« 2007年9月21日 | トップページ | 2007年9月28日 »

2007年9月24日

 スペイン語翻訳者になろう vol.039

 おはようございます。
 2週続いた3連休最後の朝ですね。
 がっくりきているひともいるかもしれませんが、でもご安心ください。
 2週間後にはまたしても3連休が控えています。
 ほんとは「仕事が楽しくて連休なんて要らな〜い」というのが最高なのかも
 しれませんが。

 では、さっそく本題に入っていきましょう。

  ==<もくじ>=======================
    1) オフィス環境を整えよう その1
    2) ピーチのメタボリック雑記
  ==============================

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ オフィス環境を整えよう その1
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

在宅翻訳者となるのに必要なことはなんでしょう。

 1)言語能力
 2)言語以外の知識と資料
 3)自己管理能力
 4)忍耐と根性

1と2はもちろん絶対必要。3と4に欠けている人には厳しい。そして
5つめは、これも非常に大事な「環境」です。

いえあの、雨漏りしないとかすきま風が入らないとか近所にやかましい犬が
いないとか、そういうことではなく(それも大事ですが)…翻訳をするうえで
必須の「オフィス環境」のことです。

これも「最低限必要な資料をそろえよう」でお話ししたのと同じで、
大部分はお金で解決できる問題です。資料と違ってかかる費用は段違いに
高いですが、いちど投資してしまえば何年も使えますので、できるだけ
そろえましょう。

まず、誰がなんと言おうと必要なのは、当然ながら電話・ファクス・
コンピュータです。

今どきファクスがいるのかと思う方がいるかもしれませんね。

最近は、原稿がワードファイルやPDFファイルで来ることが多いですが、
個人の依頼による書類の場合は、やはり手書きもしくはタイプ打ちですので、
ファクスはまだまだ必須。特にスペイン語圏発の書類は、企業であっても
「これは手動のタイプライターなのでは〜!?」というようなものにいまだに
お目にかかります。

(大量に原稿がある場合は、最初の方だけファクスしてもらい、後ですべての
原稿を郵送または宅配してもらいます)

ファクス専用機を使っている人はほぼいないでしょうから、電話は問題ない
ですね(電話については、vol.7の「地方で翻訳者になるということ その1」
で、IP電話についてお話しましたので、ご覧ください)。

そして、なにより大事なのがコンピュータです。が、コンピュータ本体に
ついてはまた別の機会にまとめてやるとして、まずは周辺機器について。

まず、机。ご家庭の事情で不可能なお宅もあるとは思いますけれども、
できるだけ大きいものにしましょう。できれば会社で使っているような
奥行きのあるもの。これは多数の資料を同時に広げるためでもありますが、
最近は紙の資料はあまりないので、どちらかというとモニターと
キーボードを体から遠ざけるためです。

小さな机を部屋の隅にT字に置くという方法もあります。ただしその場合は、
モニターを体の正面に持ってくることはできませんが。

モニターも最近は薄型が主流になってきまして、ありがたいことですね。
これを机の最も奥に設置。机が小さいので、窓枠にモニターを置いている
という人もいます。とにかく、モニターの前にキーボードを置くわけですが、
最低でも手首、できればヒジを机に乗せてタイピングできるくらいの位置に
置きたいものです。

モニターとキーボードを遠くに置くのはもちろん、長時間連続して働いても
体(特に目・肩・腰)に負担をかけないためです。目からモニターまでの
距離は50センチ以上とか、少し見下ろす感じが良いとか、そのあたりの
ことは様々なホームページに書かれていますから、そちらをご覧くださいね。

集中するとどうしても体が固まってしまいますし、まばたきの回数も
減ります。私(アース)が辞書制作のときにやっていたのは、(もちろん
緊急時以外ですが)1時間に最低でも1分〜5分は姿勢を変えて、目を
閉じること。そのためにタイマーのソフトを使っていました。

「姿勢を変える」これがまたミソでして、自宅で他に誰もいないのを
いいことに、かなりお行儀の悪い格好をするようにしていました。
運良く電話がかかってきたりしたときは作業が中断できますから、
このときとばかりにいろいろな格好。(具体的にはないしょ)

と、話がずれはじめたので、今回はここでおしまい。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│ピーチのメタボリック雑記
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人間、どうしてもやる気が起きないときがあります。

・・・ありますよね?

自分の身近には「やる気がなくなったことがほとんどない」という驚異の人物
もいるにはいますが(このメルマガの共同発行人のことです)、そういう特別
培養の人は別として、平均的な人間でしたら、
「あ〜かったりー!なんにもしたくねー!」(言葉が汚くてすみません)
というときが必ずあるはずです。

「そういうときは無理に頑張ろうとせず、やる気が復活してくれるのを気長に
待てばいい」
と自分は考えております。

が、しかしです。
翌日に仕事の〆切が迫っている、なんていう瀬戸際的状況下で「Myやる気くん」
が何の断りもなく旅にでてしまったら、どうすればいいのでしょう?
旅から連れ戻すのは時間がかかるし、第一、気まぐれなやる気くんが旅立つ先を
書き残していってくれるはずもなく、探すあてもありません。

わたしのなかに住むやる気くんも宿主に似て自由人なので、〆切間際に忽然と
姿を消してしまうことがあります。

よって、これまでにも
「これはまずい。もうだめかも」
と思ったことは数知れずありました。

よく作家が「原稿を落とす」とか「編集者が遅れに遅れた原稿をもって印刷所
に走る」とかいう話を聞きます。
でも、そんな風に迷惑をかけても次の仕事が来るのは、その人にしか書けない
世界を持っている作家だからこそであって、実務翻訳者のように代替要員がい
くらでもいる(?)職種であれば・・・どうなるかは推して知るべしですね。

ですから、引き受けた仕事はなんとしてでも仕上げなければならない!のです。
しかも一定のクオリティは保った上で。

そんなとき皆さんならどんな風に「やる気氏」を連れ戻しますか?
ぜひ教えてください。

・・と言ってこのコラムを終えたら「こんないいかげんでも翻訳者になれるの
だ」というよろしくない印象をあたえてしまいそうなので必死にフォローいた
しますと、わたしの場合は、旅に出たやる気氏にお戻りいただくのはさっさと
あきらめ、「やる気もどき君」に登場願います。
「やる気もどき君」は「やる気氏」とは別ものですが、「やる気氏にちょっと
似た存在」、つまり「カラやる気」みたいなものです(「カラ元気」のやる気
版と考えていただければOKです)

「やる気もどき君」への登場要請の仕方はいろいろありますが、もっともスタ
ンダードなのは、自分を一度「型」にはめてみること。
これはいいかえると、仕事以外の部分から規則正しくすることです。

たとえば、朝起きて「顔を洗い、水を一杯飲み、新聞を取ってきて見出しに目
を通し、飼い犬の寝姿を確認し、窓を開けて今日の天気を予想する」という一
連の動作を何気なく行っているのであれば、どんなにかったるい気分の日で
あっても、その行程を(一部でも)辿ってみる。
その延長線上に仕事があるわけですから、「朝食の後片付けのあとは仕事」と
いう順番であれば、それを守ってとにかく机の前に座ることです。
そうすると、1行でも2行でも訳せてしまったりします。

また具体的なテク(?)として自分が時々使うのが、前から訳さずに、全体に
ざっと目を通して気が向いた部分(うまく訳せそうな気がする一文など)を取
り敢えず訳してみること。
訳した文を読み返して「なかなかうまく訳せたなあ」と悦に入り、その部分を
何度も眺め、かすかな自信(らしきもの)がわいてくるのを感じながら別の個
所に移っていく。
そのうち「やってみるか」という気になって、最初から訳しだす・・・という
次第です。
(しかし、まずは「型はめ」で机の前に座らないことには、テクを使うところ
まで至れないわけですので、やはり「型」が大事かなぁ。あと、クライアント
や翻訳会社のコーディネーターと知己の場合には「○○さんに迷惑をかけては
いけない」という気持ちから「もどき君」が登場してくれることもあります)

そうこうしているうちに、旅に出たはずのやる気氏が忘れ物を取りに(?)戻っ
てきて、いつのまにかもどき君と入れ替わっていることもありますし、心優し
いもどき君が最後まで居て根性無しの宿主を引っ張ってくれることもあります。

では、どんなに手を尽くしても「もどき君」が登場してくれなかったら?
そんな怖いことは考えたくありません・・・(!!!)


◆編集後記◆
アースです。
よく「いつ見てもやる気まんまんまん」で、常にパワフルエネルギーを
周りに発散している方がいますが、わたしはそんなじゃありませんので〜。
「やる気充填120%」になることもあまりないですが、逆に「かったり〜」
という状態になることもあまりないという、極めて消極的なものです。
(だからといって、物静かな人を想像されると困るのですが(笑))
ま、ピーチ型でもアース型でもどっちでもいいんです。仕事さえ時間内に
仕上がりさえすれば!!!


|
|

« 2007年9月21日 | トップページ | 2007年9月28日 »