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2007年11月

 スペイン語翻訳者になろう vol.053

 おはようございます。ピーチです。
 24日・25日の2日間、東京にて翻訳術セミナーを開催いたしました。
 その様子や参加者の反響については、後日ご報告致しますが、少なくとも
 講師2人はと〜〜っても楽しい2日間を過ごすことが出来ました。
 ご参加下さった皆様に心から感謝します。

 それはそうと、セミナー2日目の帰り道、某駅のベンチで、カップル成立の
 瞬間を見ました。

  「付き合ってくれないかな」
  「・・・・よろしくお願いします」

 おお〜〜!(ビジネス書を読み耽るふりをしながら、内心拍手喝采!)

 セミナー無事終了に、さわやか(?)カップル誕生。
 なんともめでたい日曜日の夜でした。

  ==<もくじ>=======================
    1) きょうのキーワード 【tratarse de...】
    2) 実際に訳してみよう
    3) 3月セミナーのご案内
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│きょうのキーワード 【tratarse de+名詞、不定詞など】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日はお馴染みの tratarse de…です。de の後には名詞がきたり、
不定詞がきたり、que+直説法がきたりします。

訳し方として、辞書には

 「話(問題)は〜である」
 「〜について扱う、取り上げる」

などと載っていますが、根本的な意味を押さえたら、あとはその文脈に
合わせて自由に訳したほうがよい訳文になることが多いです。

それでは、さっそく課題に挑戦してみましょう。先週同様、歌手の
セリーヌ・ディオンに関する記事からの引用です。

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┃2│実際に訳してみよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇本日の課題

Con solo doce an~os de edad, Celine ya compuso una cancion en frances.
Fue precisamente la cinta de demostracion de esta composicion,
por la que un reconocido representante presto' especial interes.
Se trataba de Rene Angelil, hoy marido de Celine.

【語注】
cinta de demostracion:デモテープ
composicion :作曲、作品、創作
reconocido  :著名な
representante:代理人。ただしここでは、事実関係に即して「マネージャー」
        と訳してもいいように思います。

【直訳】
わずか12歳で、すでにセリーヌはフランス語で歌を作った。まさにこの作品の
デモテープであった、それに対してある有名な代理人が特別な関心を払ったの
は。セリーヌのこんにちの夫、レネ・アンジェリルのことだった。

【練り訳】
案1)弱冠12歳にして、すでにセリーヌはフランス語の歌を作っていた。ある
有名なマネージャーが強烈にひきつけられたのがまさにその楽曲のデモテープ
だったわけだが、そのマネージャーこそが、セリーヌの現在の夫、レネ・アン
ジェリルであった。

案2)弱冠12歳にして、すでにセリーヌはフランス語の歌を作っていた。ある
有名なマネージャーが強烈にひきつけられた楽曲がまさにそのデモテープであ
り、そのマネージャーがセリーヌの現在の夫、レネ・アンジェリルであった。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3│ 3月セミナーのご案内
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このメルマガの刊行からまだ7ヶ月ですが、すでに私たちは2回のセミナー
(講座)を行い、ありがたいことにいずれも受講生の皆さんから大好評を
いただいております。それに気を良くして、またもや次なるセミナーを
企画しましたので、お知らせいたします。場所や受講料などの詳細は次号で
発表予定です。

今回のセミナーは、わたくしアースのみが講師を務めます。
が、ピーチもアシスタント(?)として同席致します。

日付は「2008年3月8日」の土曜日。しかもなんと、2つのセミナーを
午前と午後に分けて同日開催しちゃいます。片方だけの参加ももちろん
可能です!

◆午前の部
「スペイン語翻訳者のためのネット調査術+PC講座」

このメルマガでも「Web時代の翻訳術〜調査力を磨こう〜」という
コーナーでしばしば取り上げておりますインターネット調査術。
単なる調査テクニックの説明に止まらず、「何を調査するのか」
「どうして調査するのか」「調査結果をどう翻訳に反映するのか」
という本質的なところまで踏み込んで説明できればと思っています。

『スペイン語経済ビジネス用語辞典』の制作時、講師のアースは
ピーチとともに、「365日朝から晩まで」の勢いで、調査・ちょうさ・
チョウサの日々を何年も送っておりました。その貴重な経験から得た
テクニックの一端を覗いてみませんか。

「調査ってなんですか?」という「調査入門者」から、必要性は何となく
感じていても、「どこからどう手を付けていいのかわからない」という
「調査初級者」、「一応やっているけれど、もっと効率のよい方法を
知りたい」という「調査中級者」まで、幅広いレベルの方に満足いただける
内容にしたいと思っています。

また、当日のメインは調査術ですが、それとともにコンピュータの
基本的スキルを学ぶコーナーも設ける予定です。「最低限のことは
できるけれどもっと要領よくやりたい」、「ソフトに振り回されて
いつもイライラしている」などのお悩みをお持ちの方、あるいは
「翻訳に役立つスキルがあるなら聞いてみたい」と思っている方などに
役立つコーナーになりそうです。こちらにもご期待下さい!

※調査部門では、セミナーに加えて事前提出課題があります

◆午後の部
「プロ半歩手前の人のための実戦翻訳講座〜経済〜」

スペイン語翻訳力はそれなりについてきたけれど、プロまではまだ少し
距離があるのでそれを少しでも詰めたい、「プロ半歩前」で立ち止まった
まま最後の壁がどうしても越えられない、などと感じている方のための
超・上級講座です。

「超・上級」ですので、本講座の受講は一定以上のスペイン語翻訳力を
お持ちの方限定と致します。したがって、受講希望者対象に小テストを
行い、その結果に基づいて受講の可否を決定させて頂く予定です。

なお、本講座では経済分野を取り上げます。

「経済は苦手」と思い込んでいる人は多いようですね。何を隠そう私アースも、
「他はなんとかなるけれど、経済だけは・・」と思い込んでいた時期が
かつてありました。でもそれは本当に単なる思い込みでした。そんなふうに
殻を打ち破ってみたい方、そもそも経済に興味がある方、どの分野にするか
決めかねていてなんでもやってみたい方など、どなたでも歓迎いたします。
ぜひお申し込みのうえ、小テストに挑戦してみて下さい

※セミナーに加えて事前提出課題があります(小テストとは別)。

以上、2つのセミナーのお知らせ、いかがだったでしょうか?
さらなる詳細は来週、本メルマガと(有)ピエのホームページにて
告知する予定です。皆さまのご参加を心よりお待ちしています!

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  平成19年度の確定申告を自力でやりたい!とお考えのSOHOさん
  のための講座です。おかあちゃん税理士の直井利恵が、初めて申告
  されるという方にも親切にわかりやすく解説いたします。
  購読申し込みはこちら: http://www.mag2.com/m/0000250636.html
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◆編集後記◆
アースです。
きのうはホテルを出て、銀座アップルストアへ。そのあと丸の内
OAZOで本を買いまくり、そして羽田から某・ド田舎へ戻って
参りました。この落差(?)がある種快感になりはじめたきょう
この頃です。それにしても、東京があまりに暖かかった(暑かった)
ので、めちゃくちゃ寒く感じます。でも心の中は熱く煮えたぎって
おります。3月のセミナーも請うご期待!です。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.052

 おはようございます。
 私たちアース&ピーチ主催の「スペイン語実務翻訳者養成講座」の
 セミナーの日が近づいてきました。ほぼ2ヶ月間、ネットの掲示板で
 バトル(?)を繰り広げていた仲間たち、そして講師2人がいよいよ
 実際に顔を合わせます。とても楽しみです。

 メルマガはいつも通りの調子で参ります。
 52号です。

  ==<もくじ>=======================
    1) きょうのキーワード 【desbancar】
    2) 実際に訳してみよう
    3) アースの気が散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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  ○つい最近読者になったので最初のほうを読みたいが、
   バックナンバーはめんどくさい
  ○前に載っていた話題をもう一度読みたいけど、どうしても
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 というあなたに朗報です。
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┃1│きょうのキーワード 【desbancar】
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動詞 desbancar の基本語義は、「〜に取って代わる」です。
小学館の西和辞典には「代わって地位(愛情)を得る」ともあります。

あまり馴染みのない単語かもしれませんが、じつは政治(選挙)、経済、
スポーツ、芸能など幅広い分野でよく使われています。

さっそく「実際に訳してみよう」のコーナーで、例を見ていくことに
しましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│実際に訳してみよう
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◇本日の課題

Dion desbanco' a los Beatles cuando en Inglaterra la balada
'Think twice' se mantuvo durante cinco semanas consecutivas
entre los mas escuchados y por dos semanas se alzo' como numero
uno en el pais.

【語注】
Dion  :カナダ出身の世界的歌手「セリーヌ・ディオン」のこと
balada :バラード
durante cinco semanas consecutivas:5週連続で
se alzo':そびえ立った

【直訳】
バラードの"Think twice"が、イギリスにおいて、最も聴かれているものの中
に連続5週間とどまり、2週間にわたって同国のナンバーワンとしてそびえ
立ったときに、ディオンはビートルズを超えた。

【練り訳】
ディオンはビートルズを超えた。バラードナンバーの"Think twice"が、イギ
リスで最も聴かれている曲に5週連続でランクインし、2週にわたって1位を
獲得したためだ。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│アースの気が散る話
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日、400年以上も生きていた二枚貝が見つかったという朝日新聞の記事を
見ました。↓
http://xrl.us/8nxc

記事では、「この貝が若いころ、英国ではシェークスピアが『マクベス』
や『ハムレット』を書いていたのだと研究者は言っている」とありますが、
わたしがぱっと思い浮かべたのは、シェイクスピアと没年月日(1616年
4月23日)がまったく同じセルバンテス。

シェイクスピアが To be or not to be...と書いていたころ、
セルバンテスが En un lugar de la Mancha, de cuyo nombre no quiero
acordarme...と書いていたかどうかはわかりませんが、とにかくそんな
時代から生きていたわけですね。

400年間も、アイスランド沖の冷たい海の中で、何を考えて生きて
きたんだろうなぁ〜。何も考えていなかったんだろうなぁ〜。

長生きと言えばカメが有名ですが、昨年亡くなったガラパゴスゾウガメの
ハリエットちゃんでも175歳。人間なら、せいぜい110歳。

400年とは、なんともうらやましい。

なにがうらやましいって、長生きそのものではなくて、「400年という
時の流れを体験すること」、そこに強烈に魅かれます。(もちろん、
二枚貝の身ではあまり時の流れを感じることもできないでしょう
けれど!)

仮に今後400年間、10年おきに1年間ずつ起きていてよろしいと言われたら、
このメルマガもセミナーも放り出して、いまからすぐ冬眠カプセルに入ります
(ピーチ、あとはまかせた。10年後に会おう)。

そして10年おきにちょっとずつ、地球の様子、人類の進化の様子を
観察します。わくわく。

400年後の西暦2407年というと、どんな世界かな。「核の冬」とか
「暗黒の中世(?)」を経たあとの、どうしようもない世界か、温暖化が
行き着くところまで行き着いてしまった世界か…。それとも、
現代SFも真っ青の進歩した明るい世界かな。そうだといいな。

わたしの中には、こういう「(できれば明るい)未来への強烈な興味」と、
「宇宙への強烈な興味」が併存しています。(そして過去への興味も…)

だから誰ぞの歌にあるように、仮に目の前に宇宙船が下りたら、迷わず
このメルマガを放り出してその船に乗り込みます(ピーチ、あとは
まかせた。もう会うこともないでしょう)。

夢見るゆめ子ちゃんといえばそうですが、そのくせ、妙に現実的な
ところもあるのでして、空飛ぶ円盤がそんじょそこらに飛んでいるとは
思っておりません。

だいたい、なんで必ず「円盤」なのよ(それって人間の作った勝手な
イメージでしょっ)。それになんでいつも隠れたがるのよ。本当に地球まで
来る科学力があるのなら、堂々と姿を現す者がいてもいいはずでしょうが。
・・・などと思うわけです。

え、逆に夢がない?う〜〜む、そうですか。

ま、くだらないことを言ってないで、日々の仕事に精を出すと
いたしましょう。

それにしても、こんな人間がなぜ経済翻訳をやれているのか、自分で
わけがワカリマセン。だからきっと、誰でもできる。卵のみなさん、
がんばりましょう(これがオチ・・・?)。

◆編集後記◆
ピーチです。
いよいよ今週末がセミナーです。
セミナーのタイトルは
「日本語力vs翻訳力セミナー」
というのですが、この2つの力を十分に備えた翻訳者・・理想ですよね(どち
らかが突出しているのはいいと思うのです。突出していないほうの力も相対的
に見て十分高いのであれば、それはめちゃめちゃ優秀な訳者ということになり
ますから)。
わたしたちも、立場上講師面はしますが、じつはまだまだ勉強すべきことばか
り。みなさんと一緒に2つの力の増強を図りたいと思っています。

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 スペイン語翻訳者になろう vol.051

 おはようございます。
 週1回の配信になって2週目ですが、いかがでしょうか?
 わたしの周囲からは好意的なコメントが寄せられており、ホッと
 しているところです。

 ところで、週一化するときにお約束したことを覚えていらっしゃいますか?
 その約束を果たせるときがやってきました。
 詳しくは本号を最後までしっかりお読みくださいませ。

 それでは本題に入っていきましょう。

  ==<もくじ>========================
    1) 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
    2) 無料レポート進呈!について
  ===============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇本日の課題
El Rey Juan Carlos y el jefe del Gobierno espanol, Jose Luis
Rodriguez Zapatero, se enfrentaron hoy en la plenaria de la Cumbre
iberoamericana con el presidente de Venezuela, Hugo Chavez, al que
el monarca llego' a espetar "por que' no te callas?" por sus criticas
al ex presidente Jose Maria Aznar.(EFE)

【語注】
plenaria:辞書には形容詞でしか出ていませんが、ここは名詞です。
     sesion plenaria(総会)のことでしょう。
Cumbre iberoamericana:「イベロアメリカ首脳会議」。中南米諸国と、その
     もと宗主国であるスペイン・ポルトガルの首脳が集まって毎年開催
     されています。今年はその第17回目。
se enfrentaron con:「〜と対決した、〜と対立した」
monarca:「君主」。ここではスペインのフアン・カルロス国王のこと。
espetar:「(侮辱の言葉などを)投げつける」
por sus criticas: por は「関心の対象」を表す por です。
          criticas は「批判、非難」。
ex presidente: ex は「前」「元」の意味。よってここでは「前首相」。

【直訳】
フアン・カルロス国王とホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相はきょう、
イベロアメリカ首脳会議総会で、ベネズエラの大統領、ウゴ・チャベスと対決
した。チャベスに対し、国王は、ホセ・マリア・アスナール前首相へのチャベ
スの批判に対して、「なぜ黙らないのか」というセリフを投げつけるに至った。

※この文章で難しいのは、al que...のあたりだけ。al の el は Chavez を受
 けていますから、書き換えてみますと、

  el monarca llego' a espetar... a Chavez.

 つまり「国王はチャベスに〜と言うに至った」ということです。日本語では
 por sus criticas のあたりと、この a Chavez が重なってしまいますから、
 練り訳では少しすっきりさせてやりましょう。

【練り訳】
フアン・カルロス国王とスペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相
はきょう、イベロアメリカ首脳会議の総会で、ベネズエラのウゴ・チャベス大
統領と対立した。ホセ・マリア・アスナール前首相を批判するチャベス大統領
に対して、国王がついに「黙ったらどうかね」との言葉を投げつけたのだ。

※なに?何の話??と首をかしげている方がいらっしゃるかもしれませんね。
 概略は以下の記事をご覧ください。
 →http://tinyurl.com/267ng3

 そのときの実際の映像はこちら。
 →http://www.youtube.com/watch?v=VBGHer3yFyc&NR=1

 このときまでにチャベスのマイクが切られてしまっていたようで、彼の話は
 ほとんど聞こえませんが、とにかく立板に水。サパテロが何度も exijo...
 (<exigir=〜を求める)と言いかけてはチャベスに阻まれています(たぶ
 ん exijo だと思います)。で、堪忍袋の緒が切れた国王が「黙りなさい」と
 言ったわけですね。

 日本のマスコミではだいたい「一喝」という言葉を使っているようですが、
 映像を見る限り、そこまで激しくはないと思ったので、上のように訳してみ
 ました。

 また日本のマスコミの論調はほとんどスペイン寄りのようですが、中南米の
 新聞を見る限り、まっぷたつでした。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 無料レポート進呈!について
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アース&ピーチです。

先月末、このメールマガジンを週1回にスリム化することを発表した際に、

 「また、これはマル得情報ですが、現在私たちは、これまでのコンテンツ
  を編集して、テーマごとに皆さんに復習していただけるようなシステム
  を考案中です。具体的なことはまだ決まっていませんが、このメルマガ
  上でなく、別の場所で公開する予定。

  これについては準備ができ次第、メルマガにて通知いたしますので、
  楽しみにしていてくださいね」

と書きましたが、皆さま、覚えておいででしょうか?

はい、お待たせいたしました。
ついに準備が整いましたので、お知らせ致します。

  *。・゜*。・゜* !!!パンパカパ〜〜ン!!! *。・゜・*。・゜

本メールマガジン第48号までの内容を、テーマごとにまとめてお読みい
ただけるレポートサービスを開始することになりました!

太っ腹なわたしたちらしく、『無料』です!
よって、タイトルも、『無料レポート進呈』です!
(そのまんまだ・・・。芸ナシ(゜▽゜;))

これまで

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と思ってもバックナンバーから探すのに難儀していたあなた、
また途中から購読し始めて

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と思っていたアナタも、ぜひぜひダウンロードして、めくるめくスペイン語
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なお、第49号以降のコンテンツも、徐々にアップしていきますので
お楽しみに〜。

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◆編集後記◆
アースです。
またキリ番でやってしまいました…先週の第50号が2つ届いた
ことにお気づきだったでしょうか。一部変えたものをアップした
あと、最初のものの削除がうまくいかなかったみたいです…。
でも実はあれ、二言三言違うだけで、ほぼ同じなんです。
さあみなさん、見直しの訓練です。
2つはいったいどこが違うでしょうか!?
正解された方には…えーと、ピーチがお茶会にご招待!
ただし、アース宅の玄関で正解を言ってくださった方に限ります。
ではまたらいしゅう〜

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 スペイン語翻訳者になろう vol.050

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

       スペイン語翻訳者になるのに何が必要?
         才能?コネ?学歴?留学経験?
               いいえ。
         「絶対になる!」という信念と
            的を射た努力だけ。

         現役の実務翻訳者である私たちが
        あなたの夢の実現のお手伝いをします。

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 おはようございます。
 週一回にしてから初めての発行となります。今回は記念すべき
 50回でもあり、志を新たにすべく、久しぶりに私たちのモットー(?)
 を冒頭に入れてみました。この50回にお伝えしてきたことが、
 少しでも皆様のお役に立っているでしょうか?これからも
 ますます内容を磨き上げていきたいと思いますので、いつでも
 ご意見ご要望をお寄せ下さいね。

 さて、第50号。先日の「大リーグ」関連ワードが好評だったことに
 気を良くして、きょうは第2段です。
 後半は、このメルマガには珍しく「宣伝コーナー」です。
  「SOHOを目指している」(あるいは「いまSOHOだ」)
  「文芸翻訳にも興味がある」
 そんなあなたには見逃せない内容ですよ!

  ==<もくじ>========================
    1) 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
    2) 宣伝コーナー
  ===============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇本日の課題
El ataque lo iniciaron los Medias Rojas, en el tercer periodo,
cuando el bateador designado David Ortiz pego' doble por el jardin
derecho, y mando' a la registradora a Jacoby Ellsbury para iniciar
un racimo de seis anotaciones.(EFE)

【語注】
Medias Rojas:(ボストン・)レッドソックス
tercer periodo:3回
bateador designado:指名打者
pego' doble:二塁打を打った
jardin derecho:ライト(・フィールド)、右翼
registradora:ホーム(・ベース)。registradora はもともと「レジス
    ター」、レジのこと。得点をレジを打つことに例えているわけです。
    おもしろいですね。caja registradora と言われることもあるよう
    です。
racimo:房
anotaciones:得点、スコア

【直訳】
攻撃はレッドソックスが3回に始めた。そのとき、指名打者のデビッド・
オルティスがライトに2塁打を打ち、まとまった6得点を開始するために
ジャコビー・エルスバリーをホームへ送った。

※lo は直前の ataque を受けています。このように目的語が文頭に来る場
 合、もう一度 lo や la でそれを受けることがあります。

※mando' a la registradora a Jacoby Ellsbury の mandar a...は「〜に
 出向かせる、派遣する」。つまり「ジャコビー・エルスバリーをホームに
 出向かせた」。いかにもスペイン語らしい言い方ですね。

※cuando のあたりも難しいですが、この文章の最難関は mando' 以下文末ま
 での処理。para=「〜ために」と機械的に覚えている方が多いかもしれませ
 んが、内容を見てみると、「para の前の動作を行った結果として para の
 後の動作が起きている」ことが非常に多く、そうしたときは前から後ろに向
 かって訳していくとうまくいきます。ここでもエルスバリーがホームに帰っ
 たことで6点という大量得点の口火が切られたのですから、前→後の訳を試
 してみましょう。

※un racimo de seis anotaciones:「6得点という房」。つまりまとまった
 得点と言いたいのでしょう。

【練り訳】
3回のレッドソックスは、指名打者のデビッド・オルティスがライトに二塁打
を放って攻撃を開始。ジャコビー・エルスバリーがホームに帰り、これが6点
という大量得点の始まりとなった。

※pego' doble por el jardin derecho のあたりの訳が何か物足りないなと
 思ったら、日本語では「ライト前」なのか「ライトオーバー」なのか「ライ
 ト線」なのかということを必ず言っているのですよね。でも原文にはその情
 報がないので、仕方ありません。
 ところでここ、本当は「レフトヒット」だったようです。すごい間違いです
 が、実はスペイン語の報道文ではありがちなのです・・・。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ 宣伝コーナー
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1)メルマガ紹介

わたしたちの友人である税理士、直井利恵さんが、このたびメール
マガジンの配信を開始しました。「自分で確定申告をしたい」と思っている
SOHOさんには、とても参考になる内容だと思います。
身に覚えのある方(?)は是非ご購読下さい。

直井さんからのメルマガ紹介は以下のとおりです。

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★SOHOさんのための確定申告講座
  平成19年度の確定申告を自力でやりたい!と思っていらっしゃる
  SOHOさんのための講座です。
  初めて申告されるという方にも親切にわかりやすく解説いたします。
  購読申し込みはこちら: http://www.mag2.com/m/0000250636.html
-------------------------------------------------------------------

2)ネット書店紹介

わたしたちの知人であるスペイン語児童文学翻訳者、宇野和美さんが、
このたび「スペイン語の子どもの本専門ネット書店・ミランフ洋書店」を
開店しました。宇野さんはこれまで多数の優れた訳書を世に送り出している、
スペイン語の児童文学翻訳の第一人者です。

子どもでなくてもわくわくするような素敵なお店、ぜひ覗いてみてください
(店名の由来もチャーミングですよ)。

宇野さんからのお店紹介は以下のとおりです。

-------------------------------------------------------------------
★ミランフ洋書店
  スペイン語の子どもの本専門ネット書店です。
  絵本からヤングアダルトまで、さまざまなレベルのスペイン語の
  子どもの本をとりそろえています。全商品、詳細な内容紹介つき。
  翻訳版のある作品の原作も多数。
  リンクにスペインの児童書サイト情報もあり。
  どうぞお立ち寄りください。
  アドレスはこちら: http://www.miranfu.com
-------------------------------------------------------------------

◆編集後記◆
腰痛と腱鞘炎まっただなかの、よれよれピーチです。
突然ですが、皆さんの中に(またはお知り合いに)、日本語→ポルトガル語
(ブラジル語)の翻訳の達人はいらっしゃいませんか?
日本語の文章を正確に理解し、それを「教養あるネイティブ」並みのポル語
に訳せる翻訳者を探しています。
もし該当者がいらしたら、ぜひ info@pie.vc までご連絡をいただけますよう、
宜しくお願い致します。
では、寒くなってきましたが、皆さんお風邪と腰痛と腱鞘炎にはご注意くだ
さいね(自分か)。

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