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2007年10月1日

 スペイン語翻訳者になろう vol.041

 おはようございます。今年も残り3ヶ月ですね。
 心残りのないよう、がんばろう。

 ところで、第40号の編集をしたのは私アースだったのですが、
 せっかくの「キリ番」だったのに、やってしまいました。。。
 最後まで読んだ方はとうにお気づきだと思いますが、以前の
 編集後記を入れたままにしてしまったのでした。ゴメンナサイ。
 こういうとき、「見直し」の大切さが身にしみます。
 見直せば絶対に気がつくところを、なぜ人は(私は)見逃して
 しまうのか?永遠の課題です。
 といいつつ、きょうのテーマは「まず形から」第2弾です。
 では始めましょう。

  ==<もくじ>=======================
    1) オフィス環境を整えよう その2
    2) アースの気が散る話
  ==============================

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ オフィス環境を整えよう その2
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「翻訳をするうえで必須のオフィス環境」その2です。

前回の記事を読んで、「いまのうちの状態では大きな机なんて絶対無理!
プンプン!」と叫んだ方がいらっしゃるかもしれませんが、無理に揃える
必要はないんです。環境を整え、翻訳で稼いでちょっとずつ大きな家に
引っ越し、ちょっとずつ揃えていきましょう。きゃー!たたかないで!

とまあこれは冗談ですが、まじめな話、ある程度の先行投資は必要と
思います。机でなくても、どこからでもいいのです。自分にとって最も
重要と思われるところから揃えていきましょう。

前回は机についてお話しました。今回は椅子とモニターについて。

椅子もかなり大事です。納得のいく良いものを買うことをお勧めします。
何しろお布団よりも長時間のつきあいになる可能性があるわけですから…。
椅子のせいで腰を痛めては目も当てられません。高いものはそれなりに
いいでしょうけれど、高い安いよりは自分に合うか合わないか。もっとも、
ある程度使ってみなければわからないのがつらいところですが…。

うっかり腰を痛めてしまったが、「締切が迫っていたので、仕方なく
寝そべってノートPCで訳した」とか(なんだか腰には悪そうですが)、
「高いところにPCを置いて、立ったままやった」という翻訳者さんの
話を聞いたことがあります。ううう、涙がちょちょぎれる・・・。

昔は立ち上がって本棚に行き、資料を取ってくる…という作業があり、
これがけっこう体をほぐすのに役立っていたのですが、いまはもう文字通り
「机に(PC画面に)べったり」状態が延々と続きます。「あれ、きょうの
午後って、一回でも立ったっけ?」ということもあります。(トイレに
行きなさ〜い!)

椅子から立たないということは、モニターから目を離さないということ。
疲れ目はつらいものですよね。

だからモニターもそれなりのものを購入しましょう。電器屋さんでずらっと
並んでいるモニターをよくみれば、たぶんお好みのものがあると思います。
コントラストが強くて疲れそうとか、映り込みが大きくて疲れそうとか、
そんなようなところをチェックしましょう。ネット上の口コミも役に
立ちます。中には寿命がびっくりするほど短いものもあるようですから、
そのあたりも口コミでチェック。

翻訳をやるにあたって、ヒマワリの花の色が自然に出るかどうか
なんてことはどうでもいいのでして、一にも二にも、疲れにくいもの。
これを選びましょう。

これは私たちの経験から言うのですが、モニターの質に関しては、
残念ながらかなり値段に比例します。高いモニターは、確かに
疲れにくいです。

モニターの質とは別に、大きさも問題です。あまりに小さいモニターは
作業効率が悪くなりますので、避けた方がいいでしょう。

アース&ピーチ宅は、いずれもデュアルモニターにしてあります。つまり
1つのPCに2台のモニターがつないであるのです。右のモニターから
カーソルをつつつつーと左へ移せば、左のモニターへ移動します。つまり、
いつもの倍の数の書類が開けるということです。

ちょっとぜいたくかもしれませんが、原文、訳文、CD-ROM辞書の画面、
ネット検索画面…などなど、ありとあらゆるものを同時に見る作業が
多いですから、2つあっても決して無駄ではありません。例えばワード書類
2つ、エクセル書類1つ、エディタ書類1つ、ブラウザの画面が2つ…
といった具合です。これを15インチのモニターでやろうとしても、
それは無理というものです。

場所と資金に余裕のある方は、ぜひ試してみてください。使い出すと
やめられません。(最近は、2つのモニターを1つにしたような
超巨大モニターも売られているようですね)

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┃2│アースの気が散る話
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最近、『築地』という本を読んでいます。
 →http://tinyurl.com/32qv3x
(変なアドレスですが、ちゃんとアマゾン書店に行きます)

アメリカの人類学者テオドル・ベスター氏が、1989年から17年にわたって
「築地市場」で行ったフィールドワークに関する本です。

まだ半分くらいしか読んでいませんが、人類学というだけあって、
主観まるだしの日本論ともただのエッセイとも異なるようで、最後まで
興味深く読み通すことができそうです。

『進化と人間行動』の次は築地。わたしの気は相変わらず散っている。
でも「人間行動」という点では同じかも。(しかーし。この次は
『ワープする宇宙』の予定・・・)

ところで、東京に住んでいる人でも案外、築地市場に足を踏み入れたことの
ある方は少ないのではないでしょうか。この本を読んでいると、一般観光客が
足を踏み入れられる場所を回るだけでも、間違いなく楽しそうに思えます。
築地が豊洲に引っ越す前に、ぜひとも見に行かねば。

市場を見に行くといえば、経済辞書の制作を終えたころ、上京中に
ぽっかりと時間があいたので、「そうだ、東証にいこう」と突然思いつき、
東京証券取引所に行ったことがありました。7年間も朝から晩まで365日
お付き合いした「経済」の、日本における中心地を見に行こうと。
(金融・証券用語には特に苦労しましたし)

兜町のあたりを歩いてみたかったので、茅場町のジャスダックを過ぎて
から北上。さすがに銀行や証券会社ばっかりだなあ、と感じつつ、
東京証券取引所へ入りました。

なるほど、金属探知器か。考えてみれば当然よね。見学者用の名札を
もらって、「東証アローズ」の見学を開始。(無料です)

東証アローズは、部屋の高いところにある環状の電光掲示板に株価が
映し出され、それがくるくる回っているあの場所のことです。テレビに
よく映りますよね。

あそこの周囲の高いところに見学コースが準備されていて、どの角度からも
あの部屋が見下ろせるのですが…それだけ。

そりゃあさ。「場立ち」がなくなったのだから、人いきれでむんむん、
紙がそこらじゅうに散らばって、誰もが手を突き上げて大声を出しているとは
思わなかったけどさ。

下の部屋では、なんだかヒマそうにコンピュータ画面を眺めている人が
数人いるだけで(ヒマでなかったらごめんなさい。ただそう見えました)、
カスとも音がするわけじゃない。

あの電光掲示板の表示は、取引が活発になると速く回転するそうですし、
何かあると(新規上場だったかな?)音が鳴るそうなのですが、わたしが
いた間はなにもなし。ちょっとつまんない。

でも、日本中、世界中にいる市場参加者(participantes en el mercado)が、
いまこの瞬間にここを仲介して取引を行っている、そう考えると、軽い感動を
覚えました。これはテレビや新聞では味わえないものでした。「場立ち」で
実際に取引している人がいない今の状態だから、余計に想像力が
膨らんだのかもしれません。

そういう意味では、築地は人とモノがなけりゃ始まらない、市場の原点。
やっぱり見に行かねば。そしてその次はNYSE(ニューヨーク証券取引所)
に行って、にやにや笑いながら取引開始の鐘を鳴らすのが夢です。(うそ)

◆編集後記◆
ピーチです。
今日から10月!
思わず周囲にキツネがいないか、木の葉の1枚も落ちていないか探して
しまいそうです(何かに化かされている気がして)。
とはいえ、3か月あればいろんなことができます(多分、翻訳者にだって
なれます)から、1つでも多くの達成感を持って2007年をおさめたいもの
です。

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