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2010年2月3日

 スペイン語翻訳者になろう vol.151

 おはようございます。アースです。
 最近、ど〜しても気になるテレビCMがあります。
 言い回しがヘン。なのです。
 そのものずばりを言うと問題がありそうなので、ちょっと変えますと、
  「良くないのは、このような場合に○○が不足しがちです」
 ・・・ううう、「不足しがちなことです」でしょっ!!!
 と、CMが流れるたびにつっこまずにはおれません。
 一度だけならまだしも、何度もくりかえし流れるCMとなると、
 許せなさ(?)百倍。
 言葉を商売道具とする翻訳者としては、反面教師としたいものです。
 このメルマガも、一生懸命見直しをしているつもりですが、
 気がつかないところでいろいろやっているのだろうなあ。

 さて、元気がなくなってきたので、さっそく元気の出る本論に
 入っていきましょう。

 ==<もくじ>===========================
   1) きょうのキーワード 【aliento】
   2) 実例を見てみよう
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃1│ きょうのキーワード 【aliento】
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今回は aliento を取り上げます。「なぜそんな単純な語を・・?」と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この単語の意味を
「呼吸、息」だと一本調子で覚えている方はいらっしゃいませんか?
(それは私かも・・)

辞書をひけばすぐに分かることですが、aliento には「元気、気力、活力、
励まし」などの意味もあるのです。

もっとも、動詞形の alentar(元気づける、激励する)から発想すれば、
名詞形がそうした意味を持っていても不思議でないことに容易に
気づけるかもしれませんね。

ちなみに小学館の西和中辞典にはさらにさまざまな訳語が載って
いますので、お持ちのかたはぜひ参照してみてください。その際には
もちろん動詞形 alentar にも一緒に目を通すようにしてくださいね。

次の実例コーナーでは「呼吸、息」以外の意味で aliento が使用
されている例文と、動詞形alentarの例文を紹介します。

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┃2│ 実例を見てみよう
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◇Dos semanas de vacaciones seran suficientes para recuperar los
alientos.
二週間も休暇を取れば、鋭気を取り戻すのに十分だろう。

◇Te agradezco por tus alientos que levantaron mis sentimientos y me
hicieron ver la parte positiva de las cosas.
・私の気分を高揚させ、物事のプラス面に目を向けさせてくれた、君の励まし
 に感謝しています。
・声援ありがとう。気持ちが奮い立ち、前向きな見方ができるようになりまし
 た。

◇El cantante colombiano Juanes envia mensaje de aliento a Mercedes
Sosa a traves de Twitter.
コロンビア人歌手のフアネスは、ツイッターを通じて、メルセデス・ソーサに
激励のメッセージを送っている。

◇El Shanghai gano' casi un 3% alentado por la inversion extranjera
上海市場、外国投資増加を好感して約3%上昇

※これは新聞のタイトルです。記事の内容は「中国への外国からの投資が増加
 したという発表が上海証券市場関係者に肯定的に受け取られて、株価が上昇
 した」というもの。

◇El spot esta' destinado al mercado latinoamericano con la sana
intencion de alentar la pasion futbolera entre los jovenes muchachos.
そのスポットCMは、ラテンアメリカの青少年のサッカーに対する情熱を鼓舞
するという健全な意図により、同地域の市場向けに製作されたものである。


◆編集後記◆
ピーチです。
流しの焼き芋屋さんの放送って、ほとんどの場合、録音したテープを流して
いるだけで、 販売員(兼運転手)本人がしゃべっているわけではない
のですが、不幸にしてわたしは、
 「放送よりも本人のほうが感じがよかった」
というケースに当たったことがまだ一度もありません。
 「ホッカホカ〜のおいもだよん♪」
などと可愛らしく歌ってこちらを油断させておいて、いざトラックを
止めると、憮然とした表情のおじさんが大儀そうに降りてくる・・。
 (だまされた・・!)
という思いが過ぎってしまうのは、被害妄想なんでしょうか、それとも
単なる自分勝手な思い込みの産物なのでしょうか。
そして、どの芋がいいのかと問われると、つい大きいのを指してしまうのは、
わたしが見栄っ張りなせいでしょうか、それともおじさんの商売戦略の
勝利なんでしょうか。
嗚呼、放送以上といわないまでも、放送と同程度に感じのいい
焼き芋販売員、求ム!
(注)ピーチは年がら年中焼き芋を買っているわけではありません。
 「やきいもやきいもおなかがぐぅ〜♪
  ほかほかほかほかあっちっちのちぃ♪
  たべたらなくなる何にもぱぁ〜♪
  それ!やきいもまとめてぐ〜ちっぱ〜♪」
の歌はよく頭の中を駆け巡ってますけれどね(この歌をご存知の方、
どのくらいいるのかな?)

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