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2007年12月

 スペイン語翻訳者になろう vol.057

 こんばんは、ピーチです。
 「年末特別号」のために、今からとんぼ返りで、雪国に住む
 アースさんのお宅に伺ってまいります。
 大晦日に押し掛けたら迷惑でしょうが、そこはメルマガ読者の
 みなさんのためだ!我慢してもらおう。
 行ってきま〜〜す。

 ・・・・ということで、第57号(年末特別号)の始まりです。

            ★  ★  ★

(ピーチ、日本国内某所のアース宅に到着。降りしきる雪をながめながら、
 対談を開始)

ピーチ(以下P):2007年もあとわずかで幕引きです。今年5月にこのメルマ
  ガを創刊して以来、ご愛読くださった皆様、本当にありがとうございまし
  た!この年末特別号では皆様への感謝をこめて、年賀状代わりに(?)、
  緊急インタビュー「アースに聞け!翻訳と家庭の幸せな関係」をお送りし
  たいと思います。
アース(以下E):・・・なんですか?そのけったいなタイトルは。
P:やる気が続かない私からみますと、常にモチベーション高止まりのアース
  さんは、人類の奇跡のように感じます。ほんとは「どうしたらやる気を保
  てるのか?」、その秘密を教えてもらいたかったのですが、それをきいて
  も「もともとそういう性格だから」といわれて終わってしまうので、ちょっ
  と(かなり?)趣向を変えて、「よい仕事をするための家庭環境作り」に
  ついて伺おうと思っています。翻訳の仕事に日々長時間を割きながら、ご
  家族(旦那さん)とも良好な関係を保っているアースさんの話は、おそら
  く沢山のひとたちの参考になると思いますので。
E:ああ、そういう意味で「翻訳と家庭の幸せな関係」というタイトルになっ
  たんですね。わかりました。私からすれば、ピーチさんの突如としてかか
  るものすごい勢いのターボエンジンが、その体のどこについているのか聞
  きたいところなんですが。
P:それはまた後日(?)。きょうはアースさんへのインタビューということ
  で。
E:ふえ〜い。

P:ではまず、日々の仕事の予定というのはどうやって立てているのですか?
  その中に「家庭」をどのように組み込んでいるのかを中心にうかがいたい
  のですが。
E:私の場合は、最近終わったちょくねり講座を含めて定期的な仕事が主な
  (つまり急な仕事が少ない)ので、一週間の予定が立てやすいんです。
  よってなるべく、家族(夫)の休みに合わせて自分も休むようにしていま
  す。
P:ほほう。でも忙しいときはそうもいかないですよね?
E:そうですね。今回の講座の多忙期とか急な翻訳が入ったときのように、ど
  うしても休めないときは、夫が休みでも、「きょうはいないと思ってくだ
  さい」と前もって宣言して、仕事に集中します。
P:ご飯なんかは?
E:外食を部分的に取り入れたりね。作ってくれればうれしいですけど、なか
  なかね。
P:あの旨い回転寿司屋も活用ですね。
E:そうそう、ここは魚が安くておいしいのよねえ。
P:いいなあ・・・。おっと、本筋に関係ないことでした。辞書を書いていた
  ころも、最後の数年はかなり大変でしたよねえ・・あのころもそんな感じ
  でしたか?
E:まさにそうでした。「いないと思え」とまでは言いませんでしたけれど。
  象徴的な例を挙げるなら、「これから1年間はお弁当つくりません」と宣
  言して、その時間を辞書の作業に充てましたね。起きたあとすぐにPCを
  つけて、朝食の支度にかかる7時までの間に、ピーチさんと用語検討メー
  ルを何通もやりとりしたりしたっけ・・(遠い目)。1年といいつつ、実
  際は1年半にわたってしまいましたが。でもその後はちゃんと復活しまし
  たよ。
P:そのちゃんと復活するところが「コツコツ型アース」だなあ。私だったら
  なし崩し的に廃止になってるところですよ。まあ、最初からお弁当なんて
  つくっていませんけれどね。日々の家事についてはどうですか?
E:「しっかりやる日」と、「おもいきり手抜きする日」をきっぱりわけてい
  ます。もっとも、しっかりやる日は、手抜きする日に比べるとものすごく
  少ないですけど。
P:なるほど。仕事しながら家族との良好な関係をも維持するうえでアースさ
  んが心がけていることはなんでしょうか?
E:「自分はこれこれで忙しいので、他のことはできません。わかってくださ
  い」というシグナルをはっきりと発信することですかね。その際、具体的
  に忙しさの度合いやいつまで忙しいのかを伝えるようにしています。
P:ああ、それは大事ですね。同じ1時間待たされるのでも、「あと何分待つ」
  ということがわかっているのといないのとでは、イライラ度がぜんぜん違
  うといいますもんね。
E:そうそう。相手に情報を与えてやれば、相手も自分なりに予定を立てるこ
  とができるし、私に振り回されないで済みますから。出勤できればかえっ
  ていいのでしょうけれど、翻訳者ってだいたいは自宅で仕事ですからねえ。
  どうしたって家族の視界に入る。だから「ほんとはいるけどいないと考え
  てね」とはっきり伝えておく。
P:要するに、コミュニケーションをしっかりはかっておくということでしょ
  うか。
E:はい。あと、余計なお世話かもしれませんが、自分の予定を伝えるときに、
  「だから私は大変だ」というサインは出さないほうがいいように思います。
  たまにそれでトラブルに陥っている夫婦がいるみたいなので・・。
P:いや、「たまに」でなく、「ものすごくしょっちゅう」いると思いますよ。
  なにしろ、この世の中、夫でも妻でも「自分は仕事で大変だ〜」サインを
  発令しまくってますから。
E:そうですね。出したい気持ちはすごくわかるし、わたしだってたまには出
  しますけどね。ただ自分がそう言われた場合を考えると、「オレはこんな
  に忙しくて大変なのに、そっちはなんだ!」・・という態度をとられたら、
  気分よくないでしょ。だからそういうサインは極力出さないように気をつ
  ける。もっとも、相手が「おもんぱかり度ゼロパーセント」の人だったら
  困りますけど(笑)。
P:平均的な神経(?)を持った人であれば、「たいへんそうだなあ」と思っ
  てくれるでしょうね。
E:そうそう。人間てひねくれ者ですよね。言われなければやることでも、言
  われると途端にやる気が失せるんですから。だから私が「大変だ」サイン
  を出さないのは、聖人のように偉いからではなく、相手の機嫌を損ねない
  ための策というわけ(笑)。
(隣の部屋にいる)アース夫:なにか言った?
E:いいえ〜なんでもございませんわ。どうぞそのまま勉強をお続けください。
P:なにか勉強してるんですか?
E:そうみたいです。何をやってるかはナイショ。さて、話を戻しましょう。
P:そうでした。自分の仕事を理解してもらうためにしていることってありま
  すか?
E:翻訳者には守秘義務があるので、家族とはいえ、内容によっては話しませ
  んけれど、おもしろかったこと、興味深かったことがあれば、差し障りの
  ない範囲でなるべく話すようにしています。私が何をしているのかさっぱ
  りわからないという状態は避けたいので。
P:それは立派ですね。
E:立派・・なのかな?これも「自分のことは知ってもらいたい」という欲望
  の表れじゃないかしら。
P:でも「相手がこちらの仕事に興味ない」というケースもありえますよね。
  その辺は何か工夫をしていますか?
E:そうですね、ただ一方的に話してもつまらないだろうから、意見を聞く形
  をとることが多いです。答えてもらっても、たぶん参考にはならないだろ
  うなと思うことでも、なるべく。
P:それはスペイン語以外の点ですよね?旦那さんはスペイン語を解されない
  方ですから。
E:はい、もちろんスペイン語以外のことについてです。日本語の言い回しと
  か。日本語について考えていると、自分がネイティブだけに、どれが自然
  か自然でないかわからなくなることってないですか?そういうときに、
  「平均的な日本人」として利用する(笑)。内容がふつうの人にも理解で
  きるもので、時間があるようなら、訳文を家族に読んでもらうのもいいで
  すよ。
P:あ、講師になってる。でもそうですよね。自分で「完璧!」と思える訳文
  でも、人に読んでもらうと「なんだこりゃ」ということが、ままあります
  ので。おっとまた脱線してしまった。「自分の仕事について家族に聞いて
  もらうときには、相手に意見を聞く形をとる」という話でした。
E:産業翻訳をしているときには、科学関係で真剣に聞いて真剣に答えてもら
  うこともあります。ときには思いがけない返事が返ってきて大いに役立つ
  こともあるんです。
P:なるほど。じゃあ、相手の仕事についても聞くんでしょうね?
E:はい、自分の仕事についての話をするのと同じくらいには、聞き出すよう
  にしています。別にひざを突き合わせて、「さ、いまからお話しください」
  という感じでやっているのではなく、あくまでもなんとなく、ですけど。
P:翻訳はコミュニケーションに携わる仕事ですが、翻訳者たるもの、家庭で
  もコミュニケーションが大事!ということですね。
E:そうですね。「自分が何をやっていても相手は関知しない」という状態は、
  少しでも自尊心のある人なら、決して気分の良いものではないから。
P:きょうは本当に参考になる(一部、ピーチには耳が痛い)お話をうかがう
  ことが出来ました。アースさん、ありがとうございました。
E:いえいえ、いつでもどうぞ。

P:いまはやりの「ワークライフバランス」を自然体で実現しているアースさ
  んにじかに話を聞きたい方は、ぜひ3月のセミナーにいらしてくださいね。
E:そういう話をする時間はないかとは思いますが、聞かれれば何でもお答え
  します。たぶん。
P:では、皆様、ご家族・ご親戚とのコミュニケーションを大切にしながら、
  いいお正月をお過ごしくださいね。もし腹にすえかねることがあったら、
  そのときは「コミュニケーションは翻訳者になるための修行」と心の中で
  念仏のように唱えて乗り切りましょう。
E:なんですか、それは(笑)。

            ★  ★  ★

E:じゃあね〜また来年もよろしくね〜。ご家族にもよろしくお伝えください
  ね〜!・・・ピーチは東京のお宅へ帰っていきました。

  さてここからは雰囲気をがらっとかえまして、アース&ピーチ企画による
  3月8日のセミナーについて、アースよりお知らせです(セミナーの詳細
  はメールの最後に掲載致しましたので、ご覧ください)

  このセミナー、開催時期は3月ではありますが、特に経済セミナーのほう
  は小テストを行う関係上、締切が1月10日とかなり早くなっております
  (調査セミナーは1月31日が締切)。あと10日ですので、迷っている方は
  お早めのご検討をお願い致します。

  難しそうだからと受講をためらっている方が多いようなのですが、テスト
  はどなたでも受けていただけますので、まずはトライしてみてください。

  それから少々誤解している方もいらっしゃるようなのでここでお断りして
  おきますが、「経済知識」は一切問いません。初めてであれば、知識がな
  くて当たりまえ。堂々とチャレンジしてください。

  「調査」セミナーと「経済」セミナーは、片方だけの受講も可能です。
  ぜひご参加くださいね!

  さてそれでは、アースはここで退出いたします。みなさま、5月からの
  ご愛読本当にありがとうございました。来年もピーチとともに、ますます
  内容を充実させたメルマガをお届けしていきたいと思っていますので、
  よろしくおつきあいくださいませ。一部のみなさまとは3月に直にお会い
  できることを楽しみにしております。それではよいお年を!

  ※セミナーの日程その他の詳細は以下をご覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《午前の部》
   『スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座』

  実務翻訳では必要不可欠なインターネット調査術を生で学べる講座
  です。単なる検索術にとどまらず、調査する理由や検索結果の見極
  め方まで踏み込んで解説。PCコーナーでは、翻訳者として実務を
  行ううえで役に立つコンピュータスキルの一端をご紹介します。

    開催日時: 2008年3月8日(土) 10:00 〜 12:30
    場所  : 東京都内
    申込締切: 2008年1月31日
    対象者 : インターネットを用いた翻訳調査スキルに興味がある方
          翻訳に役立つ効率的なPCスキルを知りたい方など

   詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

《午後の部》
   『プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜』

  プロ半歩前にいるが、最後の壁を乗り越えたいという方のための
  超・上級講座です。本講座では経済を取り上げます。単に経済翻
  訳をやってみたいという方も大歓迎。

   ◆本講座は一定以上のスペイン語翻訳力をお持ちの方に限定
    いたしますので、参加希望者には小テスト(無料)を受け
    ていただきます。

   開催日時: 2008年3月8日(土) 13:30 〜 16:30
   場所  : 東京都内
   申込締切: 2008年1月10日(小テストは申込締切後に発送)
   対象者 :プロレベルの翻訳テクニックを身につけたい方、経済
        翻訳に興味のある方、経済は苦手だが一度経済翻訳を
        試してみたい方など

 詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

P(ピーチ):無事、自宅に戻ってまいりました。
  年末特別号、いかがだったでしょうか?
  2008年も、皆様がご健康で佳い一年を過ごされますよう祈っております。
  来年もどうぞ宜しくお願い致します。
  ・・・さて、これから大掃除だ(ほんと?)

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 スペイン語翻訳者になろう vol.056

 おはようございます。アースです。
 今年も残すところ…え、あと10日ですか!
 ううむ。うそだ。うそにちがいない。

 気がつけば冬至も近くなって、朝起きたときに暗いわけですよね。
 日の出は、冬至の後も20日間くらいは遅くなりつづけます。
 でもじつは、日の入りも12月6日ごろからすでに遅くなりはじめて
 います。そうしてちょっとずつ日が長くなっていくのですね。
 冬は始まったばかりだけれど、このころになるといつも、
 「ああ、春に向かいだしたのだなあ」と一人ほくそ笑む
 わたしなのでした。

 このメルマガも年内は今回を入れてあと2回です。
 通常ですと次回は26日の予定ですが、その日はお休みさせて
 いただき、なんと31日に年末号(兼年始号?)をお送りしようと
 思っています。お楽しみに!

 それでは第56号です。

  ==<もくじ>=======================
    1) Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
    2) 3月セミナーの内容について
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【調査に使用できるサイト(その2)】

年末の忙しい時期で、なかなか読む時間がな〜いというあなたのために、
今回は実地調査をやめにして、知っておくとちょっとお得なサイトを
ひとつご紹介しようと思います。

調査に使用できるサイトの「その1」は、なんと半年前の第12号(6/11)
でした。すでに忘れてしまったよ〜という方、それ以降に読者になった方は、
バックナンバーを

  

http://espanol-traduccion.cocolog-nifty.com/blog/

でご覧になるか、

  

http://www.pie.vc/

から、このマガジンをテーマごとにまとめた無料レポートをダウンロード
してくださいね(「大好評メルマガの無料レポート進呈」欄からどうぞ)。

さてそれでは本題に入ります。

以前、世界各国の現役首脳の名前を調べるには、日本の外務省のページが
便利だと書きました。名前を調べるだけでなく、その国の事情をざっと
見るにはかなり重宝します。アドレスは

  

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html
  (外務省トップ>各国地域情勢)

で、たとえば「チリ共和国」を選ぶと、一番上に「基礎データ」というの
があり、一般事情、政治体制・内政、外交・国防、経済、(日本の)経済
協力、(日本との)二国間関係が概観されており、非常に便利です。
いちばんいいのは日本語で書かれていることですね(笑)。

※ただし日本政府のホームページでは、世間一般の言い方とは違う
 訳語を採用している場合も多いので、そのあたりは注意が必要です。

このページはきちんと更新されているようですし、重要な点はだいたい
押さえてあって便利なのですが、情報量が極めて少ないのが玉にキズ。

そこで私は、CIAをたまに利用させてもらっています。

は?・・・という感じでしょうか。
Centro de Investigaciones Agronomicas じゃありません。
皆さんご存知の「アメリカ中央情報局」です。アドレスは

https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/index.html
(CIA Home>Library>Publications>The World Factbook)

です。この The World Factbook はCIAが毎年出している刊行物で、
世界各国・地域について、Geography、People、Government、Economy、
Communications、Transportation、Military、Transnational Issues
に分けて説明がされています。たとえば日本は

https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/ja.html

です。最終更新は今年12月13日ですから、つい最近ですね。
内容をちらちらと見てみると・・

 Area comparative: slightly smaller than California

だって。フン。どうせウサギ小屋列島よ。

 Oil exports: 94,830 bbl/day (2004)

えーっ!日本て石油を輸出してたんですか!!
し、しらなかった・・ほんとかなぁ〜

なんて、キリがないのでここでやめておきますが、見るだけでも
なかなかおもしろいですよ。

もちろんこれでも、ひとつひとつの項目で見れば情報量は少ないですが、
項目の数そのものが多いこと、まとめて見られること、複数の国について
横並びで見られるところが優れ物。

例えばさきほどの石油について、世界の石油輸出量順位なども
簡単に出てきます。例えば日本は世界第49位だそうです。
ほんとかなぁ〜。(輸入は世界第2位!)

最近はネットでなんでも調査することができますが、情報としては
あっちこっちに散らばっていて、それをまとめるのが大変。その点、
こうして一ヶ所にばーんと集まっていてくれるだけで、実に
ありがたいのです。

ただし!あくまでも米国の諜報機関が諜報員さんたちのために
編纂したものですので、私たちにぴったり、かゆいところにすべて
手が届くかというと、そんなことはありません。そのあたりは
割り引いて考え、利用できるところだけ利用しましょう。

ずいぶん長くなってしまいました。できればもうひとつご紹介しようと
思っていたのですが、それはまた次の機会に。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 3月セミナーの内容について
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先般から、3月8日のセミナー

   『スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座』
   『プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜』

についてお伝えしておりますが、「中身をもう少し知りたいのですが…」
という声がちらほら聞かれますので、ここで説明させていただきます。
経済に関しては、事前小テストのだいたいのレベルもお見せします。

興味を持たれた方は、

  

http://www.pie.vc/course/index.html

にて日程その他の詳細をご覧ください。
ご参加を心よりお待ちしております!

※申込締切は「調査」が1月31日、「経済」が1月10日です。
 片方だけの受講も可能。

1)スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座

このメルマガでも何度もお伝えしています「インターネットを利用した調査
術」の習得を目的とするセミナーです。

調査といいますと、「辞書に載っていない単語」の「対訳」を調べること
というイメージが強いかと思います。確かにそれも大事な調査ですし、
セミナーでもいくつか取り上げて、実際にネット上での調査をお見せする
つもりです。

しかし実務翻訳においては、実は対訳以外にもいろいろと調べるべき場面が
出てきます。それは訳語を「確認」するためであったり、ある会社の状況を
調べるためであったり、原文の真偽を調べるためであったり、はたまた自分の
スペイン語の読み取りが正しいかどうかを確かめるためであったりします。

原文は完璧に読み取れているのに、単語も辞書に全部載っているのに、
何を言っているのかわからない!ということさえあり、そうしたときにも
ネット調査は絶大な力を発揮します。

3月のセミナーでは、そういったことまで踏み込んでお伝えできればと
考えています。

PC講座については、もちろん講師はパソコンのプロではありませんので、
あくまでも「スペイン語翻訳者にとって便利」なスキル、ツールのご紹介などを
しようと思っています(主に Windows 上での説明となりますが、Macintosh
に関するご質問にもある程度は対応できます)。

   詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

※「ネット調査術+PC講座」の申込締切は1月31日です。

2)プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜

本講座はその名の通り、「プロ半歩前」で立ち止まったまま最後の壁が
どうしても越えられない、などと感じている方のための超・上級講座です。
「超・上級」ですので、事前に「小テスト」を受けていただき、それに
合格した方のみの受講とさせていただく予定です。

が、単に「上級」といっても受け止め方は人それぞれですし、自分が
どのレベルにいるのかよくわからない、という方も多くおられるようです。
そのために小テストを受けていただくことにしたわけですが、それでも
何かよりどころが欲しいです、という声にお答えして、ここに小テストの
サンプルを掲載致します。

量とレベルはだいたい以下程度にする予定です。

De 1997 a 1999, varios paises en desarrollo se vieron muy afectados
por una crisis financiera que se desencadeno' en Asia. Hace 10 an~os
el mundo fue sorprendido por una crisis financiera y cambiaria
originada en Tailandia, principalmente por un intenso e inesperado
deterioro de la confianza de los inversionistas extranjeros despues
de una masiva entrada de capitales extranjeros y una acelerada
acumulacion de deudas externas en el periodo 1990-1996. La presion
sobre el baht tailandes provoco' una importante devaluacion en julio
de 1997, que no solo tuvo graves consecuencias financieras en otros
paises de la region (Filipinas, Indonesia, Malasia y la Republica de
Corea), sino que tambien se propago a la Federacion de Rusia (agosto
de 1998), Brasil (inicios de 1999) y varias otras economias
emergentes. La crisis en esos paises se tradujo en marcadas
depreciaciones cambiarias, quiebras de varios bancos, mayores
niveles de endeudamiento, disminuciones del PIB y aumentos del
desempleo y la pobreza.
(Panorama de la insercion internacional de america latina y el caribe,
P.41/Comision Economica para America Latina y el Caribe)

いかがでしょうか?「これならよゆう!」と思う方も、「ちょっと不安だけ
ど・・?」と思う方も、ぜひチャレンジしてみてください。

皆さまのご参加をお待ちしています!

   詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

※「実戦翻訳講座〜経済〜」の申込締切は1月10日です。

◆編集後記◆
ピーチです。
軽めの腰痛がずっと続いています。
腰痛になると腰をかばって背中が痛んできたり、その上にある肩や首が異様に
凝ってくるのが常ですが、なんと寝違えて首まで痛めてしまいました・・・。
負傷者:首、腰。
この使い物にならないお二方に挟まれて、背中が悲鳴をあげています。

寒さで血行が悪くなるこの季節、皆さまもお気を付け下さいね。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.055

 おはようございます。ピーチです。

 寒いですね。
 地球温暖化がとても気になる近年、冬らしい寒さが感じられる日には、
 「冬はまだ冬のままだ・・」
 という根拠のあるようなないような安堵と
 「これでまたヒーターなどの利用が増えて温暖化が進んでしまう・・・」
 という不安がないまぜになります。

 冬らしく寒いほうがいいのか、すこしでも温暖化を食い止めるためには
 暖冬がいいのか、分らな くなってしまうのです。

 猛暑の日だけを憂いていればよかった夏(?)が懐かしい・・・。

 報道によれば、冬の日の気温1度の差が電力使用量に及ぼす影響は、
 夏のそれよりはるかに大きいらしいです。
 皆で気をつけていきましょう。
 室内温度を1度あげるよりも、厚手の靴下をはいて一枚余分に
 着込んだほうが経済的にもお得です♪

 では今朝も元気に始めましょう。

  ==<もくじ>=======================
    1) Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
    2) 旅本のご紹介
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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    ★☆★ 3月8日開催セミナーのお知らせ ★☆★

  『スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座』(午前)

   『プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜』(午後)

       ※片方だけの参加も可能です

 当メルマガの発行人アースが講師を務めまして、来年3月8日に2つの
 セミナーを開催致します。どちらの講座でも、現役翻訳者として「使え
 る」ハイレベルなスキルを貪欲にお伝えしていこうと思っています。

 過去2回のセミナーで、いずれも十分な満足感・充実感が得られたと
 高い評価をいただいていますアース&ピーチ企画のセミナーにあなた
 も参加してみませんか。志を同じくする仲間にも出会えますよ!

  詳細・お申込はこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

 ※前回までのセミナーの様子はこちらでご覧になれます
    →http://www.pie.vc/report/course_report01.html(7月)
    →http://www.pie.vc/report/course_report02.html(11月)

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┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【実際に調べてみよう〜工業その2】

前回のこのコーナーでは、

Segun Samsung, este resultado se debe al fuerte aumento de la demanda
de sus productos estrella, principalmente microchips y pantallas
planas de LCD de mas de 40 pulgadas, y a pesar de los bajos precios
de los materiales semiconductores. (EFE)

以上の文章のうち、Samsung についてだけで終わってしまいました。
「サムソン」ではなく「サムスン」、もっと言えば、「サムスン・グループ」
ではなく、グループ傘下の「サムスン電子」であるということでした。

さて、今回は pantallas planas de LCD de mas de 40 pulgadas と
materiales semiconductores について見ていきます。

まずは pantallas planas de LCD de mas de 40 pulgadas。

こういった電化製品に詳しい人であれば、ここでばっちりの正解が
出せるかもしれませんが、とりあえずは私たち程度のレベルということで
話を進めます。

今回の場合、調査はすべて日本語ページのみで済みそうですから、
検索方法はいちいち述べず、こういった文章を訳す際に「何を調査すべきか」
を見ていきましょう。

辞書の語義そのままの「40インチ以上のLCD平面ディスプレー」を
そのまま採用していいのかどうか?まずはそこから疑問を持ちましょう。

「40インチ以上のLCD平面ディスプレー」は、LCD=「液晶」という
ことを知っている日本人であれば、おそらく「通じる」言い方でしょう。
しかしここで問題なのは、「産業翻訳(商品)としてこの言い方が許される
のかどうか」です。自分や周りの人に通じるからといって、それが産業界の
一般的な言い方とは限りません。

実際、“LCD平面ディスプレー”を Google 検索してみますと、
いちおうヒットはしますが、ごくわずか。よって採用はできそうも
ありません。

※ここでは、pantallas が「コンピュータのディスプレー(モニター)」、
pulgadas が「インチ」であると知っていることを前提にして話を進めます。
この部分にも不安がある場合は、必ず調べること。

さてさて、まずは手がかりをつかむために、「LCD」とか「ディスプレー」
とか「インチ」などといった言葉を並べて Google 検索してみましょう。
そうすると、この製品に関するページが大量にヒットしますから、そこで
使われている言葉を一瞥し、だいたいの感じをつかみます。

ざっと検索したところ、検討すべきはだいたい以下であるということが
わかりました。

1)pantallas は「ディスプレー」か「モニター」か
2)planas は「平面」か「フラット」か
3)LCDはそのまま「LCD」か「液晶」か
4)上記以外に可能性はまったくないか
5)1〜4が確信できたとして、それらをどう組み合わせるか

いろいろ調べてみましたが、様々な可能性があって、ここでどれとは
決められそうもありません。もちろん、多く使われているものが有力候補に
なりますが、それ以外にどの媒体の文章として載せるのか、その媒体が普段
使っている言い方はどれか、そういったことも勘案して決めましょう。

候補としては、「液晶フラットパネルディスプレー」なども浮かび上がり
ました。それに液晶パネルとはフラットなものですから、「液晶ディスプレー」
でもいいかもしれません。

さて、最後に materiales semiconductores です。これも辞書の語義だけで
訳すと「半導体材料」もしくは「半導体素材」ですが、この言い方が日本の
産業界でもなされているか、別の言い方はないかということについて必ず
調べましょう。

「半導体材料」も「半導体素材」もちゃんとヒットはしますが、果たして
「サムスンが製造している materiales semiconductores」がそれに当たる
のかどうか、その詰めの調査も必要です。

その調査方法について書くと日が暮れそうなのでここでは省略しますが、
訳す際にはこういった点について気をつけ、自信がない場合は調査が
必要なのだ!ということを頭に入れておきましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 旅本のご紹介
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このたび、ピーチの友人であるアンダーソン優子さんが書いたメキシコ旅本、
『オアハカ・リンド メキシコのキュートな町』が出版されました。

アンダーソン優子さんは、フェアトレードのコンセプトをベースに、
メキシコ雑貨を輸入・販売する組織「トレンサ http://trensa.net
を主催しています。

トレンサの雑貨同様、とっても可愛くハイセンスな本で、一読したら
すぐにオアハカに飛んで行きたくなります(その意味ではしょうしょう
危険な本と言えるかも・・・)

ともあれ、メキシコと中南米が大好きな方には、是非とも手に取って
いただきたい一冊です!

===== 以下、アンダーソン優子さんからの紹介文======

◆メキシコ・オアハカのマニアックな旅本が出版されました◆

『かわいいコロニアル建築。ピンクのブーゲンビリア。
あまーいチョコレートの匂い。カラフルな民族衣装の女性たち……。
メキシコ雑貨輸入「トレンサ」主宰者が、世界遺産の街・オアハカと
先住民の手しごとを案内。
あなたの知らない乙女なメキシコに会える一冊です』

  タイトル『オアハカ・リンド メキシコのキュートな町』
  著者:アンダーソン 優子 (トレンサ http://trensa.net
  出版社:産業編集センター

  ※「オアハカ・リンド」は、スペイン語で「素敵なオアハカ」
   という意味。メキシコ人がかわいいものを見た時に言う口癖
   「Que lindo!(なんて素敵なの!)」からとりました。

◆本のコンテンツ
 第1章 旧市街を歩く
 ユネスコの世界遺産にも指定されている美しい旧市街をお散歩。

第2章 小さくて可愛いお宿に泊まる
 乙女心をくすぐる可愛いインテリア雑貨やアートがいっぱいの、やすらぎの
 B&Bいろいろ。

第3章 郊外の村々を訪ねる
 モンテ・アルバン遺跡、アメリカ大陸一大きな木など、郊外にも魅力が
 いっぱい。まだあまり知られていない穏やかなビーチリゾートも!

第4章 サポテコの人びとの暮らし
 昔ながらの伝統や文化を守りながら生きるサポテコ族の人たちとの
 触れ合いの記録。

第5章 アルテサニア(手工芸品)の作り手を訪ねる旅
 手工芸品の宝庫と言われるオアハカ。ひとつひとつ心を込めてものづくりに
 励む職人さんたちを訪ねて。織物/ペーパーファクトリー/キャンドル/天然
 染料のウール製品/陶器/刺繍/ブリキ/黒陶器

第6章 オアハカで見付けた雑貨たち
 本の中で紹介する村々で生産されたもの、街のショップやメルカドで
 見付けた可愛い雑貨やファッション小物を紹介。

◆著者 アンダーソン優子
1971年神奈川県生まれ。アメリカ・アリゾナ大学でラテンアメリカ学を専攻。
在学中にメキシコの大学に交換留学、グアテマラのマヤ女性織物団体にて
インターンシップを経験。会社勤めを経験した後、国際協力NGOピース
ウィンズ・ジャパンでフェアトレード業務を経て、現在はメキシコ雑貨輸入
「トレンサ(http://trensa.net)」を主宰している。

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◆編集後記◆
アースです。
メキシコ…15年以上前に行って以来、一度も訪問していません。
メキシコシティーを丸一日歩き回った後、ようやく目当てのプラネタリウム
に入ったとたん、爆睡…。前の列に座っていた小学生ににらまれちゃい
ました。だって〜標高が高くて空気が薄いってことをすっかり忘れて、
ガンガン歩いてしまったのだもの。悪い大人(日本人?)の見本を見せて
しまいました。
こんど行った時はちゃんと見るからね!(あのときの小学生が
解説員をやっていたりして・・)

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 スペイン語翻訳者になろう vol.054

 おはようございます。アースです。
 なんとまあ私に断りもなく(?)、もう12月が来てしまいました。
 今年は寒いのか暖かいのか判然としない天気が続いていますね。
 皆さんも体調には十分気をつけてくださいね。

 さて今回はひさかたぶりのネット調査術です。仕事で必要な調査の
 はずなのに、実際に調べ始めるとおもしろくて仕事そっちのけ
 になってしまう私。つい先日も、「生体鉗子」なる訳語に
 いきあたりました。おぉ〜ブラックジャック〜!(単純?)

 さてさて、第54号です。
 3月のセミナーのお知らせも入れましたので、ご覧くださいませ。

  ==<もくじ>=======================
    1) Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
    2) 3月セミナーのご案内
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ Web時代の翻訳術 〜調査力を磨こう〜
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【実際に調べてみよう〜工業その1】

久々のこのコーナーでは、文系出身者が多い翻訳者には鬼門ともいえる産業
関係、特に工業に関する翻訳で出てくる語の調査方法を見ていきましょう。
例として、以下の文を使います。

Segun Samsung, este resultado se debe al fuerte aumento de la demanda
de sus productos estrella, principalmente microchips y pantallas
planas de LCD de mas de 40 pulgadas, y a pesar de los bajos precios
de los materiales semiconductores. (EFE)

この文章の前には、El gigante surcoreano Samsung が2007年第3四半期に
前年同期比1%増の純益を上げたという前置きがあります。este resultado
はそれを受け、この文章では純益が増加した理由を述べています。

つまずきそうなものとしては、pantallas planas de LCD de mas de
40 pulgadas と materiales semiconductores といったところでしょうか。
これらは(日本語にすると)それほど耳慣れない言葉ではありませんから、
うっかり調査せずに済ませてしまいそうです。しかし100%の自信がない
限りは、必ず調査をしましょう。

この場合の100%の自信というのは、例えば microchips がどういうものか
という知識ではなく、日本語では通常 microchips をどのように訳しているか
ということに対する自信です。極端な話、翻訳者は microchips がどんな
製品であるかということを知っている必要はありません。どんな産業の
製品で、今回の場合は Samsung の producto estrella なのだ…ということを
知っていれば十分です。ふだんからこういった文章を訳す人であれば、
だいたい何に使われているものかも知っておくとさらに便利。

さて、具体的な製品の調査に入る前に、El gigante surcoreano Samsung
がなんだかわからない、という人はそこから調べましょう。Samsung を、
「あ、韓国のサムソンね。知ってる!」と思ってしまった人、要注意です。

確かに「サムソン」という表記もありますが、少し調べてみれば
わかるように、「サムスン」と表記されるのがふつうです。何より、
Samsung の日本語サイトが「ス」にしていますので、それに合わせ
ましょう。

社名は企業の顔とも言えるものですから、訳すときには細心の注意が
必要です。例えば Canon は「キャノン」でなく「キヤノン」、
「シャチハタ」は「シヤチハタ」が正式であるというのは有名な話。
(ただし「キヤノン」などと正式表示している新聞は少ないようですが)

ところで、この記事

http://www.invertia.com/noticias/noticia.asp?idnoticia=1831901

を全部読んでみましたが、表記は最初から最後まで Samsung で統一されて
いました。しかしながらこの記事は韓国の巨大財閥サムスン・グループに
関するものではなく、グループ傘下の「サムスン電子」に関するものです。

原文が「サムスン」だけなのだから、「サムスン」と訳したからといって
間違いとは言えませんが、上記のような可能性もあるということを頭に
入れておいたほうが良さそうです。

次回は個々の製品についての調査をすることにしましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 3月セミナーのご案内
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週号で概要をご案内致しました来年3月のセミナーについて、詳細が
決定しましたのでお知らせ致します。

来年3月8日(土)、アースが講師を務めまして、午前と午後に分けて
2つのセミナーを開催致します。片方だけの参加ももちろん可能です。
いずれも、他にはない切り口の生講義にしたいと思っておりますので、
ぜひぜひお越しくださいませ。

 ※すぐにも申し込みたい!もっと詳しいことが知りたい!という方は
  こちらへどうぞ
     →http://www.pie.vc/course/index.html

 ※前回までのセミナーの様子はこちらでご覧になれます
     →http://www.pie.vc/report/course_report01.html(7月)
     →http://www.pie.vc/report/course_report02.html(11月)

★☆ セミナー概要 ☆★

《午前の部》
   『スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座』

  実務翻訳では必要不可欠なインターネット調査術を生で学べる講座
  です。単なる検索術にとどまらず、調査する理由や検索結果の見極
  め方まで踏み込んで解説。PCコーナーでは、翻訳者として実務を
  行ううえで役に立つコンピュータスキルの一端をご紹介します。

    開催日時: 2008年3月8日(土) 10:00 〜 12:30
    場所  : 東京都内
    申込締切: 2008年1月31日
    対象者 : インターネットを用いた翻訳調査スキルに興味がある方
          翻訳に役立つ効率的なPCスキルを知りたい方など

   詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

《午後の部》
   『プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜』

  プロ半歩前にいるが、最後の壁を乗り越えたいという方のための
  超・上級講座です。本講座では経済を取り上げます。単に経済翻
  訳をやってみたいという方も大歓迎。

   ◆本講座は一定以上のスペイン語翻訳力をお持ちの方に限定
    いたしますので、参加希望者には小テスト(無料)を受け
    ていただきます。

   開催日時: 2008年3月8日(土) 13:30 〜 16:30
   場所  : 東京都内
   申込締切: 2008年1月10日(小テストは申込締切後に発送)
   対象者 :プロレベルの翻訳テクニックを身につけたい方、経済
        翻訳に興味のある方、経済は苦手だが一度経済翻訳を
        試してみたい方など

 詳細・お申し込みはこちら→http://www.pie.vc/course/index.html

 ※前回までのセミナーの様子はこちらでご覧になれます
     →http://www.pie.vc/report/course_report01.html(7月)
     →http://www.pie.vc/report/course_report02.html(11月)


◆編集後記◆
ピーチです。
冷え症なので、いつも腰にカイロを貼り付けています(服の上に貼るタイプの
カイロ)。
これ便利なのですが、屋内の過剰な暖房などで暑くなってくると、カイロを
貼っていたことを忘れてどんどん服を脱いでしまいます。
そして、人の視線が何となく冷たいような・・・とおもうときはたいてい、
背中に白い四角形がまぶしく光っている時です。
銀座や渋谷や丸の内のこじゃれたビルの中を、服に似合わぬ四角模様を背負っ
て歩いている妙なひとがいたら・・・それはピーチだと思ってください。

お寒いですので、皆さん、風邪(とカイロ)には十分注意してくださいね。

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