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2007年10月19日

 スペイン語翻訳者になろう vol.046

 おはようございます。
 今日はなぜかどうしてもこれ以上の挨拶が思い浮かばないので、
 唐突ですが、さっそく本題に入っていきましょう。

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┃ トライアルを受けてみよう その2
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このテーマでは、「その1」と「番外編」を書きましたが、ちょっと
「その1」のおさらいをしてみましょう。

・ある程度の翻訳力がついたと思ったら、力試しのつもりでトライアルを
 受けてみよう。「完璧な力」がつくときなど、いくら待ってもこないもの。

・検定などの資格試験のための勉強もいいが、そればかりでは永遠に「学習者」
 を抜け出せない。仕事につなげたいと思ったら、別アプローチが必要(その
 一つがトライアル受験)

・「有資格者=翻訳者として有能」の公式は成り立たない。

・トライアル情報は、某翻訳ジャーナルのような雑誌や、翻訳会社のHP
 などで簡単に得ることができる。行動あるのみ。

と、こんなようなことを書きました。
つまり、「受ける前のあれこれ」についてでしたね。

今回お伝えするのは、「受けるとき」と「受けた後」についてです。

【受けるとき】

1)できるだけ、まとまった時間がとれるときに受けるようにしましょう。

せっかくトライアル問題を送ってもらっても、

 「仕事で毎日午前様で、あと1週間は手をつけられない。
  出せるのは10日後になるかな〜〜」

などという状態であれば、本当にやる気があるのかと思われても
仕方がありません。

ちゃんと時間がとれそうなときを見計らって、受験の打診をしたほうが
いいでしょう。

ただし、トライアル問題をすぐに送ってもらえるとは限りませんので、
送られてきた頃には自分が忙しくなっている・・・ということもあり得ます。
その場合は、「何日後には出せます」ということをはっきり伝えましょう。
(ただ、「申請した時は時間があったのですが、しばらくお返事いただけ
なかったので・・・」など、間接的に相手の非を咎めるようなことは
書かないほうがいいです。たとえそれが真実であっても)

2)当たり前ですが、全力で受けましょう。

このメルマガでも何度も書いてきたように、「必要な調査」はすべて行い、
文章も日本語表現も何度も推敲し(「ちょくねり」をするといいですね)、
自己ベスト答案をめざしましょう。
通常、翻訳会社のトライアル課題は、量がそれほど多くありません。
(「その分量で、翻訳者としての力量を測れるのか?」という大疑問は
残りますが、それはまた別の話なので、ここではこれ以上追究せずに
おきます)

少ない分量でありながら、誤字脱字やケアレスミスを連発したとなれば、
それは「難解な読解の誤訳」よりずっとヤバい致命傷。
細心の注意を払いましょう。

また、余談ですが、「トライアルの出来が、契約時の翻訳料に影響する
場合もある」ときいたことがあります。
一度決まった翻訳料を上方に変えてもらうのは難しいらしいので、「最初から
いい条件を頂けるように」という意味でも、トライアルは全力を尽くしましょう
(なお、この点は会社にもよるでしょうから、一般論ではありません)。

【受けた後】

1)落ちたら理由を聞く。

 「え〜〜、そんなの恥ずかしい!」

と思いますか?
そう思っていたら進歩はありません。
予備校の模擬試験などでも同じですが、受験後の振り返りは、受験以上に
大きな意味を持つことがあるものです。

 「教えてくれるわけないじゃん」

そう思いますか?
確かに教えてくれないところもありますが、何らかの返答をしてくれる
良心的な会社もあるのです。ダメモトできいてみましょう。

以前の私の経験ですが、ある会社のトライアルに落ち、恥を忍んで
理由を聞きました。
そして、数ヶ月後再チャレンジさせてもらった際、前回の不合格理由を
強烈に意識しながら臨んだところ、合格をいただけ、「理由を聞いて
おいてよかった」と思いました。

(その理由はなんだったのかって?それは、恥ずかしながら、「ケアレス
ミス」です・・・。そう、上で述べた「細心の注意を!」というアドバイスは、
皆さんにわたしの轍を踏んでもらわないようにという思いからの言葉でした)

 「落ちても、数ヶ月後に再挑戦」

これもお勧めです。
拒まれることはまずないとおもいますが、なにか理由をつけたければ、
「前回の受験から今までに、私はこれだけ努力した」
というアピール材料を示すのもいいと思います(例:どこどこの翻訳講座を
受けた、検定試験2級に合格した、プロの翻訳者の下訳手伝いをした・・など。
要は何でもいいのです)

2)落ちても落ちこまない。

これは大変重要な点ですが、翻訳会社のトライアルは

 「その会社の仕事をうまくこなしてくれそうな訳者」

を見つけるためのものです。

 「世間的な基準から見た、翻訳力のある人」

を獲得するためのものではありません(もちろん実力はないとだめですが、
それが一番大事なポイントではないという意味)。

したがって、相当できる人であっても、その会社の求める基準に
合わないようであれば、落とされることはよくあります。
「落ちた=力不足→自分はだめだ」と安直に思わないこと。

そのためにも、その会社がおもに取り扱っている分野を研究し(通常、
HPに書いてあります)、そこに自分の得意分野(もしくは、対応可能な
分野)が入っているところを選ぶのもいいでしょう。

英語とは違って、スペイン語の場合、1人の訳者がいろいろな分野の翻訳に
対応できることを求められるのは事実ですが、そうであっても、最初から
「自分にはてんで無理」な分野ばかりをカバーしている会社を避けるくらいの
機転はきかせたいものです。

3)受かっても待っているだけでは仕事は来ない。

「トライアルに受かった=即仕事」と勘違いしている方もいるかもしれません
が、
多くの翻訳会社では、「登録してもなしのつぶて」であることが多いです。
(その種の嘆きをよく耳にしますし、私自身も何度も経験済みです)

本当に仕事がほしいのであれば、自分からどんどんアプローチすること。
「いま相当時間的な余裕があるのですが、仕事ありますか?」でもいいですし、
「最近、こんな資格取りましたので、この分野も対応できます」でもいいです。

とにかく、「やる気あります!」というところを見せることです。

「その2」はこんなところです。
「その3」があるのかは、筆者にもわかりませんが、今日はここまで。

「行動あるのみ!」を合言葉に、ともにゼンシン(前進&漸進)して
いきましょう。

◆編集後記◆
アースです。
いつもジムの帰りに寄る比較的大きなスーパーの横に、何やら
大きな建物(一階建てですが)が建設中です。数週間前から
建て始めて、そろそろ完成というところ。
なにかな?ついに大規模書店進出か?(ないって)
それともユニクロとか?(もっとない)
まあ、せいぜいレンタルビデオ屋かなぁ〜それでもいいや。
などと想像をたくましくしていたところ、きょうその正体が
わかりました。答えは・・・パチンコ屋でした。
ううう・・・ジムで疲れた体がさらに疲れた出来事でした。
(かんべんしてよ〜)

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