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2007年6月4日

 スペイン語翻訳者になろう vol.010

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

       スペイン語翻訳者になるのに何が必要?
         才能?コネ?学歴?留学経験?
               いいえ。
         「絶対になる!」という信念と
            的を射た努力だけ。

         現役の実務翻訳者である私たちが
        あなたの夢の実現のお手伝いをします。

     ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 今日は6月4日、「虫歯予防デー」ですね。

 ・・・ということはこの際どうでもいいのです。

 こたびのセミナーには沢山のお申込みを頂き、本当にありがとう
 ございます。

 私たちが作ったセミナー課題は、従来のスペイン語関連教材の常識を
 打ち破る(?)、斬新で歯ごたえ十分なものとなっていますので、
 参加される方は、きっとおたまげになる(・・この日本語、やっぱり変?)
 と思います。
 同じ課題は、「添削コース」でもご堪能いただけますので、「挑戦して
 みたい」という方は、ぜひ「参戦表明」を!
 お待ちしております。

 では、今日も元気に本論に突入しましょう。やー!

  ==<もくじ>=======================
    1) 最低限必要な資料〜番外編〜
    2) アースの気が散る話
  ==============================

  ※スペイン語の表記:このマガジンは比較的上級者を対象としている
   ことから、基本的にアクセントおよびティルデを入れていません。
   ただし動詞など重要な部分については入れることがあります。
   例)bajo → bajo'(動詞、三人称点過去の場合)


┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1│ 最低限必要な資料〜番外編〜
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本屋さんで、「これは買っておけば(翻訳に)役立ちそうだ」と思う本が
見つかった場合、あなたならどうしますか?

 1)とりあえず買っておく
 2)値段を見て、「この金額なら」と思えば買う
 3)まあ今日はいいや、とやめておく

2)や3)を選ぶ人が結構多いのではないでしょうか?

しかし、経験上申し上げると、翻訳者(志望者)たるもの、ここでは1)を
選ぶべきでしょう。

前回のコラムにもあったとおり、「資料はお金で変える実力」です。
そしてその「実力」はいまこの瞬間を逃せば、消えてしまう(本屋から、
というより自分の記憶から)ことのほうが多いのです。

いま改めて自分の本棚を観察し、ちょっとした発見がありました。

それは、ずっと昔、「とりあえず買っておこう」と思って買った語学参考書や
辞書や資料本のうち、相当な部分が購入直後ではなく、数年を経た後に大いに
役立ってくれているという事実です。

資料本の効力には「時差」がある・・・のかもしれません。

そして、もしも似たような資料本が数冊あって、どれを買うかを決めるとき、
何を判断基準にしますか?

 タイトル?
 価格?
 著者?
 中身?
 装丁?
 カバーの硬軟?

本屋の店先でちょこっと立ち読みしたくらいでは、どれが本当に役立って
くれる本であるか判断するのは難しいかもしれません(ネット書店だったら
余計に)。

そんなときのために自分なりの判断基準を日ごろから持っておくといいと
思います。

ご自分のお持ちの資料本で、「これは買ってよかった」と思うものたちをよく
よく眺めて見れば、判断材料になりそうなものが何かしら浮かび上がってくる
のではないでしょうか。

私の場合は「目次がしっかりしているもの」や、「自分の苦手な分野や
知りたい分野をきちんと説明してくれているもの」です。
(これ、辞書には当てはまらない基準ですが、辞書の場合、自分はほぼ無条件
で買ってしまうので、基準はなくてもいいんです)

また、ついつい安物買いに走ってしまう傾向のある方へ。

資料本を読むのには、「時間」という稀少な資源を投じなければなりません。
それならば、投資に見合った(できればそれ以上の)リターンを返してくれる
ものを選びましょう。

多少高くても、「これはいい!」と思ったものに投資すれば得るものは大きい
はずです(本のみならず、AV教材や語学学校やセミナーなどでも同じことです
けれど)。

「高ければ良い」というものではありませんが、
「高ければそれだけ買う人も少ない」
 →「そこに載っている情報は、あまり沢山のひとが知らない希少価値」
ともいえると思います。

多少高めの金額を払うだけで、持てる情報を差別化できるなら安いものでは
ないでしょうか。

「お金で買える実力」で、「できる翻訳者」へのショートカットキーを作って
しまいましょう。

●今日のことわざ●
Lo barato cuesta caro.「安物買いの銭失い」

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┃2│アースの気が散る話
┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ホストファミリーというのを初めてやることになりました。

わたしの住む町で何人かまとめてアメリカ人を受け入れることに
なったのですが、受け入れを渋る人が非常に多くて「たいへん
困っています」とかで、役場の人にすがるように頼まれました。

我が家はこの田舎町では、何をやっているのか、何を考えているのか
まったくわからない「宇宙人家族」に見えるらしく、引っ越して
きたときから悪目立ちしていたから、担当者の頭に浮かぶのも
不思議ではないけどね。

いままでに何人か外国人のお友達は泊めているので、特に
構えることもなく、「ふつうに暮らせばいいわね」と話し合って
いました。それが草の根の交流ってものだし。

しかし先日。ホストファミリーの事前打ち合わせの会というのに出席
して、みなさんのあまりの熱心さに、思わず引いてしまうほどでした。

あれとこれをやって、これはアメリカ人には難しいだろうからやめて、
でもあそこも見せたいしこれも食べさせたいし・・・なんて。

そんなに気張って迎えたのでは、「ふだんの日本」は見てもらえない
のではないかなあ。ほんの3泊4日の日程なのに、すでにスケジュール
ぎっしりで、ホストファミリーとゆっくり過ごせる時間は、朝夕を除くと
たったの半日。

わたしだったら逃げるぞ。すったかたー。

我が家に来る予定の夫婦は、バードウォッチングとガーデニング、ブリッジ
が趣味だというので、早朝に双眼鏡をもって家のまわりを散歩して、あとは
ブリッジでも教えてもらおうかな、なんて考えてます。

(おもしろかったのが、役場からもらった夫婦の「データシート」の
趣味の欄で、「ガーデニング、テニス、ブリッジ?」と、ブリッジの
ところに「?」がついていたこと。ひょっとして、仰向けにひっくり返る
あの「ブリッジ」だと思ったのだろうか…。わははは)

◆編集後記◆
今回のメインテーマはいかがでしたか?
資料の重要性は日々実感するところですが、今は大きな情報源としてネットも
ありますね。

ネット情報を過信するのが危険であることは言うまでもないですが、上手に賢
く使う方法(=調査術)を身につければ、それは翻訳者の命綱となり、翻訳の
森で迷ったときの羅針盤となってくれます。

今日の一句。「ほんやくしゃ、右手に辞書、左手に調査術」・・・お粗末。

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