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2010年2月

 スペイン語翻訳者になろう vol.154

 おはようございます。ピーチです。
 諸般の事情により(これ、便利な言葉だなァ〜)、今号の配信時間が
 少し繰り下がってしまいました。
 お待ちくださっていた方々、申し訳ありませんでした。そして、
 「さてはあの2人、毎週の配信に音をあげてついに遁走したか」
 と思われた方々、ザンネンでした!
 わたしたちは逃げておりませぬ。まだ、ね(ふふ)。

 さて、今回は通常のお勉強を「いっかいやすみ」として、あるテーマ
 についての私たちの雑記をお送りします。
 そのテーマとは、先週号の編集後記で紹介した、
 特許翻訳者・水野麻子さんの新刊

  『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ
       ---どんなビジネスもこの方法ならうまくいく』
                 (講談社+α新書/880円)

 です。(この本、大変好評で、発売後たちまち重版となったそうです)
 本の概要についてはこちらをご覧ください↓

 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=272636X&x=B

 では早速始めましょう。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃  新刊紹介〜『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』のここがすごい!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

改めましてピーチです。

数年前、まだわたしが「なんちゃって翻訳者」だった頃のことです(今では
「自称翻訳者」に昇格しました・・がどっちもどっちのような気も・・)。
某翻訳連盟の研究会で、まさに眠気もふっとぶような画期的な講演を聞き
ました。タイトルは「ことばとセルフイメージ形成が翻訳品質の決め手」。

そもそも、その研究会に参加しようと思ったのは、この演題に惹かれたから
だったのですが、はたしてその講演は、翻訳に関して自分がそれまで
盲目的に「常識」と捉えていた様々な偏見や先入観を、エイシャー!!と、
空手さながらに次々と気持ちよく叩き割ってくれたのです。

その講演の前と後では、翻訳者としての私は別人となりました・・タブン。
(「なんちゃって」から「自称」へ、という意味ではなく、心の持ち方が、
ですよ。そしてもちろん、肝心の翻訳の品質も確実に向上した気がします)。

そのときの講師がこの本の著者、水野麻子さん。
知る人ぞ知る特許翻訳界のエースです。

その後、水野さんと個人的にお付き合いするなかで、私は、自分が
いかに沢山の 「限界」を設けてしまっていたか、また、誰かが無責任に
つくった根拠のない「常識」に いかにたやすく振り回されていたか、
に何度となく気づかせてもらいました。

そして、そのような「縛り」から解放されることこそが、翻訳者として
「ひとかわもふたかわもむける」ために欠かせないことであり、本気で
翻訳者になろうと思っている人にとっては、翻訳学校等でスキルを学ぶ
こと以上に必要なことだと分かったのです。

今回の水野さんの御本には、そんな「無意味な縛りから解放され、
求められる翻訳者になるためのエッセンス」がふんだんに盛り込まれて
います。

さて、同書のキーワードとして私が選んだのが
 「細分化」「語学力」「専門知識」
の3つです。

これらのキーワードをもとに、本書の要点を抽出すると、

●「細分化」すれば「品質もスピードも上がる」
 (で、速度が上がれば品質も上がるんですってよ、奥様!・・と、
  ふざけているようですが、これ、ホントです)

●「語学力」と「いい仕事をするための外国語力」とは別物
 (わたしも全面的に同意見です。非常に重要な点だと思うのですが、
  語学関係者の中にもこれに気づいていない方が多いような気がします。
  具体的にどのような外国語力が必要なのかは、同書に丁寧に書かれて
  いますので要チェック!)

●「専門知識」がないと技術翻訳ができない、というのは事実に非ず。
 (「なんですと!?」とモニターに飛びつきそうになった方もいらっ
  しゃるのではないでしょうか。この点もぜひ本文を参照してみて
  ください)

本の内容についてもっと詳しく紹介しようかと思いましたが、あまり長く
なっては興醒めでしょうし、「100紹介は1読書に如かず」で、実際に
同書を読んでいただくのが一番だろうと考え直しました。なんといっても、
水野さんの文章は簡潔にして読みやすく、サービス精神旺盛なご本人の
お人柄さながらにお役立ち情報満載!ですから、「読まなきゃソンソン」
です。

実務翻訳者志望の方はもちろん、いつか翻訳者になれたらなあ、と漠然と
考えている方やすでに翻訳のお仕事をされている方にも、是非お勧めしたい
一冊です(これだけの内容がわずか880円とは・・さすが、新書!)。

ではこの辺で、アース氏にバトンタッチしましょう。
アースさん、宜しくお願いします。

            ★  ★  ★

は〜い、アースです。

なかなか時間がとれず(仕事のせいか、オリンピックのせいか!?)、
まだしっかりとは目を通していないのですが、それだけでも感じるのが
 「そう。そうなの。そうなんです!!!」
わたしなどがこんなことを言うのもオコガマシイですが、これ、本心です。

具体的な翻訳プロセスや調査方法については、特許というやや特殊な
世界の例を使っておられるところも多く(水野先生は特許翻訳者なのです
から当たり前ですが)、わたしやピーチのような翻訳者にそのまま当て
はめるべきではないかもと思える箇所もあります。

が、一方で首肯しまくり!!というところも多数。

目につく項目を拾っただけでも、ピーチと一部重なっていますけれども、
 「高い語学力という幻想」
 「覚える必要はない」
から始まって、
 「〜だからできないと言っていてはいつまでもできない」
 「仕事を細分化する」
 「スピードを上げる」、
 おまけに「家事にも応用できる」
等々・・・。

上記のそれぞれについての感想だけでメルマガが何本か書けそうですが、
きょうはとくに、ご本の後半に書かれている「発想の転換」「役割分担」の
あたりを読んで感じたことを少しお話します。

ウン年前に会社員をしていたとき、わたしはときに月間残業130時間と
いうような、いまから考えても恐ろしい激・忙し部署にいました。非常に
大掛かりなプロジェクトの端っこで、ほんの小さな、しかし極めて重要な
ものを作る部署の一員でしたので、納期は絶対の絶対の絶対。

万が一にも遅れると、半端でない数の人に迷惑がかかるという状態で、
心にかかる重圧も並大抵ではありません。

しかしそれでも仕事はこなさなければなりません。わたしの場合、そういう
究極の状態で考え出した・・というか、あとで考えればこういう「心の
持ち様」でやっていたな、というのがあります。いま、日々の仕事で
役に立っている方法の一部は、そういった精神状態の中で必要に迫られて
ひねり出したものです。

今回の水野先生のご本には、そんなわたしがそれそれ!とうなずきたくなる
箇所が多数でてきます。

平たく言えば、「高速」「大量」「正確」「高品質」を実現する方法
です(順不同)。

「どうしてそこを分ける?」「なぜそれとそれを一緒にやる?」と
つっこみたくなるような仕事の細分化・統合法、まったく畑違いの分野の
作業プロセスやスキルを応用する方法、集中力を切らしても一定の質・
スピードで仕事を上げる方法(そういう精神状態への持っていき方)等々、
常識外れといってもいいようなやり方が、いまの翻訳の仕事(とおまけに
家事)にどれだけ役に立っているか分かりません。

上記は水野先生が例示しておられるものとは少し違いますが、考え方の
根底にあるものは同じなのではないかと思います。個々の仕事の進め方は、
仕事の内容が違えば当然変えるべきものですので、問題はやはり
「発想方法」なんです。

それから、当時はなかった(!)PCを使ったスピードアップ。

これまで大勢の翻訳者志望者さんを見てきましたが、とくに機械に関しては
「やらず嫌い」、つまり先生のおっしゃる「〜だからできないと言っていては
いつまでもできない」に当てはまる人が多くいるように思います。

とくに学習段階では、短時間で処理する必要がないからか、スピード
アップの必要性を感じていない方も多いようです。しかし周辺作業に
延々と時間をかけるくらいなら(かける時間があるのなら)、一分一秒
でもいいので本筋の翻訳の質の向上に費やすべきだとわたしは常々
考えています。

先生のご本にも「マクロ」の話が載っていますが、おそらく「食わず嫌い」
の筆頭がこれなのではないかと思います。PCプログラムを書くなんて!!
としり込みする気持ちもわからないではありませんが、ワードなどには
「自動記録機能」もありますので、まずは簡単なマクロからでも使ってみる
といいと思います。

わたしが通常行なう翻訳は、水野先生のやっていらっしゃる特許とは
異なり、内容的にはほとんど繰り返し要素のないものばかりですが、
それでもレイアウトの変更や用語統一など、ルーティンワークでは
マクロに負うところ大。

先生もお書きのように、機械はバカ正直なので、間違いはありえませんし、
なにより手でやっていたら時間は果てしなくかかるわヌケはでるわで、
いいことがありません。

みなさんも一度、マクロをぜひ試してみてはいかがでしょうか。
(このメルマガでも、いつかスペイン語翻訳者に役立つマクロの
初歩の初歩について書ければいいなと思っております)

と、だんだん本の紹介ではなくなってきました。細部について語り始めると
このようにキリがないのでこのへんにしておきますが、水野先生のこのご本、
他にも「速度を上げると品質も向上する」「脱・マウス宣言」などの論点も
非常に興味深く、得るところ大の方も多いのではないかと思います。

そんなこんなで皆さんにとってもとても参考になるこの一冊、
ぜひ一読して、まずは「頭の中の常識」をぶっこわしてみることを
お勧めします!!

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 スペイン語翻訳者になろう vol.153

 おはようございます。アースです。
 いよいよオリンピックが始まりましたね!
 スキージャンプやスケートフィギュアなど日本で大人気の種目ももちろん
 目が離せませんが、ふだんなかなか中継してくれない「スキークロス」とか
 「スノーボードクロス」を見るのがとても楽しみ。
 誰が考えたのか知りませんが、あの「くちゃくちゃ加減」がおもしろくて
 たまりません。技術なんか関係なし、運99%という感じもしますが、
 実際のところ、そんなことはないのでしょうね(あたりまえ!)。
 今回のバンクーバー五輪、寝不足厳禁を信条とする翻訳者としては
 なかなかリアルタイムで楽しむことはできそうにありませんが、
 なるべくテレビに張り付きたいと思いま〜す。

 さて、本メルマガはオリンピックとはまったく関係なく、
 ケーキの話です。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は、先週学んだ  ciclo economico(景気循環)に関する短文を
訳してみましょう。

◇本日の課題
La expansion en la eurozona es la primera en seis trimestres y pone
fin a la peor recesion europea desde la Segunda Guerra Mundial.
Aunque los bancos de la eurozona no estuvieron en el epicentro de la
crisis financiera mundial, la region sufrio' al caer en picado la
demanda de bienes duraderos como automoviles y electrodomesticos.
※単純な構造ですので、いつもの構造図は省略します。

【語注】
eurozona :ユーロ圏
trimestres:四半期
recesion :景気後退
epicentro :震央
sufrio'<sufrir :苦しむ
caer en picado  :急降下する
bienes duraderos :耐久財
electrodomesticos:家電製品

【直訳】
ユーロ圏の拡大は6四半期で初めてのことであり、第二次世界大戦以来で最悪
のヨーロッパの景気後退に終止符を打つ。ユーロ圏の銀行は世界的な金融危機
の震央にいなかったにもかかわらず、その地域は自動車や家電製品などの耐久
財の需要が急降下して苦しんだ。

※ expansion は expansion economica(景気拡大)のことです。

※ la region sufrio' al caer en picado la demanda...:文中の不定詞の主
 語が主動詞の主語(ここでは la region)と違う場合には、それを後置する
 ことがあります。この文章の場合も、caer の主語は la region ではなく、
 後ろに置かれた la demanda になっています。(demanda は sufrir の目的
 語ではありません)

【練り訳案1】
ユーロ圏の景気が拡大するのは6四半期ぶりのことで、これにより第二次世界
大戦以降で最悪となった欧州の景気後退に終止符が打たれた。ユーロ圏の銀行
は世界的な金融危機の渦中にあったわけではないが、それでもユーロ圏では自
動車や家電などの耐久財需要が激減した。

※ sufrio' al caer en picado la demanda の sufrir が案外訳しにくいです
 ね。直訳のように「〜して苦しんだ」などとしてもいいのですが、経済の報
 道文としてはいささか不自然な感じがします。そこでここでは「激減」とい
 う言葉に「苦しみ」というニュアンスがあるものと考えて、「需要が激減し
 た」とまとめてみました。

 またここに出てくる sufrir は自動詞ではありますが、他動詞の sufrir に
 は「(良くないことを)経験する」の意味がありますので、al caer en
 picado が目的語と同じようなニュアンスで使われている(つまり、sufrio'
 la caida en picado...と言い換えられる)と考えてみるのもよいかもしれ
 ません。

【練り訳案2】
ユーロ圏では6四半期ぶりに景気が拡大し、戦後最大規模の景気後退に歯止め
がかかった。ユーロ圏の銀行は世界的な金融危機の波をまともにかぶらなかっ
たものの、欧州諸国では自動車や家電等の耐久財に対する需要が急激に冷え込
んでいた。

※ la region は当然ながら la eurozona(ユーロ圏)を受けています。案2
 ではこれを「欧州諸国」と訳しましたが、厳密に言うと「ユーロ導入国=欧
 州諸国」ではありませんので、文脈上誤解が生じるかなと思われるときは
 少々しつこくても「ユーロ圏」を使ったほうがいいでしょう。

 さらに言えば「ユーロ導入国」と「欧州連合加盟国」も完全一致はしませ
 ん。EU加盟国でもユーロを導入していない国、EU加盟国でなくてもユー
 ロを導入している国の両方があります。スペイン語で単に paises
 europeos と言っていても中身は様々ですので、そのあたりは注意する必要
 があります。

◆編集後記◆
ピーチです。
このメルマガでも何度か御紹介したことのある、
尊敬する友人にして、「不況知らずの超売れっ子特許翻訳者」(いま勝手に
命名しちゃいました・・)の水野麻子さんの新しい御本が、明日18日(木)
に発売となります(書店に並ぶのは数日ずれるらしいですが)。
タイトルは、

  『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ
       ---どんなビジネスもこの方法ならうまくいく』
                    (講談社+α新書)

です(このタイトルを見ただけで読んでみたくなりますね!)

詳しくは以下をご覧ください。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=272636X&x=B

この本には水野さんの翻訳品質・速度維持の根底にある考え方やテクニックが
まとめられており、彼女がフリーランスになった直後から今日に至るまで
培ってきたノウハウの集大成ともいえる一冊、となっているそうです。
言語を問わず翻訳の道を志す方、翻訳者としてさらなるステップアップを
はかりたい方、そして単に同書に興味をもたれた方、ぜひ最寄りの書店で
チェックしてみてくださいね。
なお、本メルマガの次号で、我々の感想コメントを掲載予定です。そちらも
併せてお楽しみに。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.152

 おはようございます。ピーチです。
 先週わたしが書いた◆編集後記◆を読んだ友人3人から、
 矢継ぎ早に同じ内容のコメントが届きました。
 彼女ら曰く、
  「大きな焼き芋を指してしまうのは、見栄っ張りなせいでも、
   おじさんの商売戦略のせいでもなく、
   あんたの食い意地が張っているせいでしょ!」
 とのこと。
 ・・・うぐぐぐ。確かにその通りです。

 今号は「景気循環」の話です。
 さっそく本題に入りましょう。

 ==<もくじ>===========================
   1) 経済ワードをスペイン語で学ぼう【景気循環】
   2) 実例を見てみよう
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 経済ワードをスペイン語で学ぼう【景気循環】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

きょうは「景気循環」をとりあげます。はるか昔(?)の学生時代、
「景気」とは

 好況 → 景気後退 → 不況 → 景気回復

が一定の周期で繰り返されるもの、と習ったことを覚えている人も多い
でしょう。いまの日本は不況と景気回復の真ん中か、はたまた不況に限りなく
近い位置か・・それがわかるのは何年も経ってからなのでしょうね。

さて、このサイクルの繰り返しを「景気循環」と呼び、スペイン語では
ciclo economico と言います。上記の4つの局面はそれぞれ、

 好況   auge
 景気後退 recesion
 不況   depresion
 景気回復 recuperacion

です。いずれも後ろに economico などの形容詞がつくことがありますが、
経済の文脈で自然に出てくるようなケースでは、上記の一単語だけで
十分意味が通じるようです。

この他、たとえば「(楽観論や過大評価に基づいた)好況感、好景気」の
ことを euforia と呼びます。もともと euforia とは「幸福感、ユーフォ
リア」の意味なので、なんとなくニュアンスがわかりますね。

また有名な1929年の「世界大恐慌」は、大文字で Gran Deprecion です。

「いざなぎ景気」などの固有名詞はどう言うのかと思い調べてみましたら、

 expansion de Izanagi/Boom Izanagi/periodo Izanagi

などの表現がありました。expansion は「(経済の)拡大」ということです。

さて、それでは実際の使用例を見てみましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 実例を見てみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇La economia comienza a tener signos de recuperacion.
経済に回復の兆しが表れてきている。

◇El auge de la economia se mantiene gracias al tiron del consumo
privado.
民間消費が原動力となって好況が維持されている。

◇Europa salio' en el tercer trimestre de su peor recesion en mas de
60 an~os, con un crecimiento de 0.4 por ciento del producto interno
bruto(GDP).
第3四半期に国内総生産(GDP)成長率が0.4%に達した欧州は、この60年以上
で最悪の景気後退から脱した。

◇El desempleo ha seguido aumentando, impulsado por la peor recesion
desde la Gran Depresion.
大恐慌以来最悪のリセッションにより、失業率は上昇が続いている。

◆編集後記◆
アースです。
先週の水〜金の3日間の寒さといったら、まさに冷凍庫といった
感じでしたが、みなさまお住まいの地域ではいかがでしたか?
日曜あたりから暖かくはなっていますが、屋根の上にはまたたっぷりと
雪が乗っかっています。
屋根から雪が落ちるときの音のすごさ、ご存知でしょうか?とくに
我が家は木造なので、それはそれはすごい音がします。すぐ近くで
雷が落ちたような轟音です。震度2くらいの感じで(?)揺れることも
あります。2階の屋根から1階の屋根にだーっと落ちるので、豪雪の
年には瓦が割れることも。
先日、ものすごい音がして家中がきしみ、ゴゴゴゴゴ〜と雪が
なだれ落ちたので、「地震みたいだったね!」と興奮していたら・・
本当に地震でした(震度2)。
自然、おそるべしです。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.151

 おはようございます。アースです。
 最近、ど〜しても気になるテレビCMがあります。
 言い回しがヘン。なのです。
 そのものずばりを言うと問題がありそうなので、ちょっと変えますと、
  「良くないのは、このような場合に○○が不足しがちです」
 ・・・ううう、「不足しがちなことです」でしょっ!!!
 と、CMが流れるたびにつっこまずにはおれません。
 一度だけならまだしも、何度もくりかえし流れるCMとなると、
 許せなさ(?)百倍。
 言葉を商売道具とする翻訳者としては、反面教師としたいものです。
 このメルマガも、一生懸命見直しをしているつもりですが、
 気がつかないところでいろいろやっているのだろうなあ。

 さて、元気がなくなってきたので、さっそく元気の出る本論に
 入っていきましょう。

 ==<もくじ>===========================
   1) きょうのキーワード 【aliento】
   2) 実例を見てみよう
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ きょうのキーワード 【aliento】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は aliento を取り上げます。「なぜそんな単純な語を・・?」と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この単語の意味を
「呼吸、息」だと一本調子で覚えている方はいらっしゃいませんか?
(それは私かも・・)

辞書をひけばすぐに分かることですが、aliento には「元気、気力、活力、
励まし」などの意味もあるのです。

もっとも、動詞形の alentar(元気づける、激励する)から発想すれば、
名詞形がそうした意味を持っていても不思議でないことに容易に
気づけるかもしれませんね。

ちなみに小学館の西和中辞典にはさらにさまざまな訳語が載って
いますので、お持ちのかたはぜひ参照してみてください。その際には
もちろん動詞形 alentar にも一緒に目を通すようにしてくださいね。

次の実例コーナーでは「呼吸、息」以外の意味で aliento が使用
されている例文と、動詞形alentarの例文を紹介します。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 実例を見てみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Dos semanas de vacaciones seran suficientes para recuperar los
alientos.
二週間も休暇を取れば、鋭気を取り戻すのに十分だろう。

◇Te agradezco por tus alientos que levantaron mis sentimientos y me
hicieron ver la parte positiva de las cosas.
・私の気分を高揚させ、物事のプラス面に目を向けさせてくれた、君の励まし
 に感謝しています。
・声援ありがとう。気持ちが奮い立ち、前向きな見方ができるようになりまし
 た。

◇El cantante colombiano Juanes envia mensaje de aliento a Mercedes
Sosa a traves de Twitter.
コロンビア人歌手のフアネスは、ツイッターを通じて、メルセデス・ソーサに
激励のメッセージを送っている。

◇El Shanghai gano' casi un 3% alentado por la inversion extranjera
上海市場、外国投資増加を好感して約3%上昇

※これは新聞のタイトルです。記事の内容は「中国への外国からの投資が増加
 したという発表が上海証券市場関係者に肯定的に受け取られて、株価が上昇
 した」というもの。

◇El spot esta' destinado al mercado latinoamericano con la sana
intencion de alentar la pasion futbolera entre los jovenes muchachos.
そのスポットCMは、ラテンアメリカの青少年のサッカーに対する情熱を鼓舞
するという健全な意図により、同地域の市場向けに製作されたものである。


◆編集後記◆
ピーチです。
流しの焼き芋屋さんの放送って、ほとんどの場合、録音したテープを流して
いるだけで、 販売員(兼運転手)本人がしゃべっているわけではない
のですが、不幸にしてわたしは、
 「放送よりも本人のほうが感じがよかった」
というケースに当たったことがまだ一度もありません。
 「ホッカホカ〜のおいもだよん♪」
などと可愛らしく歌ってこちらを油断させておいて、いざトラックを
止めると、憮然とした表情のおじさんが大儀そうに降りてくる・・。
 (だまされた・・!)
という思いが過ぎってしまうのは、被害妄想なんでしょうか、それとも
単なる自分勝手な思い込みの産物なのでしょうか。
そして、どの芋がいいのかと問われると、つい大きいのを指してしまうのは、
わたしが見栄っ張りなせいでしょうか、それともおじさんの商売戦略の
勝利なんでしょうか。
嗚呼、放送以上といわないまでも、放送と同程度に感じのいい
焼き芋販売員、求ム!
(注)ピーチは年がら年中焼き芋を買っているわけではありません。
 「やきいもやきいもおなかがぐぅ〜♪
  ほかほかほかほかあっちっちのちぃ♪
  たべたらなくなる何にもぱぁ〜♪
  それ!やきいもまとめてぐ〜ちっぱ〜♪」
の歌はよく頭の中を駆け巡ってますけれどね(この歌をご存知の方、
どのくらいいるのかな?)

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