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2007年11月21日

 スペイン語翻訳者になろう vol.052

 おはようございます。
 私たちアース&ピーチ主催の「スペイン語実務翻訳者養成講座」の
 セミナーの日が近づいてきました。ほぼ2ヶ月間、ネットの掲示板で
 バトル(?)を繰り広げていた仲間たち、そして講師2人がいよいよ
 実際に顔を合わせます。とても楽しみです。

 メルマガはいつも通りの調子で参ります。
 52号です。

  ==<もくじ>=======================
    1) きょうのキーワード 【desbancar】
    2) 実際に訳してみよう
    3) アースの気が散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃1│きょうのキーワード 【desbancar】
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動詞 desbancar の基本語義は、「〜に取って代わる」です。
小学館の西和辞典には「代わって地位(愛情)を得る」ともあります。

あまり馴染みのない単語かもしれませんが、じつは政治(選挙)、経済、
スポーツ、芸能など幅広い分野でよく使われています。

さっそく「実際に訳してみよう」のコーナーで、例を見ていくことに
しましょう。

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┃2│実際に訳してみよう
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◇本日の課題

Dion desbanco' a los Beatles cuando en Inglaterra la balada
'Think twice' se mantuvo durante cinco semanas consecutivas
entre los mas escuchados y por dos semanas se alzo' como numero
uno en el pais.

【語注】
Dion  :カナダ出身の世界的歌手「セリーヌ・ディオン」のこと
balada :バラード
durante cinco semanas consecutivas:5週連続で
se alzo':そびえ立った

【直訳】
バラードの"Think twice"が、イギリスにおいて、最も聴かれているものの中
に連続5週間とどまり、2週間にわたって同国のナンバーワンとしてそびえ
立ったときに、ディオンはビートルズを超えた。

【練り訳】
ディオンはビートルズを超えた。バラードナンバーの"Think twice"が、イギ
リスで最も聴かれている曲に5週連続でランクインし、2週にわたって1位を
獲得したためだ。

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┃2│アースの気が散る話
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日、400年以上も生きていた二枚貝が見つかったという朝日新聞の記事を
見ました。↓
http://xrl.us/8nxc

記事では、「この貝が若いころ、英国ではシェークスピアが『マクベス』
や『ハムレット』を書いていたのだと研究者は言っている」とありますが、
わたしがぱっと思い浮かべたのは、シェイクスピアと没年月日(1616年
4月23日)がまったく同じセルバンテス。

シェイクスピアが To be or not to be...と書いていたころ、
セルバンテスが En un lugar de la Mancha, de cuyo nombre no quiero
acordarme...と書いていたかどうかはわかりませんが、とにかくそんな
時代から生きていたわけですね。

400年間も、アイスランド沖の冷たい海の中で、何を考えて生きて
きたんだろうなぁ〜。何も考えていなかったんだろうなぁ〜。

長生きと言えばカメが有名ですが、昨年亡くなったガラパゴスゾウガメの
ハリエットちゃんでも175歳。人間なら、せいぜい110歳。

400年とは、なんともうらやましい。

なにがうらやましいって、長生きそのものではなくて、「400年という
時の流れを体験すること」、そこに強烈に魅かれます。(もちろん、
二枚貝の身ではあまり時の流れを感じることもできないでしょう
けれど!)

仮に今後400年間、10年おきに1年間ずつ起きていてよろしいと言われたら、
このメルマガもセミナーも放り出して、いまからすぐ冬眠カプセルに入ります
(ピーチ、あとはまかせた。10年後に会おう)。

そして10年おきにちょっとずつ、地球の様子、人類の進化の様子を
観察します。わくわく。

400年後の西暦2407年というと、どんな世界かな。「核の冬」とか
「暗黒の中世(?)」を経たあとの、どうしようもない世界か、温暖化が
行き着くところまで行き着いてしまった世界か…。それとも、
現代SFも真っ青の進歩した明るい世界かな。そうだといいな。

わたしの中には、こういう「(できれば明るい)未来への強烈な興味」と、
「宇宙への強烈な興味」が併存しています。(そして過去への興味も…)

だから誰ぞの歌にあるように、仮に目の前に宇宙船が下りたら、迷わず
このメルマガを放り出してその船に乗り込みます(ピーチ、あとは
まかせた。もう会うこともないでしょう)。

夢見るゆめ子ちゃんといえばそうですが、そのくせ、妙に現実的な
ところもあるのでして、空飛ぶ円盤がそんじょそこらに飛んでいるとは
思っておりません。

だいたい、なんで必ず「円盤」なのよ(それって人間の作った勝手な
イメージでしょっ)。それになんでいつも隠れたがるのよ。本当に地球まで
来る科学力があるのなら、堂々と姿を現す者がいてもいいはずでしょうが。
・・・などと思うわけです。

え、逆に夢がない?う〜〜む、そうですか。

ま、くだらないことを言ってないで、日々の仕事に精を出すと
いたしましょう。

それにしても、こんな人間がなぜ経済翻訳をやれているのか、自分で
わけがワカリマセン。だからきっと、誰でもできる。卵のみなさん、
がんばりましょう(これがオチ・・・?)。

◆編集後記◆
ピーチです。
いよいよ今週末がセミナーです。
セミナーのタイトルは
「日本語力vs翻訳力セミナー」
というのですが、この2つの力を十分に備えた翻訳者・・理想ですよね(どち
らかが突出しているのはいいと思うのです。突出していないほうの力も相対的
に見て十分高いのであれば、それはめちゃめちゃ優秀な訳者ということになり
ますから)。
わたしたちも、立場上講師面はしますが、じつはまだまだ勉強すべきことばか
り。みなさんと一緒に2つの力の増強を図りたいと思っています。

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