンケートをとらせていただきたいと思います。ご興味のある方は

http://form.mag2.com/slaephaetr

に行っていただき、ご記入をよろしくお願いいたします。少しでも行って
みようかなと思われた方はぜひご記入下さいね。そうしないと「開催の検討」
すらできない可能性がありますので・・。

また、開催場所だけは「金沢市内」に固定させていただきますが、いまの
段階ではどんなレベルのどんな希望者さんがいらっしゃるのか見当が
つきませんので、内容や開催日時についてはなるべく参加者の方のご要望を
踏まえつつ、柔軟に企画していくつもりです(そのため、アンケートの
メールアドレス欄にはなるべくご記入をお願いいたします。ご相談の
メールを差し上げる可能性があります)。

これまでにアース&ピーチで行ったセミナーの概要については

http://www.pie.vc/report/course_report01.html
http://www.pie.vc/report/course_report02.html

をどうぞご覧くださいね。

なお諸般の事情から、このセミナーはアース単独で行わせていただきます。
ピーチファンのみなさま、ごめんなさい。いつか必ずまた2人で
かけあい漫才でなくセミナーをやりますので、それまでお待ちください。

北陸地方で人知れず(?)スペイン語翻訳を学んでいる皆さん、ぜひご一緒に
勉強しませんか。(すでにプロの方々ももちろん歓迎です)

※アンケートの結果、また開催時期調整の結果等によって「開催見送り」に
 なる可能性もございますので、どうかご了承下さい。

※富山や福井はもちろん、金沢へのアクセスが比較的楽だと思われる滋賀、
 京都、大阪、新潟、そのほか一度金沢に行ってみたいとお考えの全国の
 みなさんのご参加も切にお待ちしております。

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◆編集後記◆
アースです。
きょうは七夕ですね。
七夕の日に降る雨のことを、織り姫さんと彦星さんが流す涙という
意味で「催涙雨(さいるいう)」と呼ぶそうです。新暦ではなかなか
晴れることのない7月7日ですが、きょうはどうでしょうか。
やっぱり涙雨になってしまうのかな。
ほんとのとこ、織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)は15光年離れて
いるのでぇ〜、いま電話しても織り姫の声が彦星に届くのに15年・・
そして彦星の返事が届くのにまた15年・・デートの約束をするのも
たいへんです。
それじゃあ泣いてしまうのも無理ないよ。
ってちがう?ちがいますね。ハイ、すみません。
ともあれ、少しでも晴れることをお祈りしましょう。

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