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2008年5月

 スペイン語翻訳者になろう vol.078

 おはようございます。
 今週末の名古屋セミナーに向けて鋭意準備中のアースです。
 ふと名古屋の最高気温を見ると、さ、さんじゅうど〜??
 当地との温度差は7,8度はありそうです。
 例によって内容ぎっちりの講義になりそうだし(参加者は覚悟されたし)、
 気を引き締めていかなくちゃ・・

 さて、アース&ピーチ共著による翻訳の学習教材を発売してから
 はや2週間が過ぎました。予想を超えるご注文をいただいて、2人とも
 感激しております。先日は、これまた満面の笑みが広がってしまって
 ニコニコが止まらない感想を、ある読者の方からいただきました。
 このメルマガの最後のほうに、その感想とともに教材の詳細について
 掲載致しましたので、ぜひご覧下さいね。まだ購入を迷っている方には、
 最後の一押しになるかも・・?(希望)

 さて、きょうはレプソルの名前の由来、2回目です。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【企業名の由来(その2)】

さて、先週はスペインの大手石油企業である Repsol-YPF のホームページを
調べただけで終わってしまいました。そこには Repsol の語源は載って
いませんでしたので、今週は Google を使って調べていくことに
しましょう。

こういった調査の場合は、どんな検索キーワードを設定するかが
とても重要になります。

検索の際、疑問文をそのまま入れている人をよく見かけます。例えば
「スペイン語で社長は」みたいな感じです(「社長」ならば和西辞典を
引けば解決しますが、ここは単なる例ということで考えてください)。

これですと確かに「スペイン語」と「社長」という2つの言葉が含まれた
ページがヒットしますけれども、

 「うちの社長なんかさ〜スペイン語が話せるとかいってぇ〜」

・・・などと書かれた日本語の個人ブログまでもヒットしてしまいますよね。

Google などでは半角カッコで囲むとそのかたまりのままで
検索してくれますが、

 "スペイン語で社長は"

で調べてみても、1件もヒットしませんでした。当然といえば当然です。

Google 検索では、文章よりも短い単語をどんどん入れて情報を絞り込んだ
ほうが、効率良く目的の情報に行き着けることが多いようです。上の場合
ですと、

 スペイン語 社長

のような感じです。が、これではやはり日本語だけのブログも拾って
しまいますから、何かスペイン語の単語を入れると、日本語とスペイン語
が併記されたページに行き当たる確率が上がります。例えば

 スペイン語 社長 empresa

と入れてみたら、けっこうヒットしました。すぐに presidente とか
director などの答えが出てきます(ただ、こういう調査法では個人
ページも多くヒットしますので、信頼できるかどうかは慎重に判断する
必要があります)。

本筋に戻ります。いまは Repsol の語源を調べたいわけですから、
「レプソルの語源は」などと入れるのではなく、単に Repsol と、
「語源」にあたるスペイン語を入れてやると良さそうです。

「語源」を和西辞典で引くと、etimologia とか origen de una palabra
とか載っていますけれども、etimologia はどうも言語学的な響きも感じて
しまうので、ここは単純に origen だけにしてみましょう。

Repsol origen

で Google 検索したら、まず目に付いたのは

http://www.clarin.com/suplementos/economico/1999/06/13/o-00402e.htm

でした。これはアルゼンチンのクラリン紙ですから信用しても
良さそうです。ゴンサレス政権が民営化時に新しい企業につける
良い名前を探していたところ、

Aparecio' entonces el nombre de un lubricante fabricado por una
empresa llamada REPESA, filial de otra llamada EMPESA (Empresa
Nacional del Petroleo), Repsol, la denominacion del lubricante,
que no significa nada, pero suena bien.

ということでした。つまり国営石油会社の EMPESA の子会社である
REPESA という会社の製品のひとつに Repsol という潤滑油があって、
それが「何の意味もないけど響きが良い」ので、採用したということ
ですね。

でも、この前の文章では、

 la futura gran petrolera espanola(将来のスペインの大石油会社)

にふさわしい名前を探していたとあるのに、そんな決め方でいいの・・?
ほんとなのそれ?

と、いささか不安になってきましたので裏をとってみましょう。
とりあえず、国営石油会社の EMPESA やら、REPESA やら、lubricante
(潤滑油)やらが関係しているかもしれないことだけはわかりましたので、

 Repsol REPESA EMPESA
 Repsol EMPESA lubricante
 Repsol REPESA lubricante

などと入れて Google 検索してみます。

origen と入れなくてもいいの?と思うかもしれませんが、さきほどの
クラリン紙の記事で、REPESA や EMPESA は Repsol の語源と関係あると
いうことがすでにわかっているわけですから、origen はなくても構いません。

こういうときは、逆にヒットの可能性を減らすかもしれない単語は
極力入れず、関連が高いと思われるものだけを並べます。語源の話をして
いても、origen という言葉を使っているとは限らないからです。実際、
下で発見したページには、origen という言葉は入っていませんでした。

さて、上記3通りのうち、どの場合も

http://www.elmundo.es/sudinero/noticias/edit-73.html

がヒットしました。これはスペインの新聞エル・ムンド紙のページですから、
ますます信用しても良さそうです。

しかし!これによると、「レプソル」は潤滑油企業の REPESA の最初の
Rep と、スペインを象徴づける天体(つまり太陽=sol)を合わせたもの
であると説明されています。

どっちがほんとなの!? しかもしかも、今度は

 Repsol etimologia

で検索してみたところ、

 Refineria de Petroleo de escombreras Oil

の頭文字をとったという説明のものもありました。ただどうもそれは
個人ブログだったようなので、やはりクラリン紙かエル・ムンド紙のほうが
信用できるかもしれません。そのほうが説明としてはおもしろいですし
(そういう問題じゃない?)。

実際、日々調査する中で「答えが複数ある」ことはよくあります。それらの
答えの中でどれが信憑性が高いのかを見極める目も必要ということですね。
レプソルの場合も、もう少し時間をかけて調べれば、おそらくひとつに
絞れるのではないかと思います。ですが今回はここらにしておきましょう。

もしどうしても気になって、ネット調査でも判明しなかったら、レプソルに
メールを出して聞いてみれば案外答えてくれるかもしれません。
実行した方はぜひ答えを教えてくださいね(笑)。

※さて、先週の問題の答えを以下に載せておきます。

Pemex   = Petroleos Mexicanos       = メキシコ石油公社
PDVSA   = Petroleos de Venezuela, S.A.  = ベネズエラ石油公社
Petrobras = Petroleo Brasileiro S.A.    = ブラジル石油公社
ENAP    = Empresa Nacional del Petroleo = チリ石油公社

というわけで、すべて石油会社の名前でした。

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☆★☆読者の方から早速ご感想をいただきました☆★☆

 感想を一言お伝えしたく、ご連絡いたしました。

 まず、本当に感謝しております!!
 最高の教材を届けてくださり、ありがとうございます。

 講座に参加できなかったので、今回の教材をとても楽しみにしていました。
 早速開いてみたら・・・!!
 内容の濃さ・挑戦のしがい、すべてが期待通りで、ワクワクしています。
 「ここまで教材で公開してしまっていいの?!」というほどの濃密さ。

 読み進むにつれて、今まで学習してきた中で生じた疑問やモヤモヤが
 晴れてくる。そしてまたその先が見えてくる。
 という手応えが確かになってきています。

 その手応えを得られる教材を、待っていました。
 熟読して、学習に役立てさせていただきます。
 どこまで成長できるか、モチベーションを高く持って挑戦していこうと
 思います。

 ボリュームのある教材ですが、データ化されていることによって
 「とっつきやすさポイント」もかなり高いと感じました。
 日ごとに学習範囲を決めてプリントし、
 通勤時やカフェでさっと取り出すも良し、
 書き込みをしても、何度でもまっさらの状態でプリントし直せるし、
 PCでどこにでも連れていけるし、
 とイイことづくめです。

 どうもありがとうございました。
                (A・Tさん)

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◆編集後記◆
ピーチです。
上掲のA・Tさんのご感想、著者ですら気がつかなかったような点まで指摘
(称賛)していただいて、本当にうれしかったです。
今回はスイートなお褒めのお言葉でしたが、辛口のご意見であってもありがた
く拝聴致しますので、是非ご感想をお寄せ下さいね。
それはそうと、これまでスペイン語翻訳の解説書は(恐らく)存在していな
かったわけですので、たぶん隠れた需要はあるのではと思っております。
「自分は必要ないけれど、必要としていそうな人たち(もしくは学校などの組
織)を知っている」という方がいらしたら、紹介チラシをお送りしたいと存じ
ますので、是非info@pie.vcまで、送り先の御住所と御名前、チラシの希望枚
数をお知らせください。楽しみにお待ちしております。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.077

 おはようございます。ピーチです。
 後記でアースも同じテーマで書いていますが、エコバッグ。わたしも
 ヘビーユーザーです。
 最近ではどんなところでも販売されている感がありますが、多種多様な
 形状や図柄のエコバッグを目にするにつけ、
 「こんなにたくさんのエコバッグをつくるには、どれほどの資源を
 投入しているんだろう?売れない分も多いだろうし、
 全然エコじゃないんでは?」
 と思って悩みモードに入ってしまいます。
 物事はいろんな角度から検証してみることが必要ですね
 (翻訳の語義選びなどと同様に・・?)。

 今週はちょっと目先の変わった調査です。面白いですよ。
 さっそく始めましょう。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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【企業名の由来(その1)】

先日、私がスペイン語圏諸国の経済にたいへん詳しいと勘違いをしている
あるお方から、「Repsol-YPF の Repsol の語源を知りませんか」という
質問を受けました。んなこと知りませんわ。

これにはすぐに調査してお返事したのですが、それがなかなかおもしろかった
ので、本メルマガでもとりあげることにしました。

ここで、Repsol-YPF とは何かということを知らない方も含め、まずは
ご自分で調査してみてください。先にお知らせしておきますが、
日本語で調べてもムダです(笑)。ざっと調べてみたところでは、
どこにも載っていませんでした。ではどうぞ。

調査を待っている間にいきなり余談。Repsol の語源を探しているとき、
スペインの自動車会社である SEAT の語源にもいきあたりました。

 Siempre Estamos Apretando Tornillos
 (我々はいつもネジを締めている)

だそうです・・・もちろんウソです。

SEAT のホームページには書いていなかったのでほんとうかどうか
わかりませんが、Sociedad Espanola de Automoviles Turismos との
ことでした。つまんない(そういう問題?)。

閑話休題。

さて、Repsol の語源は判明しましたか?

まずは Repsol-YPF が何かということから説明しましょう。自動車や
バイクのレースをよくご覧になる方はご存じかと思いますが、スペインの
大手石油企業です。スポンサーとしてよく広告を出していますよね。

もともとは Repsol と YPF という2つの企業で、Repsol はスペインの
国営石油産業が民営化されてできた会社です(正確には会社設立後に
民営化)。YPF ももとはアルゼンチンの石油公社で、1999年の民営化時に
Repsol が買収しました。

ここで時間のある方は、YPF が何の略であるか調べてみてください。
解答はこのコーナー最後につけておきます。

前置きが長くなりました。いよいよ Repsol の語源を調査してみましょう。

さきほど言いましたように、日本語のページでは載っていませんでしたので、
スペイン語で調べるしかなさそうです。まずはこういった際の常套手段
として、Repsol-YPF のホームページに行ってみます。

http://www.repsolypf.com/es_es/

ごちゃごちゃしたページですねぇ。だいたい企業ページには、Quienes somos
や Conocer XXX、あるいは Historia などのリンクがありますので、それを
探します。

ありました。左上の Todo sobre Repsol の下に、Conocer Repsol YPF
というのがあるので、クリックしてみましょう。

このページの左上に、

 ★ * La Compania 
   * Organizacion
 ★ * Historia
   * Presencia global
   * Actividad
   * Innovacion y tecnologia
 ★ * Marcas
   * Repsol YPF en Internet
   * Area de proveedores

と並んでいます。ひっかかるのは★マーク。とくに Marcas(商標)などは
ぷんぷん匂います。企業名が単純な略語だったりする場合は、上記の
いずれかに書いてあることが多いようです。上で述べた歴史なども、
Historia の部分にうまくまとまっていました。

しかし。Repsol の場合は求める情報がありませんでした。となれば、
Google などで地道に検索するしかありません。

と、思ったのですが、例によってここまででもかなり長くなってしまいました
ので、残りは来週にさせていただきますね。

実際の仕事で企業名の「語源」を調査することなどほとんどありませんが、
略語しか出ていない場合にフルネームを調べることはよくあります。たとえば

 Pemex
 PDVSA
 Petrobras
 ENAP

だけでは何の会社かさっぱりわかりませんが、フルネームを調べてみると
すぐに判明します。

まったく何の会社かわからずに字面だけを追って訳すのと、だいたいどんな
事業をしている会社かを念頭に置いて訳すのとでは、翻訳の仕上がりに
天と地ほどの差が出ます。これ、大げさではなく、本当の話。

上記の4社のフルネーム、よろしければ調べてみてくださいね。これを
調べるだけで、ENAP 以外はどこの国の企業かもわかります。
(解答は来週号にて)

※さて、最後に YPF の答え合わせです。YPF は Yacimientos Petroliferos
Fiscales の略で、要するに「政府財政=国によって運営されている石油鉱床」
ということですが、民営化前の YPF はふつう「(アルゼンチン)石油公社」
と訳されます。企業名等の場合、このように原語と日本語の定訳がまったく
異なることも多いので、必ず確認する必要があります。

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◆編集後記◆
アースです。
先日、あるスーパーで買ったものをマイバッグ(エルモちゃん印)に
詰めていて、ふと気がつくと、その台で同じように袋詰めをやっていた人が
全員、マイバッグを持っていました。
へえ〜けっこう普及したなあ。と思ったのもつかの間、すぐ隣にいた人が、
台に備え付けのビニール袋をちぎるちぎる・・商品をひとつずつすべて
ビニールに入れているのではないかと思われるほどでした。
そ、それじゃ意味がない・・
ちゃんとマイバッグの意味考えて使ってんのかなあ〜。
でもまあ、レジで袋をもらっていたころも同じことをしていたのなら、
1枚だけは使わなくなったってことか・・
でも、なんとも納得のいかない情景でした。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.076

 おはようございます。アースです。
 5月14日、ついに本日発売です!何がって?
 アース&ピーチ共著による翻訳学習教材、
  『スペイン語実務翻訳講座
      〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう』
 です!!予約特典期間は終了しましたが、もちろん引き続き販売は
 しておりますので、よろしければぜひ手に取ってごらん・・いただけ
 ないので、
 http://pie.vc/textbook/index.html
 にて詳細をご覧下さいね。

 さて、そういうわけで今週号も「ちょくねり(教材発売記念バージョン)」
 です。先々週の直訳、先週の練り訳第一段に引き続き、今回は練り訳
 第二段。
 教材作成のときと同じような調子で解説を入れていきましたので、
 さらに来週までずれ込むか?といった感じの細かさ(しつこさともいう)
 になりました。
 たった一段落なのに、まったく翻訳とは一筋縄ではいかないものです。
 それではアース&ピーチ作の力作をご覧下さい。

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
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今回は、前回までと同じ課題を使って行う「練り訳の後半」です。
これまでの学習内容を忘れてしまった人は、過去2回のメルマガに
ざっと目を通してからお読みくださいね。

【課題文】
La llama olimpica fue escoltada en todo momento por la policia
australiana, mientras tres guardas chinos que habitualmente
la acompan~an se quedaron en la retaguardia y no tuvieron que
intervenir en ningun momento para garantizar el desarrollo pacifico
de los relevos. (EFE)

原文→http://www.terra.com/deportes/articulo/html/fox575319.htm
    (課題文は3段落目)

【直訳例】
聖火は、いかなるときにもオーストラリアの警察によって護衛された。その
間、いつも聖火に同行している3人の中国人警備員は背後にとどまり、リレー
の平和な進展を保証するために介入する必要はいかなるときにもなかった。

【練り訳たたき台】
聖火はずっとオーストラリア警察によって護衛されていた。一方で、常に聖火
に同行している中国人警備員3人は背後にとどまり、リレーが平和裡に行われ
るよう介入する必要は一度もなかった。

【検討プロセス】
翻訳者A(以下A):tres guardas chinosですが、【直訳例】では「3人の
  中国人警備員」、【練り訳たたき台】では「中国人警備員3人」となって
  いますね。語順が変わっていることには何も意味はないですよね?

翻訳者B(以下B):ないです。人数を先に持ってきたからと言って「3人」
  という数を強調しているというわけでもないですし。

A:そうですね。「3人の中国人警備員」でも「中国人警備員3人」でも、
  ニュアンスにまったく変わりはないですね。

B:ただ、ひとつ問題があります。いまの訳文ですと、「聖火に同行している
  中国人警備員=常に3人」という印象を与えかねないということなんで
  す。オーストラリアでは3人でしたが、国によってはもっと多いところも
  あったようなので、「中国人警備員は常に3人とは限らない」という印象
  を含んだ訳にできれば理想的なのですが・・。

A:う〜ん。しかしそれを具体的に訳文に盛り込むわけにはいかないですよ
  ね。そこまで書こうとすれば、訳文が説明調にならざるを得なくなり、翻
  訳の域を逸脱しますし、原文にないものを付け加えることにもなります。

B:確かに。それにそもそも「警備員の数が各国で違う」などという情報は、
  この記事とは何の関係もありませんしね。

A:そうですね。ただ、今回はともかくとして、こうした背景知識を持ってい
  ると、誤訳を防げたり、より的確な訳ができる場合はあると思います。

               ☆

A:se quedaron en la retaguardia の「背後にとどまり」は、【直訳例】の
  段階から変わっていませんが、まだちょっと固い感じがしますね。

B:同感です。ほかの言い方をするなら、たとえば「オーストラリア警察の後
  ろで待機し」とか?

A:しかし、「待機し」ですと、「止まっている(走っていない)」印象を与
  えません?実際は、聖火と一緒に前進してはいたわけですよね。

B:ほんとだ。それでは、たとえば「オーストラリア警察の後塵を拝し」で
  は?ちょっと言いすぎ?

A:そうですねえ。「後塵を拝す」は「地位の高い人に追従する」とか「他者
  に先んじられる」の意味が強いので、この場合には合わないかもしれませ
  んね。

B:言われてみればそうだなあ。retaguardia(後衛、背後、銃後)なんて勇
  ましい言葉をみると、ついつい重々しい熟語や慣用表現を使いたくなりま
  すが、その誘惑(?)に安易に乗らないようにすることも大事ですね。訳
  者が訳文に酔ってしまってはだめですから。

A:起こりがちですけれどね。で、この部分ですが、やはりシンプルにまとめ
  るのが一番よさそうかな。「オーストラリア警察の後方に控え」とか、
  「オーストラリア警察の後方に続き」とかはどうですか?

B:うーん、「後方に続き」はいいですが、「後方に控え」というと、やや遠
  慮深い感じが出るかもしれないですね。
  実際のところはどうだったのかと思い、事情を少し調べてみたのですが、
  オーストラリア政府は最初「中国警備隊」の伴走を拒否していたが、最終
  的には「聖火の受け渡し補助」の名目で、数人だけ認めたということでし
  た。スタート時には、警備隊の位置を巡ってもめただとか、警察が警備隊
  員をリレー走者から引き離している場面が何度もあったとか、そういった
  報道もあったようです。だから「後方に控え」よりは「後方に続き」のほ
  うが良いかもしれません。「後方を進み」などでもいいかもしれないです
  ね。

A:なるほど。

               ☆

A:ところで、先々週の直訳解説では、

   retaguardia を辞書で引きますと「《軍事》後衛、銃後」(白水社
   『現代スペイン語辞典』)などといかにも大げさですが、要するに、
   「とくに混乱が起きなかったので出番がなく、オーストラリア警察
   に護衛を任せていた」ということでしょう。

  と書きましたが、前項でも触れたように、「もともとオーストラリア政府
  は中国警備隊の伴走を拒否していた」こと、とくにスタート時に、中国人
  警備隊とオーストラリア警察との間で悶着があったことなどを踏まえる
  と、「混乱が起きなかったので出番がなかった」わけではないようです。

B:つまり、中国側は「不本意ながら、オーストラリア警察の後ろについてい
  た」ということだったわけですね。

A:はい。原文だけのイメージで訳すと、「間違いとまでは言えなくても、筆
  者の意図から微妙にずれた訳文になってしまうことがある」ということの
  好例になってしまいました。

B:そうしたずれを防ぐためにも、ちょっとでも疑問を感じたら、すぐに調査
  するようにしたいですね。

               ☆

A:para garantizar el desarrollo pacifico de los relevos の訳は、「リ
  レーが平和裡に行われるよう」となっています。

B:「desarrollo=進展」という直訳パターンを脱出しようという工夫の跡が
  見えますね。

A:はい、そこを見る限りでは良いようなのですが、その前の no tuvieron
  que intervenir en ningun momento から続けて目を通すと、「リレーが
  平和裡に行われるよう介入する必要は一度もなかった」となり、日本語的
  に少々違和感があります。

B:「行われるよう」と「介入する」の組み合わせのせいかもしれませんね。
  「介入する」のは「なにか悪いことが起こらないように」であることが多
  く、「よいことが起こるように介入する」という言い方に耳馴染みがない
  からではないでしょうか。ただ、単になじみが薄いというだけで、間違い
  だとまでは思いませんが。

A:では、「リレーが無事進行するよう手を出す必要はなかった」ではどうで
  しょうか。

B:「手を出す」というのが少々口語っぽいですが、「介入する」に比べれ
  ば、「リレーが無事進行するよう」とのつながりに違和感は少ないような
  気がします。

A:「介入する」や「手を出す」の代わりに、「関わる」や「関与する」など
  の動詞も使えそうですし、一歩進んで「出動する」などというものもいい
  かもしれませんね。

               ☆

A:以上の検討を踏まえ、今回は以下の通り【最終的な練り訳例】を2パター
  ン用意してみました。

B:案1のほうが比較的保守的な(練り度の低い)訳、案2はかなり冒険した
  (練り度が高い)訳となっています。

A:案2の一文目など、誰の許可も得ずに語順を変えてしまっています
  ので(笑)、練り訳にまだなじみの薄い方は「これでいいの?」と
  思われるかもしれませんが、この文章が言わんとするところはちゃんと
  表していますので問題ありません。それに、前の段落ともなめらかに
  つながりますし、直後の文章との対比も鮮やかになると思います。

B:こんな訳し方もあるんだという参考にしてみてくださいね。

【最終的な練り訳例】
案1)
聖火は終始オーストラリア警察が警護していた。一方、常に聖火に同行してい
た中国人警備隊の3人はオーストラリア警察の後方に続き、リレーを無事進行
させるため関与する必要はまったくなかった。

案2)
聖火を警護していたのは一貫してオーストラリア警察だった。常に聖火と行動
を共にしていた中国人警備隊の3人は豪警察の後方を進み、リレーの無事進行
のために出動する場面は一度もなかった。

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◆編集後記◆
ピーチです。
今回のちょくねり(教材発売記念バージョン)はいかがでしたか?
最初、「このように短くて単純な課題文では、教材で展開しているような執念
深い(?)解説をするのは無理かな。せっかく皆さんに教材の特長をお見せで
きる機会なのに」と少々残念に思っていました(自分たちで課題文を選んでお
いて言うのもなんですが)。
・・・が、そんなもくろみはとんでもなく甘かったようです。
本当に翻訳というのは奥が深いもので、どんなに「ちょろそう」な原文でも、
いくらでも「深めどころ」は見つかるものですね。
今回のちょくねりを読んで、「樹海のような翻訳の森をもうちょっとさまよっ
てみたいな」と思われた方には、本日発売の教材をお勧め致します。
樹海とはいえ、公認ガイド(?・・つまり、私たち2人)がついていますの
で、いくらさまよっても迷子になることはありません。安心して飛び込んでく
ださいませ。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.075

 Buenos dias! ピーチです。
 皆様、GWはいかがでしたか?
 今これをかいているのはGWの最終日なのですが、結局わたしたちは
 GW中もけっこう働いておりました。
 というのは、このメルマガの執筆に加え、5月14日発売の教材
  『スペイン語実務翻訳講座
      〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう』
 の最終校正をしていたからです。
 この期におよんでもまだ手を入れている自分たちの執念深さ、いえ、
 サービス精神とプロフェッショナリズム(?)には我ながら驚きます。
 とはいえ、辞書(『スペイン語経済ビジネス用語辞典』)を書いていた
 時期は、それこそGWもお盆もクリスマスも正月もなく、始終パソコンに
 向かっていたわけですから、それを思えば本当に平和な日々です。
 ありがたいことです・・(何に対して?)。

 それではこの辺で、GW明け最初のメルマガの幕を開きましょうか。

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さて、今回も前回(先週)と同じ課題を使います。前回は直訳をしあげ
ましたので、今回はいよいよ練り訳です。できれば、まずはご自分で
「練って」みてから、以下をご覧下さいね。

練り訳プロセスでは、まず、直訳をもとに作った【練り訳たたき台】を
提示します。このたたき台をもとに、翻訳者Aと翻訳者Bが問題点等を
話し合い(【検討プロセス】)、【最終的な練り訳例】を完成させるという
工程をとっています。

それではさっそく見ていきましょう。

【課題文】
La llama olimpica fue escoltada en todo momento por la policia
australiana, mientras tres guardas chinos que habitualmente
la acompan~an se quedaron en la retaguardia y no tuvieron que
intervenir en ningun momento para garantizar el desarrollo pacifico
de los relevos. (EFE)

原文→http://www.terra.com/deportes/articulo/html/fox575319.htm
    (課題文は3段落目)

【直訳例】
聖火は、いかなるときにもオーストラリアの警察によって護衛された。その
間、いつも聖火に同行している3人の中国人警備員は背後にとどまり、リレー
の平和な進展を保証するために介入する必要はいかなるときにもなかった。

【練り訳たたき台】
聖火はずっとオーストラリア警察によって護衛されていた。一方で、常に聖火
に同行している中国人警備員3人は背後にとどまり、リレーが平和裡に行われ
るよう介入する必要は一度もなかった。

【検討プロセス】
翻訳者A(以下A):La llama olimpica fue escoltada ... por la policia
  australiana の部分は、スペイン語そのままに、【直訳】も【練り訳たた
  き台】も受け身の訳し方にしてあります。日本語としては能動態にしたほ
  うが自然でしょうか?

翻訳者B(以下B):「受動態の外国語を日本語訳するときは、能動態を使っ
  たほうが自然」という強迫観念にかられている人がいるようですが、実は
  そんなことはありません。現に、「聖火は警察に護衛されていた」は不自
  然でしょうか?

A:言われてみると、そんなことはないですね。受動態バージョンの「聖火は
  警察に護衛されていた」も、能動態バージョンの「警察は聖火を護衛して
  いた」も、日本語としてまったく不自然な感じはしないです。でも、だか
  らといって「常にどちらでもOK」ということではないですよね。

B:はい。どちらでもOKの場合もありますが、今回の場合は受動態バージョ
  ンのほうがいいと思います。今回の課題の前の2段落はおおまかに言えば、
  「イアン・ソープ選手が聖火ランナーとしての役割を無事に果たし、護衛
  が目を光らせるなか、聖火台に火を移した」という内容になっていますよ
  ね。で、この段落はその内容を受けて始まるわけですから、「聖火」が主
  語になる受動態バージョンがより適当でしょう。(前の2段落を未読の人
  は、上記【課題文】の最後に紹介してある「原文」に行って、目を通して
  くださいね)

A:なるほど。確かに、「オーストラリア警察は聖火を護衛していた」と、警
  察を主語にして話を始めるより、「(その)聖火はオーストラリア警察に
  護衛されていた」のほうが文章の流れとして自然ですね。

B:はい、そう思います。たったこれだけの短文からでも、文法解釈をひとと
  おり終えて「翻訳」を行う際の注意点のひとつを学び取ることができまし
  たね。

A:つまり「視野を広く持ち、目の前の一文だけでなく、常に前後の文脈や文
  章全体に目と神経を配らなくてはならない」ということですね。

B:なお、「聖火は警察が護衛していた」などする方法もありますし、他にも
  いろいろな訳し方があるかと思いますので、皆さんも工夫してみてくださ
  い。

               ☆

A:mientras の訳ですが、【直訳】は「その間」、【練り訳たたき台】は
  「一方で」となっています。一見、解釈が変わったかのように見えます
  ね。

B:例えば小学館の西和辞典では、mientras+直説法の用法として、

    [同時性](+直説法・・・する)最中ずっと
    [対比] (・・・する)一方で、(一方は)(・・・する)のに

  などと、わざわざ項目を分けて載せています。これを見ると、両者はまっ
  たく異なる意味であるかのように受け取れますよね。確かに異なる場合も
  あるのですが、実際には紙一重というか、ほとんど同じ意味で捉えられる
  ことが多いように思います。

A:今回もそのケースのようですね。

B:それから、「その間」は、「そのかん」と読んでもらえれば良いのです
  が、「そのあいだ」と読まれると、ちょっと稚拙な感じがしますよね。そ
  の意味もあって「一方」のほうがよいのではないかと考え、変えてみまし
  た。

               ☆

A:ところで、mientras の節を後で訳しているようですが。

B:はい。mientras+直説法は、上で見たように、辞書ではだいたい「〜の最
  中ずっと」とか「〜する一方で」と載っているからか、たとえば

   La demanda mundial de petroleo es de 85 millones de barriles
   diarios, mientras que Estados Unidos compra 68.000 barriles
   diarios.

  のような文章を「米国が毎日68,000バレル買っている一方で、世界の石油
  需要は8500万バレルだ」のように訳してしまうケースをよく見かけます。

A:mientras の後ろを先に訳してしまうわけですね。

B:はい。でも原文では後半部分に「石油」という言葉が入っていませんか
  ら、日本語だけを読んだ人には「米国はいったい何を買うの?」という
  疑問が起きてしまいます。

A:確かに。原文は「筆者が考えた順番」で書かれているわけで、それを逆に
  訳せば問題が起きる可能性があるということですね。

B:はい。筆者としては、最初の節にこの文章のテーマである petroleo とい
  う言葉を入れ、後ろの節で省略するのは当然のことですよね。日本語でも
  よくやることです。だから原文とは逆の順序で訳すと、テーマが見えない
  まま話が進んでしまうわけです。

A:mientras 節を先に訳すなら、テーマの petroleo だけ先に持ってきて、
  「米国が毎日石油を68,000バレル買っている一方で、世界の需要は8500万
  バレルだ」などとすれば問題はなくなるのではないでしょうか?

B:確かにその方法もあります。ですが、そのような操作をするよりも、原文
  の順番で訳すのが自然で文意も通りやすいと思うんです。もちろん、
  「 mientras 以下を先に訳したほうが意味が正確に伝わる」といった場合
  は別ですが、経験上、原文の順番で訳しても問題ない場合がほとんどであ
  るように感じます。

A:そうですね。今回の場合ですと、「聖火が警察によって護衛されている一
  方で、中国人警備員は背後にとどまっていた」という流れになります。確
  かにとても自然ですね。

       ☆       ☆       ☆

ピーチ:今回1回で練り訳検討を済ませる予定だったのですが、もうこんなに
    長くなってしまいました。
アース:あと、きょうと同じくらいの解説の量が残っていますから、残り半分
    は来週にさせていただきましょうか。
ピーチ:ということは、【最終的な練り訳例】は来週分が終わってからの発表
    となりますね。
アース:そうなります。それまで皆さんも、これまでの検討部分を参考にご自
    分なりに訳文を練っておいてくださいね。
ピーチ:今回は『スペイン語実務翻訳講座』発売記念バージョンということで
    すが、この教材の内容も、ほんとうに今回のメルマガと同じくらい詳
    しいのですよね。それは、すごいなあ。
アース:ってまた他人事みたいに・・・。わたしもそう思うけど(笑)。ほん
    とうに、この教材を通してしっかりと学べば、どのレベルにある人で
    も「一段階」上がれるような気がします。人によっては二段階も三段
    階も。
ピーチ:・・・と、わたしたち自身も自信を持ってお勧めする『スペイン語実
    務翻訳講座』です。教材のほうは、いろいろな訳例も取り上げて検討
    していますので、さらに詳しく、さらに深く、さらに役立つ内容と
    なっています。
アース:教材に関する詳細・お申込みは以下です。5月13日までは「予約特典
    価格」でご提供できますので、ぜひこの機会にお求めくださいね。
アース&ピーチ:ではまた来週!

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    『スペイン語実務翻訳講座
       〜ちょくねりメソッドで確かな翻訳力をつけよう』

       ・A4サイズ・約120ページ
       ・定価4,000円(税込)
       ・2008年5月14日販売開始
       ・当面はPDFファイルでのダウンロード発売

   ■予約特典■
    5月13日までに予約していただいた方に限り、定価4,000円(税込)
    のところ3,500円にてご提供致します。

   ご予約・お申込みはこちらから
       →http://pie.vc/textbook/index.html
       ◆内容のサンプルが上記アドレスでご覧になれます◆

◆編集後記◆
アースです。
やっぱり、思い切って旅行にでも出ないとだめですね。
なにがだめかって、冒頭でピーチも言っていたけれど、GWでも
「ついつい働いてしまう」こと。家にいてPCをつけると、
ピーチの魔の手が・・いえメールが来て、すぐに返事をしてしまうし。
公私のめりはりまったくなし。でもま、楽しいからいいか。
人生楽しいのがいちばんです(能天気)。
Que sera sera〜 whatever will be, will be〜
Hasta la semana que viene!

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