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2007年9月3日

 スペイン語翻訳者になろう vol.033

 おはようございます。
 9月になりましたね。我が家の庭にはバードテーブルが設置してある
 のですが、安い小鳥の餌しか置かないからか、いつもスズメしか
 来てくれません。それもこの時期、稲穂が実るころになると、ある日
 突然来なくなるんです。今年は8月31日をもって終了。
 やっぱり、「産地直送・新鮮」な穀物にはかなわないか…。
 「スズメ食堂」は来年の5月まで閉店致します。

 さて、皆さまにお知らせです。先日からお知らせしております
 ピーチ&アース講師による翻訳講座の申込締切は「9月5日(水)」
 です!あと数名ならばお受けできますので、参加ご希望の方は
 お早めにどうぞ。詳細は本メルマガ最後の広告か、もしくは直接
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 から直接、資料請求・お申し込みください。

 それでは第33号です。

  ==<もくじ>=======================
    1) きょうのキーワード 【colocar】
    2) 実際に訳してみよう
    3) アースの気が散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│きょうのキーワード 【colocar】
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この動詞の基本語義は、皆さんご存知の「〜に置く、配置する」ですが、
そこから転じていろいろな使われ方をします。

よく見られる例は

San Roque se ha colocado a la cabeza del aumento poblacional en Cadiz.
(サンロケ市はカディス県のなかで人口増加率ナンバーワンとなった)

のようなものです。

また、経済の文脈では「(株式を)上場する」「貸し付ける、貸し出す」
「投資する」の意味で使われることも多いです。

これらの用法については、ぜひ私たちが書いた『スペイン語経済ビジネス用語
辞典』(カシオEX-word搭載)を確認してみてください。

今回の「実際に訳してみよう」のコーナーでは、「上場する」の意味で使われ
ている例に挑戦することにしましょう。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│実際に訳してみよう
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◇本日の課題

Vocento pretende colocar en las proximas semanas en el mercado de
valores espanol un 20 por ciento de su capital social.

【語注】
Vocento      :ボセント社。スペインの総合メディア大手
mercado de valores :株式市場、証券取引所
capital social   :資本金

【直訳】
ボセントは、次の数週間のうちに、自分の資本金の20%をスペインの株式市場
に上場することを狙っている。

※直訳から練り訳へのヒント※
スペイン語の原文を直訳すると以上のようになりますが、実際は資本金を上場
するわけではなく、「資本金の20%に相当する株式を上場する」ということで
すから、練り訳では実際の意味を汲み取って訳し変えなければなりません(日
本語で「資本金を上場する」とは言わないため)。

【練り訳】
ボセント社は、今後数週間以内に、自社の株式の20%をスペインの証券取引所
に上場する意向である。

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3│アースの気が散る話
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

近ごろこの某田舎に、いわゆる暴走族「もどき」が出没します。

遠くのほうから音しか聞こえないので、どんな姿かはわかりませんけれど、
皆さんご存知のカラぶかし騒音を発生しつつ走る、あれです。

ここらの高齢化率は相当なものなので、夏休みで暇を持て余している
高校生だろうと思うのですが…。

しかし、むなしいことこの上ない。

都会で聞いていてもかなりむなしい(悲しいというべきか)ですが、
田舎で聞くと、むなしさが強調されます。

まず、数が少ない。「集団暴走行為」というだけあって、大集団で
走らないと意味がないでしょう。

次に、音が決してすぐ近くまで寄ってこない。家と家の距離も離れて
いるし、幹線道路から家までの距離もけっこうあるからねえ。

だから、反応する人(怒る人、不快に思う人)がいない。
そのあたりのばあちゃんなんか、「なんだかにぎやかだねえ」とでも
思っているかもしれない。

本当にうるさければまず腹が立ってそれどころではないでしょうけれど、
こんなところで気を落ち着けて(?)聞いていると、皆が反応するから
彼らは喜ぶのだ、という真実がより鮮明に見えてきます。

そんなふうに、衆を頼んで(衆になってないけど)しか自己主張
できない彼らを見ていると、すごく悲しくなります。

同じように悲しくなるのが、車で走っていて、やたらと後ろから
くっついてくる車。わたしはセーフティードライバーを自認して
いますが、田舎道ですと、「ゆっくり走っても意味のない道」
(人、なし、曲がり角、なし)というのは実際あるものでして、
そういうときには周りに合わせる程度にはスピードを出します。

それでも、やたらくっついてくる車というのが必ずいる。これも
かなりむなしい。

そういう車が来たときには、まず、善意の解釈。

  「トイレに突進中なのだなっ」
  「マグロの解体ショーを見逃したくないのだなっ」
  「7時半からの名探偵コナンをどうしても見たいのだなっ」

などど勝手にストーリーを考えて楽しみつつ、先に行ってもらうように
しています。これ、けっこう楽しいし、腹も立たなくなりますので、
お勧めです。

が、ときには、何が楽しいのか、ぬかさないくせに(あるいはぬかす
技術がないのか?)ずっとぴったりつけてくる車がいます。(わたしは
これを「ひっつき虫」とよぶ)

たぶん、わたしがびびりまくって冷や汗かいているとでも思って、
楽しんでいるのでしょう。(うう、むなしい)

しかし。あ〜あ。

わたしの後ろでそれをやっちゃあ〜。どんどん遅くなるよ。
くっつけばくっつくほど、遅くなるよ。ほ〜らほら。ノロノロ。
あらら、我慢できなくなって抜かしていっちゃった。

たいていの車は、これに耐えられないようで、すぐに抜かしていきます。
そっちから仕掛けておいて、忍耐力がないよ、あんた。

これをやるのは、相乗効果で(?)スピードが上がって、揚げ句の果てに
事故に巻き込まれるのがまっぴらごめんだからですが、事故を防いで
あげている、と言えるかも。

都会では逆にトラブルの元かもしれませんが、田舎では70〜90キロなんて
高速並のスピードも普通ですから、遅くしてやらないと、本当に危ない
のです。実際、この「ひっつき行為」で事故になったケースが数々
ありますしね。

だから、感謝なさいよ。そしてできれば、自分の行為のむなしさに
気がついてください。

ピーチが先回の雑記で、人と人との関わりについて書いていましたが、
車社会では会話ができないぶん、態度(車の動き)で示したいものよ、
としみじみ思うのでした。

◆編集後記◆
ピーチです。新講座の開講日が迫ってきました。
今回の講座はいままでに類を見ない新機軸で、主催者側としてもどう展開して
いくのかドキドキものです。
一緒にドキドキしたい方(?)、ご参加をお待ちしております。
「お嬢さん(&お坊ちゃん)、おはいんなさい♪」
の大縄は、5日水曜日午後23時59分まで回っていますよ〜。

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       実務翻訳者に必要な能力を徹底的に鍛えよう!

      ス┃ペ┃イ┃ン┃語┃翻┃訳┃者┃養┃成┃
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  ※本コースは「自主学習」講座です(添削講座ではありません)。すで
   にある程度のスペイン語力を備えた人が翻訳の力を高めるには、自分
   の間違いを自ら発見し、正しい(より良い)文章へと自ら書き直す訓
   練を行う「能動的」な方法がもっとも効果的であると私たちは考えて
   います。(もちろん、自力でそれをできるだけの材料は提供します)

  ※セミナーに出席できない方のために、自主学習コースのみの
   参加も受け付けます。

   ※前回開催されたセミナーの様子や参加された皆さんの声は
    こちらでご覧いただけます。
    →http://www.pie.vc/report/course_report01.html

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