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2007年10月22日

 スペイン語翻訳者になろう vol.047

 おはようございます。
 あるひとに梨を1ケースを送ったら、お礼状とともにその梨を見事に描いた
 水彩画が送られてきました。
 特大サイズの新高梨2つと小さな青い蜜柑が3つ、お盆に載っています。
 その梨ときたら、手にとってかじりつきたいくらいリアルで美味しそうで、
 まさに描いた人の目線が感じられるものでした(ここまで見つめてもらえる
 梨も珍しいのでは?いい家に貰われていってよかったね)

 何かを頂いても、そのお礼は電話どころかメールで済ませてしまうことの多
 いこの時代。 このような心のこもった謝意に出会うと、「ひとやものを大
 事にしながら、丁寧に生きることの尊さ」を改めて感じます。

 ということで、読者の方への感謝をも新たにしながら、47号です。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ オフィス環境を整えよう その5
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

きょうは、現代の翻訳者の商売道具の筆頭ともいうべき、パーソナル
コンピュータ(PC)についてお話します。

PCをまだ「マイコン」と呼んでいた四半世紀前(!)とは異なり、
いまは山のように選択肢がありますし、それぞれに好みというものが
ありますから、「これがいいです」とお勧めすることはできませんし、
するべきでもないでしょう。

いまは、だいたいどんなPCを買ったとしても、それなりに動きます。
ただ、効率の良い翻訳を行うために、これだけは譲れない項目というのが
あります。その中でも、メモリだけは十分に積んでいただきたい。

効率の良い翻訳を行うためには、

 ・複数のアプリケーション(ソフト)が同時に問題なく動く
 ・どのアプリケーションでも多数の書類が問題なく開く
 ・インターネット検索がスムーズに行える
 ・人間の入力スピードにPCがついていける

このような環境が是非とも必要です。入力スピードの話で「まさか」と
笑った人がいるかもしれませんが、実際、アプリケーションによっては
入力してから一拍置いて反応することがあり、ものすごい勢いでタイプ
しているときには「うきーっ!」…となることがあります(特に Word は
重いです…)。

短気な人はたぶん、毎日ウキウキ言っていることと思います。

複数のアプリケーションが問題なく動く必要がある、というのはおそらく
お分かりいただけるでしょう。例えば私(アース)の場合ですと、だいたい

 ・メールソフト(GyazMail)
 ・スパムメールフィルタ(SpamSieve)
 ・インターネットブラウザ(Firefox)
 ・テキストエディタ(Jedit)
 ・ワープロソフト(Word)
 ・表計算ソフト(Excel)
 ・データベースソフト(Filemaker)
 ・CD-ROM 辞書の閲覧ソフト(Jamming)
 ・CD-ROM 辞書閲覧の補助ソフト(JammingTextBrowser)
 ・音楽ソフト(iTunes)
 ・タイマー
 ・チャットソフト

が同時に立ち上がっています(音楽とチャットは余分?)。
これに AcrobatReader や PowerPoint が加わることもあります。

これらがぜんぶ、さくさく動いてほしい。遅れは許しません。
もちろんすべてのアプリケーションを同時に使うわけではありませんが、
書類を開くたびにいちいちプログラムを立ち上げているのでは時間が
かかります。

「多数の書類」や「ネット検索」なども、すべて同じことです。
大量に何かをしても、とにかくさくさく動いてほしい。

例えばエディタで言うと、1200万文字にも及ぶ過去の翻訳データから
一括検索・結果を一括表示!・・などということはめったにしませんが、
仮にそういう命令を出しても止まらないでね、と言いたいのです。

「短気だなあ」と思われるかもしれませんが、実際、これらを同時に
使ったくらいでいちいち考え込んだりフリーズされたりしていては仕事に
なりません。フリーズしても内容を保存しておいてくれればいいのですが、
だいたいの場合、ファイルはおしゃか、もしくはまったく保存されていない
状態で……輸血が必要なくらい、頭から血の気が引いていきます。心臓や
胃にもぜったいよくありません(まじ)。

しかし我々翻訳者の場合は、画像を扱うことはほとんどありませんから、
ちょっと奮発してメモリを足すだけで、ほとんどの問題は解決できます。

メモリは、昔は目が飛び出るほど高かったものですが、最近は1ギガ
(1000メガ)積んでも大したことはありません。ときどき「まだ256メガで
がんばっている」という人がいてびっくりしてしまうのですが、それは
原付バイクで時速60キロ出しているのと同じで、トラブルの元になるだけ。
なるべく早く積み増しましょう。

我が家では画像ソフトも使うので、デスクトップは2ギガ。ノートPCには
1.25ギガ積んでいます。これで、ほぼ問題はゼロになりました。
実に快適です。ピーチ宅のPCも1ギガ以上積んでいるそうですよ。

確かにお金はかかりますが、自分の実力ではないところで引っ掛かって
いては、いかにももったいないですよね。PCの能力も、資料と同じで
「お金で買える実力」のうちだと思います。ただし必要な資金は段違い
ですから、吟味に吟味を重ねて、自分にあったPCをご購入ください。

いつのまにかこんなに長くなってしまいました。ともあれ、翻訳者の
健康を守るためにも(?)、十分なメモリが是が非でも必要です!!
というお話でした。

(ただし、Windows95 レベルのPCにいくら積んでも限界がありますので…)

◆編集後記◆
アースです。
きょうの記事の内容でバレてしまったかもしれませんが、我が家の
PCは Macintosh です。翻訳者としては不利な点も多々ありますが、
そうした点すべてと引き換えにしても、「ウイルス対策をほとんどし
なくてよい」快適さをとっています。ウィンドウズユーザーさんから
見れば、びっくりするほどの能天気ぶりだと思います。ただ、翻訳者
として仕事を支障なく進めるために、マック上でウィンドウズを走ら
せるとか、そういうバカバカしいことをせざるをえず(理由の詳細は
省略しますが)、費用もバカになりません。それでもなおかつやめら
れない。だって、ウィンドウズってかわいくないし〜。一日の大半は
コンピュータの前にいるのだから、少しは楽しまねば。
え、ただのオタク?まあそうも言えるか…。

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