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2007年6月25日

 スペイン語翻訳者になろう vol.016

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

       スペイン語翻訳者になるのに何が必要?
         才能?コネ?学歴?留学経験?
               いいえ。
         「絶対になる!」という信念と
            的を射た努力だけ。

         現役の実務翻訳者である私たちが
        あなたの夢の実現のお手伝いをします。

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 おはようございます。
 本メルマガ発行人の2人は、目下、7月に行なう「スペイン語翻訳力UPセミ
 ナー」の準備に追われています。
 よりよいものを提供するために、講師2人は、細部にわたり「あーでもない
 こーでもない」と議論と熟考を重ねております。
 今回はかなりはやく定員に達してしまいましたが、またそのうち、別の趣向で
 楽しい(苦しい?)場を設けたいと思っておりますので、ご関心がおありの方
 は、ぜひ道場破りにいらしてくださいね。
 ともにスペイン語に「再」開眼しましょう。

 本号の「ちょくねりメソッド」でも開眼していただけるかな...(眠くなっ
 て「閉眼」されてしまったりして!)

  ==<もくじ>=======================
    1) 「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
    2) アースの気の散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)

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┃1│「ちょくねりメソッド」で翻訳に挑戦しよう
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◇本日の課題

Espana y Francia presentaron hoy a sus socios la base de lo que
podria ser un acuerdo para la reforma del fallido Tratado
constitucional, en un "conclave" de ministros de Exteriores que
confirmo' el aislamiento de Polonia.
                 Luxemburgo, 17 jun(EFE)

【語注】
socios:ここでは「EU(欧州連合)加盟国」のこと。
Tratado constitucional:大文字なので「(欧州)憲法条約」のこと。
conclave:もとは教皇を選出するための秘密会議のことですが、そこから
     派生して、「重大な問題について(特に長時間にわたって)
     行われる困難な会議」のことを指すことがあります。ここでは
     EU内の話ですので、"conclave" de ministros de Exteriores
     =「外相理事会」のこと。

【直訳】
スペインとフランスはきょう、外務大臣たちの「コンクラーベ」において、
失敗した憲法条約の改革のための合意となりうるものの基礎を仲間たちに
提示した。コンクラーベは、ポーランドの孤立を確認した。

※ "conclave" de ministros de Exteriores をそのまま「外相のコンクラー
ベ」と訳すのも楽しいですが、日本では「コンクラーベ」という名前がそれ
ほど浸透していないので、「外相理事会」としたほうが良いでしょう。

【練り訳】
スペインとフランスは17日、EU(欧州連合)の外相理事会で加盟各国に対
し、頓挫している欧州憲法条約の改革に関する合意の基礎となる案を提示し
た。同理事会では、ポーランドの孤立が明らかとなった。

※la base de lo que podria ser un acuerdo のあたりを練り訳でそのまま
残すのは難しいですね。しかし日本語では原文と順序が逆、つまり「合意と
なるであろう基礎」になりますので、これだけで合意がまだ得られていない
(=podria ser の段階)ことがわかります。従って無理に podria のニュ
アンスを入れる必要はないでしょう。

※練り訳では「となる案」を補足しました。「基礎を提示した」でも絶対だ
めということはないですが、具体性に欠けてわかりにくいですよね。いちお
う調査してみましたら、同じことを伝えている記事で Propuesta de Espana
y Francia para desbloquear el Tratado という表現がありましたので、上
記のように補足しました。よって「案」でなく「提案」でもOK。

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┃2│アースの気が散る話
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今夜は蛍を見に行きましょうか。
我が家から車で10分くらいの田んぼです。

ここは街灯もない中山間地で、かなり遠くに家が一軒あるだけ。でも、
この地域も10年前に比べると驚くほど明るくなってしまいました。
月もないのに、懐中電灯なしでじゅうぶん歩けます。

といっても、ふつうの人には怖いかも。わたしは高校生の頃から
天体観測なんてしてましたので、暗いところでもまったく平気です。
(人間がうじゃうじゃしているオバケ屋敷のほうがずっと怖い)

聞こえるのは田んぼに流れ込む用水路の水音と、葉擦れの音だけ。

だんだんと目が慣れてくると…ほら、ひとつ見えました。
あ、またひとつ。薄い緑色の光がゆっくりとまたたいています。

気がつくと、そこらじゅうでふわふわと光っています。
たぶん20匹くらい。ちょっときょうは少ないかな。

ときどき、こちらのほうにフラフラ飛んでくるものもいます。
おっと、頭の上を飛んでいる。そのまま目で追っていくと…
あらら、星になってしまいました。

ほら、星もきれいですよ。天の川に見えるのは…あれは雲。
ざんねん。そうそう、あんなところに天の川はありません。

あそことあそこでギラギラと輝いているのは木星と土星。
遠くの星々が控えめに輝くのと違って、惑星は「節操のない」
光り方をします。特に金星は、街灯やUFOと間違える人も
いるほど。

気がつけば、すっかり夏の星座になっているなあ。。。

◆編集後記◆
アースです。
ホタルを見に行ったのは、まさに「仕事の空隙をぬって」。
いつもいつもこんなふうに心と体に余裕があるといいのですが、
実際問題としてなかなか・・・。
おかげさまで風邪は良くなりましたが、空咳がなかなか
治りません。数年ぶりの風邪、しつこい!

皆様も夏風邪にはお気をつけあそばせ〜。ではまた。

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