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2008年6月

 スペイン語翻訳者になろう vol.082

 おはようございます、アースです。
 ここのところ、日経新聞の最後のページで「虫と人間」という連載を
 やっています。そこに「ホタルは東日本と西日本で点滅する間隔が違う」
 と載っていました。西は2秒、東は4秒なんだそうです。それを確認する
 ためというわけでもないのですが、先日、雨があがったばかりで
 空気がもわもわしている夜、近くの川にホタルを見に行きました。
 ん〜。2秒のような3秒のような4秒のような・・
 ま、どっちでもいいですね。ぽわ〜んぽわ〜ん。見ているだけで
 のんびりした気分になれます。
 これ以上のんびりしてどうするって?
 はい。それでは気分を切り替えて、本筋に入りましょう。

 ==<もくじ>===========================
   1) 時事ワードをスペイン語で学ぼう【環境対策車】
   2) 実例を見てみよう
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃1│時事ワードをスペイン語で学ぼう【環境対策車】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

7月7日から洞爺湖サミットが開催されます。その最大のテーマが「地球環境」
であるということは皆さんもご存じかと思います。ということで今回から何週間
かにわたって、環境に関するワードや文章を取り上げます。

第1回のきょうは「自動車」。最近では、二酸化炭素の排出量をなんとか
減らそうと、様々な種類の自動車が開発されています。その一部を見て
みましょう。

vehiculo electrico     電気自動車
vehiculo de hidrogeno    水素自動車
vehiculo hibrido      ハイブリッド車
vehiculo hibrido enchufable   プラグインハイブリッド車
vehiculo de pila de combustible 燃料電池車
vehiculos de emision cero  無公害車、ゼロエミッション車
vehiculos flex-fuel     フレックス燃料車

※hibrido は正確には hi'brido です。

※「フレックス燃料車」は、ガソリンとアルコール(エタノール)の
 どちらでも燃料として使用できる車で、ブラジルなどで広く普及して
 います。単に vehiculos flex と言うこともあります。

そのほか、日本では「アイドリングストップバス」が普及しつつ
ありますが、これにずばり対応するスペイン語は見つけられませんでした。

ただ、マツダの「スマートアイドルストップシステム」を sistema
inteligente de corte de ralenti と訳しているところがありました。
parada(止めること)でなく corte (切断、遮断)を使うわけですね。
なるほど!「アイドル(アイドリング)」は ralenti' です。

さて、これらの言葉を使ったものを中心に、実際の文章例を見てみましょう。

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┃2│実例を見てみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇El fabricante frances Renault ha mostrado por primera vez su pila de
combustible alimentada por hidrogeno.
フランスの自動車メーカーであるルノーは、水素を燃料とする燃料電池を初め
て発表した。

◇La Chevrolet Tahoe Hibrida gano' el premio de "Vehiculo Verde" del
2008, en el Salon del Automovil de Los Angeles.
ロサンゼルスモーターショーで、シボレーの「タホ・ハイブリッド」が2008年
の「グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

◇Las baterias de litio, comunes en moviles y portatiles, seran el
corazon del sistema electrico de la nueva generacion de coches
hibridos.
携帯電話やノートパソコンで一般的となっているリチウム電池が、新世代ハイ
ブリッドカーの電気系統の中心となるだろう。

※coches hibridos はもちろん vehiculos hibridos を同じことですが、この
 文章でおもしろいのはむしろ moviles と portatiles です。上記訳のよう
 に、moviles は telefonos moviles(携帯電話)、portatiles は
 ordenadores portatiles もしくは computadores(as) portatiles(ノート
 パソコン)のこと。日本語で「ケータイ」「ノート」と言うのと同じよう
 に、略してあるわけですね。

◇Desde 2005, 10% de los autos que se venden en California deben ser
vehiculos de emision cero o de baja emision, como los hibridos.
カリフォルニア州では2005年以降、販売する自動車の10%をZEVまたはハイ
ブリッドのような低公害車にすることを義務づけている。

※ZEV=Zero Emission Vehicle(ゼロエミッション車)

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「スペイン語翻訳者になろう〜プロが教える実践翻訳術」の読者の皆様、
こんにちは。LATIN WEB・「ケータイでスペイン語」のアヤです。
梅雨の真っ只中でイマイチな天気が続いていますが、雨の時期のお誘い
メールに、こんなスペイン語のデコメはいかがですか?

↓↓ 弊社ブログでサンプル画像をご覧いただけます ↓↓
http://ameblo.jp/globalcontents/entry-10107507965.html

LATIN WEB では、「Gracias」「Buenos dias」「Escribeme」「Hola」や
「Besos」「Te amo」「Te quiero」などのかわいいオリジナルデコメが
お使いいただけます。

ただいま、梅雨バージョン、夏バージョンも準備中です。お楽しみに!

*-*■アクセス方法■-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*   - 携帯で   http://mbesp.jp/  を入力     または             *
*   - 携帯から info@mbesp.jp  へ空メール                       *
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◆編集後記◆
ピーチです。
今回は「環境」をテーマにお送りしましたが、いかがだったでしょうか?
私が環境問題に本格的に関心を持ち出したのは、
1992年にブラジルで開催された地球サミットの前後からだったように
記憶しています。
以来、環境関連本を乱読してきましたが、
自分の中では今ほど環境問題について
確たる意見を持ちにくい時期はなかったかもしれません。
率直に言って、人前で環境について自論を語る勇気はないです。
エコバックも容器リサイクルも節電も、取り組んではいますが
それが解決策にはならないという虚しさは残ります。
地球がいったいどういう方向に向かっているのか、
正しく見極められているひとは、おそらくいないでしょうね。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.081

 おはようございます、ピーチです。
 今号のテーマは、前2号に引き続いて「地震」です。
 昔から「恐ろしいもの」を指す言葉として、「地震 雷 火事 親父」が
 ありますね。
 (もっとも、最後の「親父」は、もとは「山嵐(やまじ。台風のこと)」
  だったのがいつのまにかすり替わったのだそうですが・・)

 この4つの中から選ぶのではなくとも、自分にとってこの世で一番怖い
 ものはやはり「地震」です。
 最近世界のあちこちで頻発している地震。とても他人事ではありません。
 被災地の復興と被災者の無事を祈りつつ、自らも備えなくてはならない
 のですが、そのわりには防災袋の中身の点検が甘いところが我ながら
 なんとも矛盾しています。
 いつも思うのが、大地震が起きた場合、防災袋をちゃんともちだせる
 ものなのか、ということ。
 ましてや、外出中に地震に巻き込まれたら、家に準備してある防災袋に
 意味はあるのでしょうか?(家が倒壊するなどして取り出せない場合も
 あるでしょうし)
 どなたか、ご存知でしたら教えてください。

 さて、今号でも、LATIN WEB・「ケータイでスペイン語」の紹介が
 あります。お忙しくてなかなか机に向かってスペイン語の勉強と
 いかない方に特におススメです。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇本日の課題
El terremoto ocurrio' a las 8.43 hora local a diez kilometros de
profundidad en la provincia de Iwate y, segun la cadena de
television NHK, hizo que los servicios del tren de alta velocidad
fueran suspendidos en la zona por precaucion y que se cerrasen
las autopistas en Miyagi.

【構造図】
El terremoto
  (1) ocurrio' a las 8.43 hora local
         a diez kilometros de profundidad
         en la provincia de Iwate
 y, segun la cadena de television NHK,
  (2) hizo
     (3) que los servicios del tren de alta velocidad
          fueran suspendidos en la zona por precaucion y
     (4) que se cerrasen las autopistas en Miyagi.

※(1)と(2)、(3)と(4)がそれぞれ並列

【語注】
profundidad:深さ
cadena de television:テレビチャンネル
hizo que+接続法:使役の意味で「que 以下となるようにする」。
tren de alta velocidad:「高速鉄道」ですが、もちろん新幹線のこと。
fueran suspendidos:停止された
precaucion:用心、予防
autopistas:高速道路

【直訳】
地震は岩手県で現地時間8時43分に深さ10キロで起き、テレビチャンネルの
NHKによると、高速鉄道サービスが用心のためその地域で停止され、高速道
路が宮城で閉鎖されるようにした。

※hizo 以下さえわかれば、それほど難しい文章ではありません。hizo の主語
 はもちろん El terremoto ですので、「地震が que 以下となるようにした」
 ということ。直訳ではとりあえずそのように訳してもいいですし、構造を把
 握している自信がある方は、「地震で que 以下のようになった」くらいに
 しても良さそうです。

【練り訳案1】
地震は岩手県で、現地時間の8時43分に深さ10キロで発生した。NHKによる
と、地震で岩手県内の新幹線が念のため一時運休し、宮城県内では高速道路が
通行止めとなった。

【練り訳案2】
岩手県で8時43分(現地時間)に地震発生。震源の深さは10キロ。NHKによ
ると、この地震で岩手県内の新幹線が用心のため一時運休し、宮城県では高速
道路が通行止めとなった。

【練り訳案3】
深さ10キロを震源とする地震が岩手県で8時43分(現地時間)に発生した。
NHKによると、この地震により岩手県内の新幹線が点検を理由に一時運休
し、宮城県内では高速道路が通行止めとなった。

※直訳は比較的簡単でしたが、練り訳は難しいですね!まず、前半をそのまま
 「地震は、〜時に岩手県で深さ10キロで起きた」とするかどうか。もちろん
 それでも間違いではありませんが、日本語でただ「深さ10キロ」と言って
 も、何の深さ?という疑問が出てきてしまいます。ここは明らかに震源の深
 さを言っており、補っても良さそうです(案2と3)。

※por precaucion も訳しにくいですね。案1では「念のため」としました
 が、報道文としてはやや口語的すぎるかもしれません。案2の「用心のた
 め」でも同じことですし、「警戒して」というと犯罪の話のようにも聞こえ
 ます。日本で地震後に電車が止まるとなれば、必ず点検をするためなので、
 案3では思い切ってそうしてみました。でも原文にないものを付け加えてい
 ることは確かのなので、もちろん「念のため」などにしておいてもOKで
 す。

※en la zona はスペイン語の言い換え癖の例です。ここでは明らかに「岩手
 県内」のことを言っていますので、日本語ではそのようにした方がいいで
 しょう。

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「スペイン語翻訳者になろう〜プロが教える実践翻訳術」の読者の皆様、
こんにちは。LATIN WEB・「ケータイでスペイン語」のアヤです。

先々週よりご案内している LATIN WEB、今回はスペイン語でのご案内です。

Hemos iniciado un espacio para japoneses que estudian o tienen 
interes en el idioma espanol.
Este site inicialmente fue pensado en dar informacion a los
hispanohablantes viviendo en el Japon a traves de los celulares
y donde colocamos noticias e informaciones utiles.
Al momento es el unico en idioma espanol.
Visitenos! LATIN WEB  (http://mbesp.jp)

*-*■アクセス方法■-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
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◆編集後記◆
アースです。
最近、とある水族館で「カマイルカ」を見て、その姿の美しさと
動きの速さに、すっかり魅了されてしまいました。イルカといえば
まず思い浮かべるのは「わんぱくフリッパー」(古すぎ?)の
バンドウイルカですが、それよりはやや小型のイルカです。
生まれ変わったらイルカかツバメになりたいと常々思って
いましたが、決めました。カマイルカになります。
とりあえず(?)、イルカ・クジラ類の図鑑を買おうとアマゾンを
ウロウロしたあげく、なぜか『海洋大図鑑』を買ってしまいました。
ああ、次こそイルカ・クジラ類の図鑑を探さなきゃ。
そしてまたきっと別の・・・。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.080

 おはようございます。アースです。
 なんと!知らない間に80号に達しているではありませんか。
 この1年と1ヶ月余、本メルマガの購読者数は、ひじょ〜にゆるやかに
 ではありますが、確実に増加を続けています。根気よく(執念深く?)
 購読を続けて下さっている皆様、ありがとうございます。もし、
  ○つい最近読者になったので最初のほうを読みたいが、
   バックナンバーはめんどくさい
  ○前に載っていた話題をもう一度読みたいけど、どうしても
   見つからない
 という方がいらっしゃいましたら、本メールマガジンの内容をテーマ
 ごとにまとめてお読みいただける「無料レポートサービス」を提供して
 おりますので、ぜひご利用下さい(→http://www.pie.vc/)。

 さて、本筋に入りましょう。きょうは地震ワード第2弾です。
 先週同様、スペイン語携帯サイト LATIN WEB に関するお知らせも
 入っておりますので、ぜひご覧下さいね。さらにさらに、すでに
 化石と化したかと思われた雑記も復活しております!!

 ==<もくじ>===========================
   1) 時事ワードをスペイン語で学ぼう【マグニチュード】
   2) 実際に訳してみよう
   3) スペイン語携帯サイト LATIN WEB よりお知らせ
   4) アースの気が散る話
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)


┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 最新ワードをスペイン語で学ぼう 【マグニチュード】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は先週の re'plica(余震)に引き続き、地震関係のワード
「マグニチュード」を取り上げます。

スペイン語で「マグニチュード」に当たる単語というと、まずは
magnitud を思い浮かべますが、このスペイン語の原義はそもそも
「大きさ」のみ。ですから例えば

 terremoto de 5,1 grados de magnitud

ですと、「大きさ5.1度の地震」としか言っていないことになります。

実は日本語で一般に使われている「マグニチュード」という言葉は、
地震学者のリヒターさんが定義した Richter scale(リヒター
・スケール)で表した地震の大きさ、という意味。

日本では、最初のほうを全部省略してしまって、最後の「大きさ」だけ
にしてしまっているというわけですね。さすが省略大国ニッポン。

スペイン語や英語では、たいていの場合、「リヒタースケールで
測って○度の地震」と正確に表現します。例えば

terremoto de 4,8 grados de magnitud en la escala abierta de Richter

のような感じです。(なぜ abierta がついているのかはわかりません。
が、「リヒタースケール」と言う場合は、ほとんどの場合このように
なっています。もし理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ
教えてください)

ところで、正確に表現しているものをそのまま訳そうとしてか、たまに
「リヒタースケールで4.8度の地震」としてしまっているものを見かけます。
けれども日本語では「マグニチュード」=「リヒタースケールで測った
地震の大きさ」の意味で完全に定着しているのですから、「マグニチュード」
だけを使った方がいいように思います。

さて、それでは実例を見てみましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 実際に訳してみよう
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◇本日の課題
Dos replicas del sismo del 24 de mayo pasado, una de 3,9 grados y
otra de 3,4 grados de magnitud en la escala abierta de Richter,
se sintieron en el centro de Colombia, sin que hasta el momento
se hayan reportado danos materiales o victimas.

【構造図】
Dos replicas del sismo del 24 de mayo pasado,
 (1)una de 3,9 grados y  de magnitud en la escala abierta de Richter,
 (2)otra de 3,4 grados
   se sintieron  en el centro de Colombia,
     sin que  hasta el momento
         se hayan reportado danos materiales o victimas.

 ※(1)と(2)が並列

【語注】
sismo:地震
se sintieron<sentirse:感じられた
sin que+接続法:〜することなしに
hasta el momento:今のところ、現在までは
dan~os materiales:物的被害

【直訳】
去る5月24日の地震の2つの余震、ひとつはマグニチュード3.9ともうひとつは
マグニ チュード3.4の余震がコロンビアの中心で感じられた。今のところ、物
的被害も犠牲者ももたらされることなしに。

※se hayan reportado は reportarse の接続法・三人称単数・現在完了で
 す。小学館の西和辞典などでは「(被害などが)もたらされる」が第一義と
 して載っているようですね。もちろんその意味でとってもいいですし、英語
 風に「レポート」つまり「報告される」「通報される」ととってもいいと思
 います。

【練り訳案1】
コロンビア中部で5月24日に起きた地震の余震が2回発生した。ひとつはマグニ
チュード3.9、もうひとつは3.4で、今のところ物的被害や犠牲者はもたらされ
ていない。

【練り訳案2】
コロンビア中部で5月24日に発生した地震の余震2波(マグニチュード3.9と3.4)
が観測されたが、現在までに物的・人的被害はいずれも報告されていない。

【練り訳案3】
5月24日に発生した地震の余震2波(マグニチュード3.9と3.4)がコロンビア中
部で観測された。現在、物的・人的被害の報告はない。

※se sintieron は「感じられた」ですが、「感じる」という語義にこだわっ
 ていると、なかなか自然な日本語が浮かんできませんよね。そういうとき
 は、ネットで地震に関する報道機関の言い回しをざっと調査してみるとうま
 く行くことが多いように思います。ただし、逆に「日本的言い回し」にこだ
 わりすぎると、原文から遠くかけ離れた文章になってしまいますので、気を
 つけましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3│ スペイン語携帯サイト LATIN WEB よりお知らせ
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

LATIN WEB は、日本に暮らす外国人向けの多言語携帯サイトを運営する
グローバルコンテンツが運営する、スペイン語の公式携帯サイトです。

LATIN WEB では、政治・経済・社会などのワールドニュースをはじめ、
ペルー、コロンビア、ボリビア、アルゼンチン等の地域ニュース、
日本のニュース、スポーツニュース、午後のニュース速報など、
毎日多くのスペイン語ニュースをお送りしています。

ニュースの他にも、

EL CHISTE DEL DIA
LA FRASE DIARIA
HOROSCOPO
ACERTIJOS
FARANDURA
CONSEJOS SABIOS

など、まじめなコラムからゴシップニュース、ジョーク、なぞなぞまで
様々なスペイン語コンテンツがたくさん蓄積されているので、パソコン
に向う時間のない時にも気軽にスペイン語の世界をお楽しみいただけます。

先週オープンした日本語コンテンツ「ケータイでスペイン語」も、もちろん
同一料金内で全てご覧いただけますので、宜しければご覧になって下さいね。

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*  詳しくはこちら!→http://www.globalcontents.co.jp/mbesp.html  *
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┃4│アースの気が散る話
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すでに忘れてしまった方がいらっしゃるかもしれませんが、気が散る
アースの雑記、健在です。きょうもまた、お空に心が飛んでいます。

皆さんご存じかと思いますが、現在、国際宇宙ステーション(ISS)
では日本の実験棟「きぼう」の建造が進行中です。日本人宇宙飛行士の
星出さんがモジュールの入り口に「のれん」なんかかけちゃって、
楽しそう〜。

実はこのISS、肉眼で見ることができるんです。もちろん形までは
わかりませんが、

1)ISSが地球の陰に入っておらず、太陽の光がISSに
  直接当たっている
2)自分の住む地域の上空をISSが通過する
3)明るい星が見えるくらい周辺が暗い
4)晴れている

これらの条件をすべて満たしたときには、光の玉として観察可能です。

ISS自体は1999年の建設開始からずっと地球の周りをくるくるくるくる
回っていますので、いつでも見られるのですが、なんだかんだでずっと
見る機会がありませんでした。でも今回、「きぼう」が設置される
というので、わたしもついにその気に。

すっきりと晴れ渡った夜、外に出て北西の空を凝視。「北西の空、仰角
10度に出現」という予報が出ていましたので、そのあたりを見つめて
いますと・・ほぼ予測されていた時間通りに現れて、あれよあれよという
間に天頂を横切っていきました。

明るさはマイナス2等といいますから、宵の明星の金星くらい
でしょうか。航空機のように明かりをつけているわけではなく、
太陽の光を巨大な太陽電池パネルが反射しているのが見えるので、
航空機よりずっと明るく、動きもずっと速かったです(なにしろ、
地球を約90分で回ってしまうのですから。はやっ!)。

知らなかったら、てっきりUFOだと思っちゃうかも。

ああいった光景を見ると、あんなもの飛ばしちゃうなんて、人間て
すごいなあ・・と素直に思います。

遥か彼方の火星ではいま、探査機のフェニックスが地面をスコップで
ほじくり返しているし。(砂遊びじゃありません。火星人の捜索・・
じゃなくて有機物が存在できる環境かどうかを調べるのです)

でも・・

人間はこんなにすごいことができるのに、地球上にはなんでこんなに
問題が山積みなんだろ?と悲しくなってしまいます。

と、暗い話をしているとどんどん暗くなるので、ここでやめておきます。

ISSを見てみたい!という方は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が
http://kibo.tksc.jaxa.jp/
で予報を出していますので、ぜひご覧下さいね。

あ!でも、これからしばらくは昼間で見えなかったり、見やすくても
明け方だったりするので、ちょっと無理かもしれません。ザンネン。

次に見やすくなるのは7月後半から8月初めころ。ただしISSの
軌道はコロコロ変わるそうですので、あしからず。

(そういえば、無重力でクモの巣を張らせてみるという実験は
どうなったんだっけなぁ〜。気になるなぁ〜ぶつぶつ)

◆編集後記◆
ピーチです。
皆様のご愛読のおかげで、ついに80号です。目出鯛。
わたしは8という数字が好きです。
一番好きなのは44なのですが、うっかりして44号でお祝いし忘れたので、
88号では何か特別企画を立ててみようかな。
重度の健忘症なので、たぶん忘れるかと思いますが・・・
ということで、
全く期待せずにいて下さい!! (x_x) ☆\( ̄ ̄*) バシン!

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 スペイン語翻訳者になろう vol.079

 おはようございます。ピーチです。
 後記でアース氏が触れますが、先週末の名古屋セミナーは盛況だった
 ようです。御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 さて、今号で御案内致します通り、日本で暮らすラティーノのための
 スペイン語携帯サイト・LATIN WEBに、今月2日、スペイン語学習者向けの
 日本語コンテンツ、
   『ケータイでスペイン語』
 がオープンしました!
 実は私たちアースとピーチも、このコンテンツ内でコーナーを
 1つ持たせて頂いております。
 タイトルは「プロに学ぶ☆翻訳のコツ」で、当面はこのメールマガジンの
 内容の「再履修(?)」のような感じですが、そのうち同携帯サイト向けに
 独自の展開をしていくかもしれません(私たちの方針はたいてい、時の運と
 風任せ〜♪なので、どう変貌していくのか自分たち自身でも楽しみです)
 私たちのコーナー以外でも楽しそうなものが目白押しですので、
 通勤時間等の細切れ時間を有効活用したい方も、単にスペイン語の
 世界が好きな方も、ぜひ覗いてみてくださいね。

 ==<もくじ>===========================
   1) 時事ワードをスペイン語で学ぼう【replica】
   2) 実例を見てみよう
   3) スペイン語学習サイト『ケータイでスペイン語』オープン!
 ==================================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)


┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│時事ワードをスペイン語で学ぼう【replica】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

これまでの「最新ワードをスペイン語で学ぼう」コーナーを、今回から
「時事ワードをスペイン語で学ぼう」に改題しました。

が、内容的にはまったく変わりありません。
単に、必ずしも「最新用語」ではなくとも、「前からあったものも含め、
最近話題に上っている用語」を取り上げている・・・という点を
強調したまでです。

では、さっそく始めましょう。

今回と次回の2回にわたって、地震関係の用語を取り上げます。
近年さまざまな自然災害が頻発していますが、なかでも先日の中国四川省での
大地震は未曾有の規模の震災だったようです。余震による二次災害も
非常に恐ろしいですね。そこで、今回の時事ワードは「余震」です。

スペイン語ニュースを読んでいると、「余震」の意味で replica という
単語が使われているのが目につきます。(正確には re'plica です)

ただ、西和辞典で replica をひいても「余震」の意味は載っていません
(和西をひくと、例えば白水ではトップに出ていますが)。

私は「余震=temblor secundario」で覚えていたので、replica を
見たときに意外な感じもしましたが、「一度起きた地震の複製≒余震」の
ように考えると「なるほど」と腑に落ちました(ただ、temblor secundario
や temblor subsiguiente ももちろん使えますよ)。

では次のコーナーで、replica の実際の使用例を見ていきましょう。

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┃2│実例を見てみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Decenas de miles de personas en la provincia china de Sichuan,
epicentro del sismo, abandonaron apresuradamente sus hogares despues
de que el gobierno advirtiera sobre la posibilidad de una fuerte
replica.
政府が強い余震が起こる可能性があると発表したことから、震源地の中国四川
省では数万人が急きょ自宅から避難した。

◇Un terremoto sacudio' a Lima y fue seguido por al menos dos
replicas.
リマで地震が発生。その後少なくとも二度の余震があった。

◇Replicas : Terremotos que siguen al terremoto principal de una zona
y ligados geneticamente con el.
余震:ある地域に起きた本震に続いて発生し、その本震と起源的に関連の深い
地震のこと。

◇La intensidad del sismo no fue suficiente para generar replicas y
mucho menos una situacion de peligro como un tsunami.
その地震は余震を伴うほど強くなく、まして津波のような危険な状況を引き起
こすほどのものでもなかった。

※今回の訳例のなかには、「練り度」がかなり高いものがあります。練りよう
 によってはいくらでも違った訳例を作れそうなものが揃っていますので、勉
 強の一環として、別の訳し方に挑戦してみることをお勧めします。自信作が
 できたよ!という方は、よろしければespanol_traduccion@yahoogroups.jp
 まで送ってください(どれか1つだけでも構いません)。
 次号で紹介させていただきます。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3│スペイン語学習サイト『ケータイでスペイン語』オープン!
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スペイン語携帯サイト・LATIN WEB を運営している「グローバル・
コンテンツ」からのお知らせです。

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☆   スペイン語学習サイト『ケータイでスペイン語』オープン!    ☆
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スペイン語学習者向けの日本語コンテンツ『ケータイでスペイン語』が
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『ケータイでスペイン語』では、日替わりの単語やスペイン語クイズ、
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幅広いレベルの方にお楽しみいただけるコンテンツをご用意しました☆

もちろん LATIN WEB の豊富なスペイン語ニュースや毎日のジョーク、格
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毎日の通勤や通学等、ちょっとした時間を利用して、活きたスペイン語に
ふれてみませんか?

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◆編集後記◆
アースです。
先週土曜日、名古屋で史上初の(?)スペイン語翻訳セミナーを開催しました。
アース&ピーチ企画のセミナーはいつもいつも盛りだくさんなので、受講
される方は本当にお疲れになったろうと思います。でも皆さん口を揃えて
「あっという間だった!」と言ってくださったので、私としても大満足の
一日となりました。ピーチが参加できず、そこだけはちょっと残念でした
が・・。
皆さんが特にお気に入りのコーナーは、やはり「皆で練り訳」。ふだんは
一人孤独に、眉間にしわを寄せて考え込むしかないものを、セミナーでは
自分以外の人の考えや視点に触れることができますので、共感したり、
「こんな訳し方もあったのか!」と刺激を受けたり、いろいろな意味で
得るところが多かったようです。
東京での開催とはまた一味違った雰囲気となり、それもまたおもしろかった
です。さて、それはなぜでしょう。
 1)土地柄
 2)たまたまそういう受講生さんが集まったから
 3)ピーチにはセミナーを開催したことにして、みんなで遊びに行ったから
答えは?わたしと受講生さんたちのみぞ知る。

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