« 2007年8月3日 | トップページ | 2007年8月17日 »

2007年8月6日

 スペイン語翻訳者になろう vol.028

 おはようございます。
 そろそろ夏休みの方もおられるでしょうか?
 夏といえば!スイカ! じゃなくて、ペルセウス座流星群です。
 今年の極大(いちばん流星が飛ぶ時間)は13日20時頃と予想されて
 いますが、この流星群は前後数日間にわたってけっこう飛びます。
 ぜひご覧になってはいかがでしょう。
 今年は特に、月が出ていませんので、流星観測には絶好です。
 流れ星さんに「しごとっ!しごとっ!しごとっ!」と
 お願いしましょう。流星が見えている時間は約0.1秒なので、
 がんばって。

 さて、仕事に向かってれっつごー。28号です。

 ※当メルマガも10日(金)と13日(月)の2回にわたって
  お休みをいただきます。次号は17日(金)です。

  ==<もくじ>=======================
    1) 地方で翻訳者になるということ その2
    2) アースの気が散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 地方で翻訳者になるということ その2
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最初のこのコーナー(vol.7)からずいぶんと経ってしまいました。

先回は、主にハード面の充実を図りましょう!という話でした。
PCや電話やなんかですね。みなさん、もうばっちりですか?
なんてね。

さて、きょうはソフト面についてです。最初は地方翻訳者としての
翻訳会社とのつきあい方などを書こうと思ったのですが、ちょっと
方向が違ってきてしまいました。

「地方翻訳者」というよりも、周りにスペイン語の匂いがまったく
しない環境で、1人孤独に勉強や仕事を続けているすべての方に、アース
より捧げます。(雑記風で少々長くなってしまいました。お付き合い
下さい)

都会から出たことがなくても、スペイン語というマイナー言語を
勉強しているだけで、誇らしく感じる反面、なぜだか居心地の悪い思いを
したことのある人は大勢いると思います。

どこかの教室で日常スペイン語会話を勉強しているレベルなら
まだしも、仕事を目指しているとなると、周りの人からは

 かっこいい→なんとなくもうかりそう→夢の印税生活?

という、通り一遍の誉め言葉(というか勝手な夢想)が出てくるだけ。

おそらく、「(スペイン語)翻訳者」というものに関する想像力が、
そこで尽きるのでしょう。ある意味仕方のないことです。周りに
1人もいないのですからね。

しかも田舎となれば、英会話学校さえなく、「外国語」という
ものに無意味な拒否反応を示す人が多くいます。

嫌うとか排斥するとか、そういう悪意の拒否反応ではありません。
「なんとなく別世界の人」扱いされるだけ。でもそれは逆に言うと、
仲間扱いしてくれないということですよね。

別に仲間にしてくれなくたっていいのですが、「あの人、なにやってるか
よくわからない」という周りの目は、かなり達観している私でさえ、
ときに厳しいものがありました。

まったくもって納得がいきませんが、これが現実。「そういう思いを
したことがない」という人は、よほど精神が強いか、あるいは
かなり幸せな人だと思います(周りに恵まれている)。

加えて、他人の目ならまだしも、特に勉強段階が長く続くと、
家族の目まで厳しくなってきます。

家族で過ごしたい週末をつぶしてまで課題をこなす。人知れず起きて
ゴソゴソ辞書を引く。家族の冷たい目を我慢して努力しても努力しても、
自分の実力が上がっているのかどうかすらわからない…。

これはスペイン語翻訳の勉強だけに限った話ではない(他のどんな
資格や仕事でも同じ)でしょうけれど、スペイン語翻訳の場合は
特に「最終ゴール」が本人にも家族にもはっきりと見えないので、
この先どうなるの、いつまでやっていれば終わるの、どうなれば
終わりなの…という疑問がわきでてくるのでしょう。つらいことです。

じゃあどうすれば…?

いつものテーマなら、ちゃらら〜んと解決策を提示するところですが、
今回に限ってはそれは無理そうです。

私自身はもともと独立独歩の人で、周りが何を言おうと動じない質なの
ですが、それでも上で書いたようなことで少しは落ち込んだりしました。
だから周りに気を遣う人のつらさはいかばかりか、と思います。

ひとつだけ消極的な助言があるとすれば、以前のピーチの雑記にあったように、
「何があってもやめないこと」でしょうか。

大学卒業後、私が仕事をいただくようになるまでに、誰かと一緒に勉強した
ということはただの一度もありません。手紙や電話であっても、勉強の進行
状況を報告しあえる仲間は1人もいませんでした。それでもなぜか?
やめる気にはなりませんでした。

結局、続けられた動機は「好き」のひとことに尽きるのかもしれません。

一方で、本当に長い間、スペイン語学習と翻訳の仕事をやってきて
感じるのは、どんなに好きなことであっても、何年かに一回は、必ず
スランプがやってくるということ。

スペイン語の実力にしてもそうだし、人によって幅は異なるでしょうけれど、
精神状態の上下も必ずあります。でもそれらをがんばって乗り越えてしばらく
したとき、ふと
 「あ、一段階上がったかも」
と感じることがあります。

前にはできなかったあんなことやこんなことが、いつの間にか
できるようになっている。それってすごいことじゃない?
やめていたら、できるようにはならなかったのですから。

それに考えてみて下さい。こんなメルマガが成り立つということは、
自分のこととして読む人たちがそれなりの数いるってことです。
姿は見えないけれど、仲間がたくさんいる。
そう考えて共にがんばりましょう!

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2│アースの気が散る話
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日々気が散っているわたしですので、好きなものはそりゃもうたくさん
あります。よく「多趣味」と言われますが、自分では逆に「無趣味」の
ように思えます。

ともあれ、そんな中でも音楽が大好きです。音楽がなければ生きていけない…
と思うほど。聞けない時は自分で歌います。へたですが。

このあたりはNHKFMですら入りにくく、ここに来た時はほんとうに
音楽に飢えていました。買えるCDの数にも限りがあるし、何より
最新の曲が聴けないのは、麻薬が切れたようで辛かったです。

(学生のころは、「地下鉄のない所に住むなんて考えられない」と
思っていましたが、FMすら聞きにくいところに来てしまった…。
人生わかりません)

いまはインターネットラジオが非常に充実しているので、ほとんど
どんな音楽も好きなだけ聞くことができます。わたしにとっては
夢のような状態です。

聞ける状態にあるときは、必ず聞きます。特に仕事中のBGM
としてはかなり重要です。ただし日本語の歌は、頭に言葉が入って
きてしまうのでNG。

ふつうのポップスを流す局だけでも、アメリカ発のラジオと
ヨーロッパ発のラジオは傾向がまったく違っていて、なかなか
おもしろいです。

一年中クリスマスソングばかり流す局があったり、一日バロックを
流している局があったり。つい最近は、ある局で、何年かぶりに
ベートーベンの『運命』を全編聞きました。ふつうのラジオでは
なかなかできないことですよね。

スペインのマジョルカ島かどこかのラジオは、音楽も流すけれど、
その間のおしゃべりが長〜い。
とにかくしゃべるしゃべるしゃべりまくる。
早口なのでほとんど聞いてません(聞き取れません)が、
「このひと、いつ息してるのかね…」と思うほど。

他にも、どこの国の誰がやっているのかさっぱりわかりませんが、
“World Music”を謳うネットラジオなど聞いていると、アフリカの
どこかの民族音楽の後に、とつぜん日本のアニメソングが
ちゃらららららと流れたりして、爆笑モノです。
まさにワールド・ミュージック。

仕事中、特に集中を必要とするときは、アニメソングは困りますので、
ハウスとかトランス。(ハウスって、ビニールハウスじゃありません
ので、念のため)

リズムがずっと同じでややアップテンポ、歌詞がなく、周りの雑音が
消えてくれるからです。ふつうのFMラジオで流れているような音楽
をいつも聞いている人には、「かなりやばい」感じがする音楽かも
しれません。

なぜ「トランス」というかって、ウィキペディアによると
  脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な
  様式からトランスと呼ばれている
そうで。

そんな音楽をバックに翻訳しているわたしっていったい・・・。
(ごく普通のポップス歌手のファンクラブに入っていたりもします。
その人のコンサートを聞きにアメリカまで行っちゃったりします。
ミーハー街道ここに極まれり)

-[予告]-----------------------------------------------------------

   ★☆★ 実務翻訳者に必要な能力を徹底的に鍛えよう! ★☆★

      ス┃ペ┃イ┃ン┃語┃翻┃訳┃者┃養┃成┃
      ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
   自┃主┃学┃習┃+┃セ┃ミ┃ナ┃ー┃合┃体┃講┃座┃(仮称)
   ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛

            ★9月開講予定★

 当メルマガで実践中の「ちょくねりメソッド」を用いて、約3ヶ月にわた
 り、実務翻訳者に要求されるレベルの正確な訳文作成能力と日本語表現力
 を磨く、「自主学習コース+セミナー」の合体講座を開講します!

○本コースの前期では、約2ヶ月にわたって一定の量の「直訳」練習を徹底
 してこなすことで、できるかぎり直訳の精度を上げることを目標とします。
○前期終了後、その直訳を商品価値のある日本語(練り訳)に仕上げるため
 のコツを伝授する「翻訳力VS日本語力セミナー(仮称)」を対面式で行
 います(10月下旬か11月上旬に実施予定)。
○セミナーの後に始まる後期では、セミナーでの指導内容に沿い、第一期と
 同じ課題文を使用して、直訳時の正確さを保ちながらも日本語として読み
 やすい「練り訳」の訓練をしていきます。(期間は約1ヶ月)

      ◆◇ 実務翻訳者になるという夢をまた一歩 ◇◆
     ◇◆ 具体化させる、正に実戦的な講座です ◆◇

  ※本コースは「自主学習」講座です(添削講座ではありません)。すで
   にある程度のスペイン語力を備えた人が翻訳の力を高めるには、自分
   の間違いを自ら発見し、正しい(より良い)文章へと自ら書き直す訓
   練を行う「能動的」な方法がもっとも効果的であると私たちは考えて
   います。(もちろん、自力でそれをできるだけの材料は提供します)

  ※本コース前期と後期ではインターネットを利用します。

  ※セミナーに出席できない方のために、自主学習コースのみの
   参加も受け付けます。

  ※詳細は8月中旬以降の当メルマガにて発表予定!(今回お知らせした
   内容が一部変わることもあります)

  ※前回7月に行ったセミナーの様子がこちらでご覧になれます。
   →http://www.pie.vc/report/course_report01.html

------------------------------------------------------------------

◆編集後記◆
ピーチです。
お盆前ですが、すでに休みに入っていらっしゃる方も多そうですね。
メルマガのリアルタイム読者もぐっと減る時期でありましょう。
「いたずら大好き」な自分としては、こんなときどさくさにまぎれて何かみょ
うちきりんなことをしてみたくなるのですが、一人でやっているメルマガでは
ないので。。。アースの評判を落とさないためにもやめておきます。
では、皆さん、楽しい夏休みを!
(前書きでお知らせしましたとおり、当メルマガも2回お休みします。8月17
日にお会いしましょう)

|
|

« 2007年8月3日 | トップページ | 2007年8月17日 »